昆虫

2014年10月21日 (火)

ヒメクロホウジャク(姫黒蜂雀)2014

≪記事の訂正とお詫び≫

今回、ホシホウジャクを載せたつもりでいたのですが、「ヒメクロホウジャクでは?」とのご指摘を受け、改めて調べて見ると・・・・・・確かにヒメクロホウジャクでした。

いつもの思い込みで、申し訳ありません!

記事を訂正させて頂きますね。

 

 

ホシホウジャクを撮りに行きながら、コスモスがメインになってしましましたが、肝心のホシホウジャク(クロヒメホウジャク?)、1匹だけ見つけました。

ヒメクロホウジャク(姫黒蜂雀)

ヒメクロホウジャクも、ホシホウジャクやオオスカシバなどと同様、ハチの仲間ではなく、スズメガの仲間です。

長い口を伸ばして、ホバリングしながら、蜜を吸ってる姿は、まるでハチドリのようです。

ハチドリの別名を「蜂雀」と云うそうですから、名前の由来にも関係してるのでしょうか。

(ISO:800 f:5.6 SS:1/1600 補正:+0.3) 焦点距離:300mm(35ミリ換算810mm)

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次の写真は、SS:1/2000、さすがに翅がぴたりと止まって、ヒメクロホウジャクの特徴である後ろ翅の黄色がよく分かります。

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反対に次の写真は、SS:1/200で、さすがにピントは頭だけ??

まるで、ディズニーに出てくる「スティッチ」の顔のように見えます。

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今までホウジャクの仲間を撮る時には、100ミリマクロ(35ミリ換算160mm)で撮ることが多かったのですが、今回は、ニコンV3(1 NIKKOR VR 70-300mm f/4.5-5.6)。

焦点距離:300mmの最短撮影距離が1.6mなので、離れたところからゆっくり狙うことが出来ます。

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次も写真は、同じく、マクロ的に撮ったものですが、こんな撮り方もできます。(ノートリ)

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この後、オオスカシバも探してみたのですが、結局、このヒメクロホウジャク1匹だけでした。

*今回間違えたホシホウジャクとヒメクロホウジャク、見た目が良く似てるのでこれからも気を付けたいと思います。

ご指摘頂いた方から、頂いた参考サイトです。比較してみて下さい。

(ヒメクロホウジャク)

http://www.jpmoth.org/Sphingidae/Macroglossinae/Macroglossum_bombylans.html

(ホシホウジャク)

http://www.jpmoth.org/Sphingidae/Macroglossinae/Macroglossum_pyrrhosticta.html

ちょっと寂しいので・・・・・・・・・・おまけです。

夕刻のある日、西の空に、こんな光景が見れました。まるで後光が差してるようで、思わずパチリ!です。

この写真はニコンV3ではありませんよ!!

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2014年9月22日 (月)

ニラの花に集まる虫たち(ヒメアカタテハなど)

M公園では、ヒタキの仲間で賑わってますが、そんな折、先日撮ったトモンハナバチをもう一度撮りたくて、出かけてみました。

辺りの田圃は、もう黄金色に輝いて、刈り取りも間もなく始まりそうです。

先日と同じニラの花の所を探しても、肝心のトモンハナバチの姿はどこにもなく、ツヤハナバチの仲間(?)がいるだけ。

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ニラの花が咲くところを何度か往復してみるものの、やはりトモンハナバチは見つかりません。

花曇りの日だったのですが、面白いことに陽が射し始めた途端、一斉にヒメアカタテハが集まってきました。

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ヒメアカタテハ(姫赤立羽)は、夏の終わりころから秋にかけてが一番多く見る事が出来ます。

また、面白いことに、アカタテハなど、他の縦は蝶の仲間は、花以外の樹木の樹液などに集まることが多いのですが、この蝶はどういう訳か花にしか来ないようです。

翅の表側より、裏側の方が模様が複雑で、綺麗かもしれませんね。

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よく見ると、胸から腹にかけて、びっしり毛(?)が生えてますね。

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この毛(?)は、よく見ると、目の周辺にもびっしり生えてます。

ピクセル等倍で切り取ってみると・・・・・・・・・ビックリ!!

ほかの蝶も同じように生えてるみたいですが、ヒメアカタテハのは長くて、なでなでしたくなるような毛並み(??)です。

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ヤマトシジミもやって来ました。

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お馴染みの小さなシジミチョウですが、今年はやたら目立ちます。

この子はお嬢さんですね。雄に比べて、やっぱり地味です。

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今度は、ミヤマセセリをドアップで撮ってみます。

なんだかワンちゃんの顔のように見えます。

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帰り際、池に寄ってみると、まだ綺麗なスイレンが咲いてました。最盛期と比べて、花は小ぶりになってます。

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もちろん、そんな花には蜜を求めて、蜜蜂も・・・・・・

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ツユクサも、だいぶくたびれてきてますが、所々、綺麗な花を咲かせていました。

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今日のおまけは・・・・・・・・・・・・・

由緒ある氷川女体神社のご神木のケヤキの木に出来た大きなこぶ。

いったい何に見えるでしょうか?

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誰が想像してもクマさんですよね。


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2014年9月18日 (木)

アオスジアゲハ2014

9月6日昼過ぎ、アサザがそろそろ咲いてるのではないかと、久しぶりに近くの公園に出かけてみましたが、すでに遅かったようで、花の状態も悪くて、とても写真にはなりません。

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近くでツツドリも出てるようなので、それではツツドリでもと思ったものの、この時間帯では期待できそうにないため、お花畑で、アオスジアゲハを狙ってみる事にします。

アサザをとるつもりだったので、手持ちのレンズは鈍足の180ミリマクロ。

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歩留まりは悪いですが、何とかなりそうです。

次の写真は、今までで初めての構図。止まってるわけではありませんよ。飛んでところを上から撮ったものです。

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もう少しSSを遅くした方が良かったかもしれませんね。なんだか合成写真みたいになってしまいました。

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モスラが飛んできたような・・・・・(古いですね。 )

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よく見ると、蜜を吸うための吸収管を無ばしたまま飛んでますね。

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ニコン1V3(1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6 PD-ZOOM)で撮るよりはるかに楽に撮れます。

まだ届かないレンズ(1 NIKKOR VR 70-300mm f/4.5-5.6)で蝶写真も早く試してみたいのですが・・・・

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2014年8月15日 (金)

真夏の公園散歩

真夏の日差しが射す、公園へ、ホウジャクを見つけに出かけてみますが、肝心のホウジャクの姿は見えず。

ただただ強い日差しがジリジリ射して、汗が噴き出してきます。

それでも、せっかく来たからにはと、花に集まる虫たちを適当に撮って帰ることに・・・・・

まず見つけたのが、アカスジカメムシ

黒地に赤い縦線が入って、なかなかお洒落なカメムシ。

このアカスジカメムシの鳴き声が収録されてるサイトを見つけました。まさかカメムシが鳴く???興味のある方は、この記事の最後に載せておきますので聞いてみて下さい。

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ところで、カメムシの仲間って何種類くらいいるのでしょうか?

カメムシの事には全く無知だったので、暇に任せて調べてみました。

普段、私たちが総称してカメムシと呼んでる仲間は、日本には1150種ほどいるようで、その数は研究が進むにつれてさらに増えてるようですから驚きです。

カメムシは、その名前の通り、亀の甲羅のような形をしていますが、頭は先端が尖った三角形、前胸は左右に張り、羽根に覆われた胴体は後ろすぼみになっているので、全体はおおよそ五角形の底を引き伸ばしたような形になっています。

一部の地域ではヘッピリ、またはクサンボと呼ばれているようです。

またカメムシの仲間は、臭いことでも有名ですが、このにおいは、敵の攻撃など、外部からの刺激を受けると発せられ、、捕食者に対しての防御であると考えられています。

この悪臭、自身にとっても有害だそうで、瓶の中にカメムシを入れ、つついて臭いを出させたあと、蓋を閉めておくと、死んでしまうことがあるそうですよ。

害虫として、昔から馴染みが深く、各地でいろいろな方言で呼ばれてきたそうです。

ワクサ・ワックサ(群馬県・埼玉県北部)、ヘコキムシ・ヘッピリムシ(多くの地方)、クセンコ(クセンコムシとも・青森県)、アネコムシ・ヘメコムシ・ヒメコムシ・ドンベムシ(秋田県南部山間部など)、ヘタガニ又はヘチガネ・ジョロピン、(新潟県の一部)、ヘクサクンまたはトモコチャン(長野県南部)、ヘクサンボ(富山県の一部)、ヘクサムシまたはヘクソムシ(山形県?福島県)、ガメ(岐阜県の一部)、マナゴ(和歌山県)、ジョンソン・ジョロムシ・オヒメサマ(兵庫県日本海側の一部)、ヒメムシ・ヨメサンムシ(京都府丹後地方)、ガイザ・ガイダ・カイダ(ムシ)(兵庫県?岡山県の山間部)、ホウムシ(島根県西部)、ハットウジまたはハトウジ(岡山県?広島県の山間部)、ホウジ(山口県)、ジャクジ・ジャクゼン・ブイブイ(愛媛県)、フウ(九州地方)などがある。特に今日九州で用いられている「フウ」あるいは「フウムシ」は、カメムシを指す古語のひとつの系譜を引いているとも言われており、ホオズキの語源ともされています。(以上、ウィキペディアなどより)

ちなみに、私が育った大坂ではヘコキムシ???

次の写真は、ブチヒゲカメムシ?

触角が白と黒のブチ模様だから付けられた名前でしょうか。

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ヒメアカタテハもいました。

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ホウジャクの代わりに、辺りをブンブン音をたてながら飛んでいたのは、このクマバチ。(クマンバチとも呼ばれます。)

体が大きく、大きな羽音がするために、恐ろしそうですが、性質はきわめて温厚で、花が大好きで、近づいても人間にはほとんど関心を示しません。

オスには針が無いため刺すことはなく、毒針を持つのはメスのみであり、個体を脅かしたりすると刺すことがありますが、たとえ刺されても重症に至ることは少ないです。

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普段見慣れたモンキチョウですが、やっぱり小さな花にはお似合いです。

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公園の中には、アメリカフヨウも、大きな花を咲かせています。

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アメリカフヨウの近くには、こんな花も・・・・・・なんだか分かりますか??

タイタンビカス、初めて見たのですが、花の横に解説がありました。

アメリカフヨウとモミジアオイの交配だそうです。

もう少し調べて見ると・・・・・・・・赤塚植物園が開発したそうで、ブライトレッド、ピーチホワイト、ピンクの三色が発売されています。

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フウセンカズラも咲いてます。(ピンずれですがご容赦を・・・)

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もちろん実もありましたよ。

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さて、この花は???

ムラサキバレンギク(紫馬簾菊)でしょうか??間違ってるかも??

中央の筒状花が印象的です。

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*上に書いた、アカスジカメムシの鳴き声を聞きたい方は、下記サイトをクリックしてくださいね。どんな鳴き声が聞こえるか???

http://www1.nhk.or.jp/creative/material/03/D0002031433_00000.html

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2013年7月27日 (土)

蜜蜂ブンブン

蓮の花には蜜を求めてたくさんの蜜蜂がやって来ます。

そんな蓮の花に群がる蜜蜂の姿を撮ってみました。

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脚にはたくさんの花粉を付けて、花から花へ飛び回っています。

この花粉は他の蓮の花の受粉に役立ってるだけでなく、この花粉と蜜で、貴重なロイヤルゼリーがつくられるそうですよ。

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こっちの花の方が蜜が多いかな????・・・・・・・・・・シメシメ!まだほかの蜂は居ないようだ!!

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そして、一目散に花の真ん中へ急降下。(SSが早すぎて、翅が止まってしまいました。)

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ちょっとお尻側で失礼!!仲良くランデブー(?)飛行。

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蜜を吸うための準備でしょうか、長い口吻を突き出して、一生懸命手入れしてるみたいです。

口吻は複雑な構造をしていて、5つのパーツで成り立っていて、普段は上手く折りたたんで見えませんが、餌の採集時にはそれらを伸ばし、長く細く毛に覆われた舌を前後に速く動かして蜜などを吸います。

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今度は上から撮ってみます。4枚の翅を上手く働かせて、ホバリングもお手の物。

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2013年7月 6日 (土)

ベニイトトンボ健在

昨夜から蒸し暑い日が続いて、今日は朝から強い南風でムシムシ猛暑!!!

そして、今日、早くも、例年より9日早く関東甲信地区に梅雨明け宣言がされました。・・・・・・暑いです!!体調崩さないよう気を付けましょう!!

 

先日、まだ涼しい時に、久しぶりに公園へトンボの様子を見に行ってきました。(今日みたいな暑い日だったら、とてもトンボどころではないですね。)

目的は絶滅危惧種に指定されてるベニイトトンボ

この公園では、ここ数年、やっと定着して、少しずつですが数は増えていたのですが、昨年から地下水のくみ上げが無くなった為、奥の湿地帯が干上がってしまいました。

その為、今年のベニイトトンボがどうなったのか気になっていたのですが、彼らは逞しく生き残ってました。

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尾っぽを延ばしたり丸めたり、まるで屈伸運動をしてるようです。

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少し近づいてアップで撮ってみると・・・・・・

身体は小さくて華奢なベニイトトンボですが、こうしてみると、やはりどう猛(?)な顔!!

大きな目が印象的です。

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トクサの上がお似合いです。

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次の写真は、雌でしょうか??雌の割には全体に色が薄いです。特に胸の部分がもう少し緑っぽいはずなのですが・・・・・

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これもドアップで撮ってみました。ツンと立った触角がアンテナみたいです。

まさに仮面ライダー????????

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この池の名物、チョウトンボもあちこちで飛び始めてます。(バックのピンク色はスイレンですよ)

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陽の当たり具合で、翅が七色に輝きます。

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これは???調べてみると・・・・・・ヤマイモハムシの雄と雌のようです。

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池のそばの葉っぱには、こんな蜘蛛も居ました。

頭でっかちで頭胸部は毛むくじゃら、いろいろ調べてみたものの、ハエトリグモの仲間でしょうか正確な名前が分かりません。(デーニッツハエトリ????)

名前を知ってる方がおられたら教えて下さいね。

一説によると、世界の蜘蛛の種類は3500種ほどいるらしく、国内でも1200種ほど確認されているそうで、とてもその中から特定する元気はありません。(多分ポピュラーな蜘蛛だと思うのですが・・・・)

折角撮ったので、登場願いました。

蜘蛛って、8本の足に8つの目があるんですよ。

ところが、この目、8つもあるのに、ほとんど見えないようなんです。

それではどうして獲物を捕まえるか??

巣を張るものは、蜘蛛の糸の振動で獲物をキャッチし、巣を張らないハエトリグモなどは影程度を認識して、8つの目でその動きを察知するそうですから驚きです。

蜘蛛の巣を見つけたら・・・・ちょっと触れてゆすってやると、獲物と間違えて、近寄ってきますよ。)

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久しぶりのカワセミも顔を出してくれました。

以前はここでカワセミを追いかけて、たくさんの写真も撮ったのですが、最近はご無沙汰で・・・・・

折角至近距離に姿を見せてくれたのですが、レンズが180ミリマクロ、草の陰から何とか・・・・・

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他のトンボも何種類か見かけたのですが、今回はベニイトトンボ中心で、その近くにいた物だけを撮ってみました。

他のトンボはまたの機会に・・・・・・・・

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2013年7月 2日 (火)

白いスイレンとテントウムシ

見沼自然公園ではスイレンがピークを過ぎてますが、まだ綺麗な花を咲かせています。

赤やピンクの花に混じって白いスイレンが印象的です。

この公園の池の一角に白いスイレンだけが群生してる場所があります。

岸から少し遠いのですが、清楚な白い色がが池に映えます。

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岸に近い所の木陰に、一輪だけ咲いていた白いスイレン。

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寄り添うように咲く二輪のスイレンに、陽が射してます。

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そして、その傍らのトクサの天辺にナナホシテントウが・・・・・・(同じ公園の池端で、撮ったものですが、同じ日ではありません)

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このナナホシテントウは皆さんお馴染みのキャラですね。

童話や歌などに出てくるのはほとんどこのナナホシテントウですから、かなりの有名虫(?)です。

ナナホシテントウ(七星瓢虫、七星天道)

和名のとおり、赤色の鞘翅に7つの黒い紋があり、最もふつうに見られるテントウムシの一つです。

幼虫、成虫共にアブラムシを食べる益虫で、天敵としての果樹園などで利用されることもあるようです。

幼虫はかなり貪食で、餌のアブラムシが居なくなると、幼虫同士が共食いを始めることもあり、可愛いテントウムシのイメージからはちょっと考えられないですね。

関東付近では年に二回発生し、成虫で越冬します。春にアブラムシが活動を始めるころに産卵が行われ、それを食べた最初の世代が晩春にあらわれ、二世代目は夏に出現するパターンで繁殖します。(ウィキペディアなど参照)

トクサの天辺から飛び立つところを撮ろうとしたのですが、何を思ったのか、突然下の方へ歩き出します。

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しからばと・・・・・・・別の場所で再挑戦!!

暫し待つも、なかなか飛び立ってくれません。

やっと飛び出してくれたものの、残念ながらその瞬間に間に合わず、ワンチャンスを逃してしましました。

翅を開く直前の姿、分かりますか???自然界での一発勝負は難しいですね。

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ハルジオンの上にはハナアブの仲間、ホソヒラタアブでしょうか。

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マクロで撮ってみると案外綺麗な色をしてるのが分かります。

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公園を歩いてると、こんな出会いがあるから楽しいですね。

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2012年9月 4日 (火)

オオスカシバとキバナコスモス

今回はホシホウジャクやオオスカシバを撮るために大宮公園に出かけてみます。

公園には昨年見られなかったキバナコスモスが植えられていて、蝶やハチなどが集まってます。なんだか幸先良さそうな予感がします。

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キバナコスモス(黄花コスモス)

例年コスモスが咲く前から公園などで普通に見られる花ですが、同じコスモスの仲間でも、オオハルシャギク(普通コスモスと呼ばれる)とは別種のようです。

もちろんお互い交配はできないようですね。

日本ではもともと園芸種として栽培され、最近は黄色やオレンジ色だけでなく赤も栽培されています。

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まず見つけたのが、キバナコスモスが大好きなツマグロヒョウモンの雄です。

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この蝶も今ではどこででも見られるようになりましたが、もともと南方系の蝶なんですね。

温暖化のせいで、今やどんどん北上中です。

他の蝶と違って雌のほうが奇麗な蝶です。

花の間を何やらハチのようなものが飛び回ってます。・・・・・・・・・・目的のオオスカシバです。

長いを口吻(こうふん)を出して花の蜜を吸っています。

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オオスカシバはスズメガの仲間ですが、他のスズメガが夜行性なのに、このオオスカシバやホシホウジャクは昼間、こうして蜜を求めて飛び回ってます。

とても同じ蛾の仲間には見えませんね。

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今度は後ろから撮った写真です。この写真はSS:1/1000で撮った写真ですが、さすがに翅は止まりません。

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同じ仲間のホシホウジャクを探してみたのですが見つかりません。

クマバチがいました。

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そして、コハナバチの仲間???名前が分かりませんが、こんなハチも・・・・・

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畑の杭には仮面ライダー(?)もいました。・・・・・・・・・・・・アキアカネの雌でしょうか???

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この畑の横の花壇で見つけた名前の分からない花も載せてみます。

まずは・・・・・・・・・・・・・・・・これが分かりますか???

完全に枯れた姿です。

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次の写真は、その少し前の枯れ始めの状態でしょうか。ちょっとハイキーに撮ってみました。

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そして・・・・・・次はさらに、その少し前の状態です。少し花びらも残ってます。

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この3枚の状態の花が同じ花壇の中にあるから面白いですね。

さて名前が分かるでしょうか????

どなたか、教えて頂けるでしょうか????

普通によく見られる園芸種だと思うのですが・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

今回はホシホウジャクの写真が撮れなかったので、昨年撮ったものを見て下さい。(こちら)

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2012年8月14日 (火)

真夏の「鎌北湖」周辺散策

お盆休み、年中休日の身になって特別な意味はないのですが、それでも義母の家を訪問したり、次男坊家族が泊まりに来たりでなんだかバタバタと嵐が過ぎ去っていったかのような3日間が過ぎました。

今日は久しぶりにゆっくりPCの前で・・・・・・ブログに何を書こうか?????

このところの暑さで撮影も満足にできてません!!

そこで今回は「ササゴイシリーズ」の続きを先送りして、今まで撮った飛び物シリーズの中でも一番小さな飛び物(私的にとって)を撮ったのでそれを載せることにします。

 

真夏のある平日、毛呂山周辺を通ることがあって、時間調整の為ちょっと「鎌北湖」に立ち寄ってみました。

「鎌北湖」では桜のシーズン、何度か行ったことがあったのですが真夏は初めてです。

着いたのは午前1時過ぎだったのですが、見かけるのは釣り人だけ・・・・・

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湖面には周りの木々の深い緑が写りこんで、微妙な色をしてます。見る角度によって色が様変わりし、なかなか面白い光景です。

ちょっと写真では雰囲気が出せませんが、静かな湖面です。

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普段ハイカーの人や地元の人が駐車場を利用して結構人も見かけるのですが、この日は車も疎らです。

気を取り直して、少し周辺を散策してみます。

コハナバチでしょうか?一生懸命花粉をなめてます。

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小さなハナアブがランデブー飛行してるのを見つけました。

名前は分かりませんが体長は6~7ミリ程度でしょう。

それにしても小さい!!なかなかフォーカスしてくれませんが何とか・・・・・・

よく見て下さい!!羽ばたいてるのは上の雄だけで、下の雌を抱きかかえて飛んでるんですね。これは重労働です。

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調べてみるとヒラタアブの仲間のようですが、こんな小さな飛び物は初体験でした。

次の写真はとまる瞬間です。

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その他に見つけた昆虫たちです。

アカハナカミキリです。文字通り赤いハナカミキリです。

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ちょっと角度を変えて・・・・・赤い背中が目立ちます。

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カマキリも・・・・・まだ小さいですが、恰好は一人前です。

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名前が分からない蜘蛛がいましたが、腹に入った緑の線が綺麗です。

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変ったところで、どこか気になった枯れ葉も一枚。・・・・・・・・これぞ何でも写真日記です。

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最後は、やはりここでも見つけた水玉です。どうしたらこんな模様が出来るのか???不思議です。

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結局、周辺をぐるりと回ったころで約束の時間が近づいてきたので引き上げましたが、周辺にはハイキングコースもあり、少し離れた高台からは遠くに東京スカイツリーも展望できるとか・・・・

一度ゆっくり歩いてみたいところです。



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2012年7月10日 (火)

クマバチぶんぶん

この日、アオスジアゲハと一緒にいたのはクマバチ君。

体が大きくて怖そうなクマバチですが、性格は極めて穏やかで手を出さない限り、人間を襲うことはないようです。

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クマバチが20数匹、この紫色の花を訪れ、蜜を吸っています。

ブ~ン、ブ~ンと羽音を立てながら、飛び回る様は迫力があり、一瞬こちらがたじろぎます。

頭も腹も脚も、他のハチと比べて一回りも二回りも大きい大型のハナバチです。

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それでも勇気を出して、飛んでるクマバチを追いかけます。

このハチは、春先よくホバリングしてる姿を見かけます。縄張りを持ちながら婚活中の時の行動でしょうか。

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今度はお尻側から・・・・・失礼!!

今回初めて知ったのですが、毒針を持つのは雌だけで、雄は持っていないようです。
 

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次はちょっとミツバチ・マーヤ風に・・・・

「ミツバチマーヤの冒険」や「みなしごハッチ」の物語では、悪者扱いされてますが、実態とはかけ離れていて、見かけだけで悪く書かれていて可愛そうなハチです。

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次は立ち泳ぎをしてるみたいです。どの花がおいしい蜜を持ってるかなぁ~!!(残念ながら、この花の名前もわかりません!!)

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もちろんこの花園には他の蝶もいました。ヒメアカタテハです。

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下の写真は、初めヒメアカタテハと思って撮ったのですが、ツマグロヒョウモンの雌のようです。

敢えてSSを落としてみました。翅がブレ過ぎですかね。

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今回も分からない花です。花が咲いた後の種が入ってるようですが・・・・

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こんな風にたくさん生えてます。まるで宇宙人の基地みたい!!

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少し離れたところにこんな花が咲いてますが、どうも上の種子と同じ種類のようです。トケイソウのような??カザグルマのような??

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そして、こんな植物も・・・・かたまって生えていてなかなか綺麗です。

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最後の花は、蝶が好んで止まっていた花ですが、調べてみると、バーベナの仲間、ヤナギハナガサのようです。(間違ってたらごめんなさい。)

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アオスジアゲハから始まって、公園の小さな花壇のある日の出来事でした。

今回の使用レンズはすべて100ミリマクロでした。

蝶の名前が間違ってたらご指摘くださいね。

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