ニコンV3のベストモーメントキャプチャーを試す
京都シリーズをちょっと休憩して、以前少し触れたニコンV3の「ベストモーメントキャプチャー(BMC)」について書いてみたいと思います。
当初、不勉強で、この機能について気が付かなかったのですが、今回試してみて、結構、使える感じがします。
BMCの詳しい機能説明は省きますが、乱暴な言い方をすれば、今流行のドライブレコーダーの写真版のようなものでしょうか。(間違ってたらごめんなさい)
シャッターボタンを半押してる間、常に40コマの静止画を一時記憶してくれます。(カメラが自動的に先取り撮影をやってくれます)
そしてシャッターボタンをを全押しした前後に一時的に記憶した40コマの写真から、最大40コマの画像を選択して保存することが出来る機能です。
簡単に云えば、シャッターを全押しした時点で、その直前の写真も記録してくれる機能のようです。
つまり、野鳥の飛び出しシーンを撮る時には、今までは、そのタイミングを外してしまうと、フレームに収まらなかったり、フレームアウトしてしまうことが多かったのですが、この機能を使うと、タイミングが少しずれてシャッターを押しても、常にその前後の場面を40コマ分、一時記録してるため、押す瞬間の少し前のシーンを取り出すことが出来ます。(ちょっと説明が分かり難いですね。)
まず次の写真を見て下さい。
この3枚の写真は、40コマの中から、3枚を取り出したものですが、実際にシャッターを押したのは、2枚目あたりでしょうか。
次はヒヨドリが飛び立つシーンですが同じように、同じように40コマの中から、選んだものですが、多分シャッターを切った瞬間は3枚目あたりのところかもしれません。
でもしっかり、その前の瞬間をとらえてるのが分かります。
ここで、ちょっとこの機能を使って撮った写真を、ムービーメーカーを使って、動画風に仕上げてみました。
スズメは40コマのうち39コマの写真を、ヒヨドリは40コマの写真のうち13コマを使っています。(コマ送りは0.1秒に設定)
上のスズメとヒヨドリは、雨模様の暗い所で撮ったので、今度は晴天の時に試したものを同じように並べてみたいと思います。
偶然、高圧線に止まっていたチョウゲンボウを狙ってみます。
電線に止まってるところは普通に、手持ちで撮ったものです。(トリミングあり)
このチョウゲンボウの飛び出しを撮るために、BMCにセットして、シャッター半押し状態で飛び出しの瞬間を待ちます。
時間がかかると、リセット状態になりますが、都度、半押しを繰り返しながら待機!!
そして、飛び出した瞬間に、シャッター全押しにします。
待機していたものの、突然予測無しに飛び出した場合は、どうしてもタイミングがずれるのですが、40コマ、見事にとらえてました。
40コマの内、次の3枚を、トリミングして仕上げてみましたが、如何でしょう。
この時のAFは、固定されてるようで、飛ぶ方向によっては少しピントが甘くなるようです。
ちょうど、置きピンで撮るような感じでしょうか。
次に、アオサギの飛び出しです。
逆光で、後姿ですが、同じように撮ってみました。
このシーンも、動画風に編集してみましたが、今回は、もう少しスローで…(コマ送りは0.5秒に設定)
この動画には、原画そのまま使っています。
如何ですか、なかなか面白い機能です。
このBMCには「スロービュー」の機能もついてるようで、もう少し使いこなしてみますね。
*文章で、上手く表現できなくて、分かり難かったり、間違ってるところがあるかもしれません。ご容赦ください。
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