今回は、AFの効果を見る為に、飛んでる昆虫を試してみたいと思います。
今回使用したレンズも、キットレンズの1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6 PD-ZOOMで、最短撮影距離は20センチ。
幸いな事に、このV3には、動体撮影に不可欠(?)な親指フォーカスが設定できるようになっている。
AF/AL-Lボタンを、AF-ONに設定すると、親指フォーカスが使うことが出来る。
AFモードを追尾型に設定すると、このボタンを押しながら、シャッターを切ればよいことになる。鳥撮りで連写撮影する時には不可欠(?)な機能。

ロータリー式のマルチセレクターでは、フォーカスモード・露出補正・連写モード・フラッシュモードがワンタッチで変更できるので、瞬時の変更にも対応できて、使いやすい。

試しに、フォーカスモードにしてみると、オートモード・シングルモード・コンティニュアスモード・マニュアルモードに切り替えが可能。
今回は、動体を追いかけるコンティニュアスモードで試してみる事にする。

連写モードは、ピントを合わせた被写体を追い続けるオートフォーカス追従で、世界最速※の約20コマ/秒を実現してるようなので、20/秒で試すことにする。
フォーカス固定なら最大60コマ/秒が可能みたいだが、どんな使い方が出来るか、試す価値はありそう!!

もう一つ紹介しておきたいのは、Fボタン。このボタンを押すと、設定状態が、瞬時にわかると同時に、迅速な変更も可能。もちろん画面をタップするだけでも変更でき、なかなか便利な機能。

フォーカスモードに「ターゲット追尾」があるが、今回は、普段使い慣れてる「シングルポイント」で試してみる事にする。
早速、キアゲハで試してみたが、このキットレンズ(1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6 PD-ZOOM)で蝶の飛ぶ姿はとても追えない。
当然と言えば当然の話で、被写体が大きすぎて、静から動へ移った瞬間、フレームからはみ出すため、やはり、望遠マクロで少し離れたところから追わないと厳しいかもしれない。
しからばと、今度は小さなハナバチを狙ってみる事にする。
まず最初に狙ったのは、このハチ!!
初めて見るハチなので、ネットで調べて見ると・・・・・・・・何と、意外に珍しいトモンハナバチらしい。(間違ってたら指摘ください)
「トモンハナバチ(十紋花蜂)」
ハキリバチ科に属するハナバチで、メスの腹部に5対=10 個の黄色い紋が並んでいることから十紋 ( トモン ) ハナバチという和名がつけられています。
ところが、メスは第1節から第5節まで紋があるため十紋なのですが、オスは第1節から第6節まで紋があるので厳密に言えば十紋ではなく十二紋 ( ジュウニモン ) ハナバチということになってしまいます。
ということは、真のトモンハナバチを名乗れるのはトモンハナバチのメスだけ!?
本州の日本海側から内陸にかけて局地的に分布しており、太平洋側にはあまり見られない種だそうだ。
関東地方では、記録がある県は栃木県と埼玉県のみであり、東京都や神奈川県、千葉県、茨城県、群馬県には記録がありません。(2007年時点)しかも、栃木県も埼玉県も数箇所でしか確認されておらず、基本的には関東地方では本種は稀種となります。(以上、ネットを参照)
この個体は片側に5つの紋があるので、左右合わせて10個の紋、さすれば雌?

ちょうど、蜜を吸って、止まってるところから飛び立った瞬間の写真。(少しトリミングあり)
ISO:400 f:8 1/3200 補正:-0.3 焦点距離:28mm(35mm換算:約76mm)

次の写真は、ハラナガバチ(??)
比較的ゆったり飛ぶので、飛んでるところを追いかけたものだが、ミラーレスやコンデジに見られるような、シャッターのタイムラグはあまり感じなかった。

最後のハチは、お馴染みのミツバチ(??)
いずれの写真も、あたかもうまく撮れたように見えるが、歩留まりが悪く、やはり、このレンズで追いかけたのは無謀だったかも知れない。
さすがに、至近距離で、モニターの中に、上手くとらえるのは至難の業?
新しいレンズが手に入ったら、鳥も含めて、もう一度試してみる事にする。

さすが約20枚/秒の連写は早いが、現在使用のミラー一眼に比べて、書き込み時間に少しストレスを感じそう。(メモリーカードを最速のものに変えれば少しは解決するかもしれない。)
シャッター音は、さすがに、ミラー一眼に比べると、重厚さはないが、当然か。
連写を多用する鳥撮りで使用する際は、容量の大きいメモリーカードを使用しないと、あっという間に満タンになりそう。
おまけに、公園のベンチも撮ってみました。

*ハチの種類も難しくて、間違ってるかもしれません、その時はご指摘ください。

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