妙高高原2日目は・・・・
妙高高原2日目、5月24日(土)早朝、ペンション近くを散歩しながら探鳥してみようと、5時ごろ小鳥の声に起こされて起きて見ると・・・・・・外は真っ白・・・・・・ガスがかかってかなり厳しい状態です。
それでもと・・・・・・・双眼鏡と手持ちの456を持って「いもり池」周辺を歩いてみます。
「いもり池」もこんな状態です。晴れていれば、池に映る妙高山の朝焼けが見れるはずなのですが・・・・
キビタキの元気な声に混じって、所々でノジコの声が聞こえますが、いづれも高い木の上で、確認できません。
すぐそばの木の枝にはクロツグミの雄が止まってくれますが、ガスがかかって、とても写真にならず、断念。
ガスだけではなく、気温もだいぶ下がってるようで、長袖のスポーツシャツの上に薄いジャケットを着ていても寒い!!!
少しガスが薄い所で、キビタキを狙ってみるものの、靄がかかったような写真しか撮れません。
アカゲラも顔を見せてくれますが、同じようにぼんやりした写真。
ストーブで暖められたペンションの食堂で朝食を済ませた後、車で霧の中を山に登ってみると・・・・・・・・標高1000メートルを超えたあたりから、突然視界が広がって快晴!!
山の中腹には霧が谷に漂ってる様子がよく分かります。ここから下の標高の所は、一面ガス状態です。
早速、、デジスコだけ担いで林道を歩き始めると・・・・やはり最初に挨拶してくれたのはキビタキでした。
この林道では、キビタキの個体数は多いのに、どういう訳か囀りはあまり聞くことが出来ません。(ペンション周辺ではよく聞こえるのですが・・・・)
突然藪から飛び出してきたのは、アオジ。冬の時期、近くの公園などで見かける姿とはちょっと違って、夏服に衣替えしてガングロ状態です。
コルリなどの声に混じって、あちこちで、センダイムシクイやメボソムシクイの囀りが重なって聞こえます。
囀りをよく聞いてみると、センダイムシクイは高い所で、メボソムシクイは低い藪に近い所で囀る傾向があるようで、ここでは2種類がうまく共存してるようです。
少し前に、センダイムシクイを載せましたので、今回はメボソムシクイの方を載せてみます。
メボソムシクイ(目細虫喰)
先日載せたセンダイムシクイと同じように、日本では夏鳥で、センダイムシクイの方は標高の低い所に多いといわれてますが、ここでは、メボソムシクイと同じところで同時に見る事が出来ます。
江戸時代にはヤナギメジロという異名があったようで、この鳥の特徴である細くて長い眉線をシダレヤナギに見立てて命名されたといわれています。(「野鳥の名前」より)
囀りの声はセンダイムシクイと全く違って、「チョリチョリチョリ・・・・」と独特で、すぐに聞き分けが出来ます。。
センダイムシクイと違って、頭央線がありません。
頭央線を比較するために、センダイムシクイの写真も載せておきます。
メボソムシクイとそっくりですが、頭の頭央線(頭にうっすらと白い線)がはっきりしてるのがセンダイムシクイの方です。
帰り際になって、目の前に現れたすっかりお馴染みになったコルリです。
この日は土曜日で、山歩きや山菜採りの人たちで賑わっていましたが、鳥見コースとは外れてるため、この日会った鳥撮りさんはご夫婦連れの一組だけ。
お昼近くになって、コルリたちともいよいよお別れ、最後に樹上のキビタキでも撮ろうとデジスコを上に向けてると、後方からバサバサッ!と頭上を飛び越して、先の枝にとまった大型の鳥。
ノスリ?サシバ?????・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・続く!
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