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2014年8月

2014年8月29日 (金)

ニコン1 V3が届く(シリーズ1)

日中の暑さや「鳥枯れ」を理由に、ズボラしてた為、ブログネタが乏しくなってきた。

 

そんな中、発注していたニコン1V3がお盆休み直前にやっと届いた。

発注してから、ほぼ1か月・・・・・・そんなに人気があるの?それともメ-カーの造り溜め?

このカメラを購入するきっかけは、鳥撮り用のできるだけ軽いシステムが欲しかっただけで、特に理由はない。

現在、デジスコとデジイチ(456(キヤノン)または150-500(シグマ))を時に応じて使い分けていて、不便は感じないのだが、気楽なバードウォッチング用に、もっと気楽に持ち歩ける軽量なカメラを物色していた矢先。

一時は、高倍率(50倍)のコンデジも考えたが、今回は、旅行などにも使え、汎用性があり、拡張性があるミラーレスカメラを選ぶことにした。

購入したのは、グリップと電子ビューファインダーが同梱された「プレミアキット」で、キャッシュバック1万円が付いてることも、購入の理由。

まずは、その容姿から・・・・・・・

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次の写真は本体のみ。

さすが、ミラー一眼に比べて華奢な感じだが、旅行などでは、この本体と交換レンズ1本を持ち歩けば、コンデジ感覚で楽しめそうだ。

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グリップの脱着は案外簡単で、グリップを装着してみると、手のフィット感はかなり良く、装着したままのほうが良さそうだが、残念ながら、このままでは電池交換が出来ない構造なので、ガッカリ!

鳥撮り用としては必携?

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さらに、電子ビューファインダーを装着してみると・・・・・・・なかなかカッコいいが、電子ビューファインダーの価格があまりにも高すぎる!

普通に写真を撮るなら、必要が無いと思うが、鳥撮り用が目的なら必携か?

ファインダーを覗くと、自動的にスイッチONされ、液晶モニターはOFF。

さすがに、ミラー一眼と比べると、視野は狭い。

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このキットに装着されてるレンズは、1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6 PD-ZOOM(35mm換算約27~81mm)

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後ろから見ると、こんな感じ。

もちろん、液晶モニターは、今流行のチルト式。今回初めての仕様だが、便利そうだ。

気に入らないのは、記録メディアが、microSDであることと、武骨な手ではどうも扱いにくいのと、改めて購入しせねばならないこと!(おまけで8GBのカードが付いていたけど)

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撮像素子は1型サイズのCXフォーマットで、実際の撮影画角は、レンズの焦点距離の約2.7倍(35mm換算)

画素数は、1839万画素

今回、この機種を選んだ大きな理由は、この撮影画角2.7倍と、ミラーレス専用レンズ1 NIKKOR VR 70-300mm f/4.5-5.6の組み合わせにある。

このレンズと組み合わせると、35ミリ換算約190~810ミリ、総重量1Kg以下の軽量望遠になり、だいぶ楽が出来そうだ。

今、メインの手持ちは7Dと456の組み合わせを使用してるが、照準器などを装着すると重量は約2.2Kgなので、その半部以下の重さで810ミリ(35ミリ換算)の望遠が楽しめることになる。

しかも、世界最速(?)のオートフォーカス追従の20コマ/秒連写、フォーカス固定なら最大60コマ/秒(ここまで使うことはなさそうだが・・・)

もちろん、AF性能や画質は、、これから試すことになるが、これは魅力である。

残念ながら、カメラと同時に予約をしたレンズは、今のところ入荷は10月とのこと・・・・・・

さらに、このカメラ、レンズを1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6に交換すると、デジスコでも20コマ/秒の連写が楽しめること。(35ミリ換算:約1000~3000ミリ)

 

早速、外に持ち出して、試写してみると・・・・・・

近くのヒマワリはすでにピークを過ぎていたが、取り敢えず手持ちでパチリ!

JPG出しの写真を、花の中心部分を等倍で切り取ってみた。(もちろんノーレタッチ)

シャッター音は、いかにもミラーレスだが、合焦は早い!

F:5 SS:1/640 ISO:160 焦点距離:14mm(35ミリ換算:約38mm) 補正:+0.3

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そこそこ解像してる???(写真の技術的な事は分からないので・・・・)

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このカメラの面白いのは、RAWとJPGの画像にかなり差があることがある。(今まで、主にキャノンやソニーのRAWとJPG画像では、ここまで差を感じなかった)

特に空などを背景に入れた景色写真で顕著??

空の色も、まるで、PLを装着したような色に現像されるので、見かけは少し派手目の仕上がりになるようだ。

これが、「景色はニコン、人物写真はキヤノン」と云われる所以?????

これがニコンの画像処理の特徴なのかもしれない。

RAW画像を、加工無しでそのままJPGに変換した写真とカメラで現像されたJPG画像の比較してみた。

まずは、RAWから直接JPGに変換した画像。

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次の写真は、カメラ本体で現像して出されたJPG画像。

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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・今回は、ここまで。

引き続き、このカメラの印象をレポートしていくが、何せ、技術的には無知な素人のレポートなので、間違いや思い込みがあるかも知れないが、この辺のところはご容赦願いたい。(間違いがあればご指摘いただければ・・・・・・・)

ただ感じたままの素人レポートを続ける予定です。

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2014年8月27日 (水)

カイツブリ1号にも赤ちゃん誕生

暫くの間は、在庫からの投稿になりそうです。

7月29日の観察から少し日が経ってしましましたが、月が替わった8月5日、久しぶりに、カイツブリの様子を見に行ってみます。

すると・・・・・・

1号の巣では、可愛い赤ちゃんが誕生してます。

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3羽の雛が元気に動き回っていますが、巣の中には卵がまだ一つ残ってます。

無精卵なのか???それとも少し遅れて孵るのか???

親はまだあきらめず、残った卵を温めてるようです。

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一方、先に巣立ちをした2号の雛たちは、ガマの草むらの中で声がするだけで、姿は見えません。

3号の巣では、卵が5つ見えます。

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巣の周りでは、親が巣の補強に専念。

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4号の巣も変わりなく、まだ赤ちゃんの誕生は最後になりそうです。

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今日のおまけは、池に住むアメンボ。

たまたまカイツブリを撮ってる時、足元にいたので、面白半分で撮った写真です。

体が小さい雄が、雌の上に乗っかってます。

アメンボ・・・・・・・・・・・昔からお馴染みですが、今まで特に関心が無く、なんとなく見過ごしてきた昆虫。

今回初めて、このアメンボの事を調べてみました。

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アメンボ(水黽、水馬、飴坊)

実は、このアメンボ、カメムシの仲間だとか・・・・・

先日、ここでもカメムシの事を書いたのですが、実に奇遇ですね。

世界中に約500種ほどいて、日本では、22から26種類ほどいるそうですから驚きです。

最も多く見られるのが、アメンボ(ナミアメンボ)とヒメアメンボ。

ここに写ってるのはナミアメンボでしょうか??

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翅や口吻など体の基本的な構造はカメムシ類と同じで、カメムシ類と同じように、体に臭腺を持っており、捕えると匂いを放つようです。

「アメンボ」という呼称も、この匂いが飴のようだと捉えられたことに由来するそうです。

水の表面張力を利用して水面上に立ち、自由に移動しますが、石鹸などの界面活性剤が水に含まれて表面張力が弱まると、アメンボは浮くことができず、溺れ死んでしまうのは、水鳥が同じような状態で沈んでしまうのと、よく似てますね。

こんなアメンボ、池などで見かけたら、ちょっと思い出してください。

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2014年8月24日 (日)

オオタカの巣立ち

オオタカの観察記録第2弾!!

6月19日、再び、様子を見に行くと、林の周辺にはカラスがだいぶ増えてきてるようで、オオタカの警戒の声が林に響きます。

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カラスが近くにい来ると、雛にも知らせる為か、時々大きな声を出します。

時にはカラスに向かって行く時もあるようですが、カラスの執拗さには閉口してる様子。

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雛が巣立つまで、この様子は変わらないと思い、暫く観察をせずに、雛の巣立ちを待つことにします。

 

そして、7月19日、Iさんから「雛が巣から出たよ!」との連絡を受け、その様子を見に行ってみます。

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周辺を探してみると、巣から少し離れたところに、巣立った幼鳥が1羽いました。

こちらに気付いたようですが、別に気にする様子もなく、どこかくつろいだ様子です。

もうすっかり大人の風貌ですね。

6月14日に雛を観察してから35日、白い産毛に包まれた雛が、こんなに立派に成長してます。

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時々、大きな翼を広げながら、バサバサと・・・・・・・飛ぶための練習でしょうか。

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そして、羽ばたきながら、少しだけ横の樹に飛び移ります。

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飛び移った場所でも、バサバサと・・・・・まだあまり遠くには飛べないようですが、こうして、近距離を移動しながら、少しずつ、飛ぶ距離を伸ばしていくようです。

さすがに翼を広げた姿は、幼鳥と言えども迫力があります。

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もちろん、親タカは、この周辺で、まだ幼鳥を見守ってる筈なのですが、その姿を見つけることはできませんでした。

まだ、親が餌を運んできて与えてるようですが、この幼鳥も、もうすぐ、この林からも離れて、独り立ちするようになるでしょう。

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結局、2羽いた雛のうち、1羽は、残念ながら巣立つことはなかったようです。

第1子と第2子の間が離れてると、自ずと育ちが早い第1子の方が有利で、これも自然の摂理でやむを得ないでしょうね。

この幼鳥も、今頃は、一人前になって、大空を飛び回ってることでしょう。

*今回はIさんYさんに大変お世話になって、感謝!感謝!です。

身内だけの静かな観察記録でした。

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2014年8月22日 (金)

オオタカの営巣2014

カイツブリの子育て日記が続いたので、少し横道にそれて、今回は6月から撮り始めたオオタカの様子を載せてみたいと思います。(生まれた雛も、今は完全に生まれ故郷の林から離れて独立したようなので・・・)

 

Iさんから、オオタカの営巣の話を聞いたのは、5月下旬頃だったでしょうか。

抱卵中に、カメラなどを持ち出すと、巣を放棄する可能性もあるため、YさんとIさんが、そっっと観察していたオオタカの巣。

雛が生まれて、少し大きくなった6月14日、Iさんから連絡を受けて、同行させてもらうことにします。現地でYさんとも合流してしばらくすると、林の高い枝に親が巣の近くいます。

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この個体は雌でしょうか。巣の傍で、ジッと外敵が来ないよう見張っています。

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巣の中では、だいぶ大きくなった雛が2羽いますが、身体の大きさがだいぶ違うようで、小さい方はチラチラとしか見えません。

オオタカの産卵時期は4~5月で、普通2~3個の卵を産みます。35~38日で孵化しますが、 孵化して15日くらいでハトと同じくらいの大きさとなり、30日を過ぎると親鳥とおなじ位の大きさになります。

孵化から35~40日で飛べるようになり、さらに約1~2ヶ月で親から独立します。

卵から独立するまで、100日以上かかることになりますね。

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親タカは、時々、林の中を、とまる位置を変えながら移動します。雌が主に見張り役で、雄は、雛のために餌を捕りに出かけてるようで、姿は見えません。

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6月16日、再び、その様子を見に行ってみますが、雛はお昼寝中なのか、頭が見えるだけで、親タカは、いつもと同じように、周辺で警戒中です。やはりお母さんだけ!!

この辺りはカラスが多い為、見張りも大変!!辺りを見渡しながら・・・・・

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オオタカ(大鷹)

日本では、北海道・本州・四国で繁殖し、九州以南では冬に見られる、日本ではお馴染みの代表的なタカの仲間です。

昔から鷹狩りに使われたことでも有名です。鷹狩りは仁徳天皇の時代にはすでに行われており、江戸時代中期には盛んに行われ、古今、タカといえば、オオタカを指すといわれています。

一時は数が減り、レッドデータ入りしたこともありますが、最近は、環境に順応してきたのか、人里近くでも見られるくらい、数も増えてきたようです。

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時々巣に戻って、雛の様子を見に来るようです。

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ここは、暗い林の中で、強い逆光のため、ISOを上げての手持ち撮影のため、ブレブレ写真の連発。

この後さらに観察は続きます。

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2014年8月20日 (水)

カイツブリ親子

カイツブリ第2弾です。

7月29日、ほぼ2週間ぶりにカイツブリ2号親子に会いに行ってみると・・・・・

あの2号の小さかった5羽の雛は、だいぶ大きくなって、池の中を泳ぎ回ってました。

それぞれの親に2羽ずつの雛が、あまり距離をとらずに泳いでいましたが、1羽だけ、単独行動!

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別にこの1羽が特別大きいという訳ではないのですが、なぜか単独行動が好き????

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さすがに食欲旺盛で、親は、子供の為にほぼ潜りっぱなしです。

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抱卵中の1号は、人が近くを通ってもお構いなしで、特に変わりはありません。

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3号・4号も抱卵中で変わりなし。

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この調子では、全部の雛が巣立つのは9月に入ってからでしょうか。

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2014年8月18日 (月)

カイツブリの子育て日記2014

天候不順が続くお盆休みも終わり、遠出をされた皆さん、お疲れ様でした。

我が家では、相変わらず、孫姫のお相手で少々疲れましたが、のんびりと過ごせることが出来ました。(年中日曜日の身分には、夏休みも関係ないのですが・・・・・・)

 

鳥ネタも尽きそうな感じですが、公園のカイツブリだけは元気です。

昨年も紹介したカイツブリの子育て日記、今年はちょっとズボラして、熱心な観察記録ではありませんが、ご紹介しますね。

7月16日、久しぶりに近くの公園の池まで出かけてみたところ、営巣中の夫婦は4組、放棄された巣が一つ、合計5つの巣を見つけることが出来ました。

まずはそのカップル4組の愛の巣をご紹介したいと思います。

昨年同様、見つけた順番に番号を付けて紹介します。

まずは1号

岸から一番近い所で、手を出せば届きそうなところに巣があります。

ちょうど抱卵中で、雛はまだ孵化してないようです。

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そして2号

この巣では、雛が5羽誕生していて、時々、巣から離れて冒険する時もありますが、いつも親にまとわりついてます。(見えますか?)

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親を追いかけながら、餌をもらう姿が微笑ましいですね。

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そして3号

こちらは、昨年営巣した場所と同じような所に巣があり、昨年と同じカップルなのかもしれません。

時々巣を離れますが、卵が巣材に隠れているのか、卵は確認できませんでした。

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3号の巣から少し離れたところには、放棄された巣がありました。

何故放棄されたのか分かりませんが、住み心地が悪くて、場所を変えたのかもしれません。

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一番離れたところにあった4号の巣です。

まだ巣がつくられたばかりで、雄と雌が一生懸命巣材を運んでるところで、この中では一番遅い営巣なのかもしれません。

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今紹介したように、今年は合計4つの巣を見つけましたが、順番に雛が孵ると、かなり賑やかなことになりそうです。

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2014年8月15日 (金)

真夏の公園散歩

真夏の日差しが射す、公園へ、ホウジャクを見つけに出かけてみますが、肝心のホウジャクの姿は見えず。

ただただ強い日差しがジリジリ射して、汗が噴き出してきます。

それでも、せっかく来たからにはと、花に集まる虫たちを適当に撮って帰ることに・・・・・

まず見つけたのが、アカスジカメムシ

黒地に赤い縦線が入って、なかなかお洒落なカメムシ。

このアカスジカメムシの鳴き声が収録されてるサイトを見つけました。まさかカメムシが鳴く???興味のある方は、この記事の最後に載せておきますので聞いてみて下さい。

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ところで、カメムシの仲間って何種類くらいいるのでしょうか?

カメムシの事には全く無知だったので、暇に任せて調べてみました。

普段、私たちが総称してカメムシと呼んでる仲間は、日本には1150種ほどいるようで、その数は研究が進むにつれてさらに増えてるようですから驚きです。

カメムシは、その名前の通り、亀の甲羅のような形をしていますが、頭は先端が尖った三角形、前胸は左右に張り、羽根に覆われた胴体は後ろすぼみになっているので、全体はおおよそ五角形の底を引き伸ばしたような形になっています。

一部の地域ではヘッピリ、またはクサンボと呼ばれているようです。

またカメムシの仲間は、臭いことでも有名ですが、このにおいは、敵の攻撃など、外部からの刺激を受けると発せられ、、捕食者に対しての防御であると考えられています。

この悪臭、自身にとっても有害だそうで、瓶の中にカメムシを入れ、つついて臭いを出させたあと、蓋を閉めておくと、死んでしまうことがあるそうですよ。

害虫として、昔から馴染みが深く、各地でいろいろな方言で呼ばれてきたそうです。

ワクサ・ワックサ(群馬県・埼玉県北部)、ヘコキムシ・ヘッピリムシ(多くの地方)、クセンコ(クセンコムシとも・青森県)、アネコムシ・ヘメコムシ・ヒメコムシ・ドンベムシ(秋田県南部山間部など)、ヘタガニ又はヘチガネ・ジョロピン、(新潟県の一部)、ヘクサクンまたはトモコチャン(長野県南部)、ヘクサンボ(富山県の一部)、ヘクサムシまたはヘクソムシ(山形県?福島県)、ガメ(岐阜県の一部)、マナゴ(和歌山県)、ジョンソン・ジョロムシ・オヒメサマ(兵庫県日本海側の一部)、ヒメムシ・ヨメサンムシ(京都府丹後地方)、ガイザ・ガイダ・カイダ(ムシ)(兵庫県?岡山県の山間部)、ホウムシ(島根県西部)、ハットウジまたはハトウジ(岡山県?広島県の山間部)、ホウジ(山口県)、ジャクジ・ジャクゼン・ブイブイ(愛媛県)、フウ(九州地方)などがある。特に今日九州で用いられている「フウ」あるいは「フウムシ」は、カメムシを指す古語のひとつの系譜を引いているとも言われており、ホオズキの語源ともされています。(以上、ウィキペディアなどより)

ちなみに、私が育った大坂ではヘコキムシ???

次の写真は、ブチヒゲカメムシ?

触角が白と黒のブチ模様だから付けられた名前でしょうか。

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ヒメアカタテハもいました。

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ホウジャクの代わりに、辺りをブンブン音をたてながら飛んでいたのは、このクマバチ。(クマンバチとも呼ばれます。)

体が大きく、大きな羽音がするために、恐ろしそうですが、性質はきわめて温厚で、花が大好きで、近づいても人間にはほとんど関心を示しません。

オスには針が無いため刺すことはなく、毒針を持つのはメスのみであり、個体を脅かしたりすると刺すことがありますが、たとえ刺されても重症に至ることは少ないです。

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普段見慣れたモンキチョウですが、やっぱり小さな花にはお似合いです。

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公園の中には、アメリカフヨウも、大きな花を咲かせています。

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アメリカフヨウの近くには、こんな花も・・・・・・なんだか分かりますか??

タイタンビカス、初めて見たのですが、花の横に解説がありました。

アメリカフヨウとモミジアオイの交配だそうです。

もう少し調べて見ると・・・・・・・・赤塚植物園が開発したそうで、ブライトレッド、ピーチホワイト、ピンクの三色が発売されています。

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フウセンカズラも咲いてます。(ピンずれですがご容赦を・・・)

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もちろん実もありましたよ。

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さて、この花は???

ムラサキバレンギク(紫馬簾菊)でしょうか??間違ってるかも??

中央の筒状花が印象的です。

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*上に書いた、アカスジカメムシの鳴き声を聞きたい方は、下記サイトをクリックしてくださいね。どんな鳴き声が聞こえるか???

http://www1.nhk.or.jp/creative/material/03/D0002031433_00000.html

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2014年8月13日 (水)

再び登場!コアジサシ

夏休みに入って、帰省や旅行に行かれてる方も多いですが、私は、孫姫たちのお相手!! 

 

最近は、夏日が続いていたせいもあって、少々鳥ネタが不足気味なんです。

そこで、今は懐かしいコアジサシの見事な狩りぶりを再び登場させることにしました。(もちろん在庫からですので・・・・・)

まずは、飛び込む寸前の反転姿から・・・・・

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上空から獲物を見つけると、一瞬のうちに体をひねると、そのまま水中へ・・・・

この一瞬の姿が好きで、何度も挑戦するのですが、タイミングが難しくて・・・・・

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せっかく飛び込んでも失敗する時もあります。

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今度は上手く捕まえたようですね。

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時には、水面すれすれを飛びながら、すくい取るように小魚を捕る時もあります。

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コアジサシの、こんな姿を見れるのも、来年までお預け!!

2年前には、秋にクロハラアジサシが来てくれたのですが、今年は果たして・・・・・

そんな期待を込めて、今回は在庫からでした。

*今回はコアジサシは再三登場させてますので、コメント欄を閉じてます。

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2014年8月10日 (日)

レンゲショウマ(蓮華升麻)

台風11号が四国に上陸して、現在北北東に進行中ですが、皆さん、大丈夫ですか???

特に、帰省されたり、旅行される方は気を付けて下さいね。

こちらでも風が徐々に強くなり、午前中は雷も鳴り、不安定な天気が続いてます。

 

 

話は戻って、今回は前回の続きです。

「ヤマユリの小路」から元の道を戻って、しばらく歩くと、右手に「野草園」があります。

野草園では、四季ごとに、いろんな野草が楽しめるので、時々訪れるのですが、今まで、このレンゲショウマの状態が良い時に見る事が出来ませんでした。

今回も、暗い斜面にチラホラ!!満開には少し早かったようです。

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レンゲショウマとの出会いは・・・・・・・・・

何年か前、どなたかのブログで初めて見て、こんな可愛い妖精のような花に一度会いたいものだと思ったのが最初。

レンゲショウマで有名なのは青梅の御岳山なのですが、我が家からは少々遠く、他にどこか近くでないかと探してみたところ・・・・・・この武蔵野森林公園にも咲いてることを知って、2011年に初めての出会いがありました。

レンゲショウマの事は以前にも書いたのですが、今回も少し触れておきます。

レンゲショウマ(蓮華升麻)は日本特産の1属1種の花で、キンポウゲ科、レンゲショウマ属の多年草です。

花が蓮に、葉がサラシナショウマ(晒菜升麻)に似ているので、レンゲショウマ(蓮華升麻)の名がつけられたそうですが、まさに妖精のような花です。

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少し角度を変えて撮ってみましたが、丸いのが蕾で、花は薄紫色の、なんとも上品な色をしていて、形もユニークです。

花の直径は3~4センチほどです。

外側にあって白い花びらのように見えるのは萼で、 内側にあって雄しべを取り囲むようにしている淡い紫色の部分が本当の花びら(花弁)ですよ。

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上から見るとこんな形をしています。

この花の自生地は案外少ないようで、都道府県によっては、レッドリストの絶滅危惧種(絶滅危惧I類)や絶滅危惧II類などに指定してるところもあるそうです。

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次の写真は、今回一番のお気に入りですが、この花は下向きで咲くため、下から覗き込むようにして撮るので腰に負担がかかります。

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真横から見るとこんな風に見えます。

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レンゲショウマ怪獣が闊歩してる???宇宙人のようですね。

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*この野草園では、三脚の使用が禁止されてるエリアもあるので注意しましょう!!

もちろん、レンゲショウマのエリアは使用禁止です。

今回のおまけ写真は・・・・・・(写真ソフトで加工したわけではないですよ!!)

レンゲショウマの咲いてる場所に行く途中、こんな小さなトンネルがありました。トンネルを出たところから撮ってみました

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満開の時はどんな色した花だったのでしょう!!

今は蜘蛛の巣が張って、そんな面影はありませんが、面白い形をしていました。

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2014年8月 8日 (金)

ヤマユリ(山百合)は日本固有種

7月半ばごろから、ヤマユリが咲き始めて、武蔵野森林公園では、今が見頃だと聞いて、早速Iさんと一緒に出かけてみました。

出掛けたのは7月24日、まさに炎天下の花撮りです。

公園内のあちこちにヤマユリが綺麗に咲いていますが、今回は「ヤマユリの小径」を目指して一目散。

中央口からわずか10数分の場所なのですが、わずか歩いただけで、汗びっしょり!!

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園内では、この「ヤマユリの小径」が一番遅く咲く場所で、例年だと7月末からが見頃になりますが、この日はすでに満開状態。

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ヤマユリの事は以前の書いてますので、少しだけ触れておきますね。

元々、ユリの原種は100種ほどあって、北半球のみに自生してるそうです。そのうち日本には15種がありうち8種は日本固有種だそうです

そして、このヤマユリもその日本固有種の一つ。

これら固有種のユリも、日本では江戸時代までほとんど品種改良されず、19世紀以降、海外に紹介されて大絶賛!!今や日本はユリ大国として有名だそうです。。(公園リーフレットより)

特に、このヤマユリは、芽から開花までには少なくとも5年以上かかり、また株が古いほど多くの花をつけ、風貌が豪華で華麗であることから、『ユリの王様』と呼ばれています。

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ユリが咲く辺りには、甘い香りがいっぱい漂い、蝶もたくさん訪れますが、どういう訳か一番たくさんいるのは、コチャバネセセリ

上手い具合に花芯に止まってくれました。

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こんな小さなバッタ(??)も・・・・・・・

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バックを暗くしてみると、一段と白さが目立ちます。

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蔦が絡んで、樹の幹にくっついたヤマユリです。

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頭が重くて、すぐにお辞儀してしまうヤマユリですが、若い花は、こうしてまっすぐ立っています。

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背中合わせに咲いてるヤマユリ。

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そろそろ陽も高く上がって、ヤマユリの花もピーカン状態!!

野草園にはレンゲショウマが咲き始めてるということで、こんどは、そちらの方に向かうことにします。

木陰の道を歩くと、陽もさえぎられ、そよ風が汗びっしょりの体に心地良く、足どりも軽くなります。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・続く


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2014年8月 6日 (水)

大宮氷川神社例大祭

8月1日は、大宮氷川神社の「例大祭」

Iさんから午前10時に始まると聞いて、朝から気温がぐんぐん上がる中、出かけてみました。

例大祭は年一回、多くは祭神や神社に特別の由緒のある日に行われる神事で、例大祭が行われる日は毎年一定で、みだりに変えることはできないもので、ここ大宮氷川神社では、毎年8月1日とされています。

例大祭とは俗称であり、正式には大祭式例祭(たいさいしきれいさい)

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現地に付いたのは午前9時20分ごろ、お祓いを受ける為の吉敷町の人形山車が、山道をゆっくりと進んでいます。

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境内には、27町内の山車やみこしが勢ぞろいし、大混雑。

写真は宮町の人形山車。

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大門町の人形山車も暑い中、ひと休み。(人形を点検中??)

高所恐怖症の私にはとてもこんな場所には登れませんが・・・・・・

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小さな子供用の神輿にも立派な飾りが付いてます。

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そして、いよいよ厳かに、例大祭が始まります。

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そして、午前10時40分ごろ、「勅使斎館」から、天皇陛下の使いである「勅使(ちょくし)」が、本殿に向かいます。

氷川神社の例大祭は1868年に明治天皇が同神社に参拝して以来、8月1日に執り行うようになり、毎年宮中から勅使が派遣されています。

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勅使は境内の山車などの間を通って本殿へと向かい、祝いの品を届けます。本殿では宮中の楽師によって、伝統の舞「東游(あずまあそび)」も奉納されます。

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このような勅祭社は以前は全国に22社あったそうですが、今は16社。

そのなかでも、この氷川神社は、天皇みずからが祭祀を執り行った「御親祭の神社」として特別だそうです。

ちなみに、勅祭社とは勅命により勅使が例祭に差遣され、幣帛が奉奠される神社のことで、現行では伊勢神宮は別格として、ここ大宮氷川神社の他に、明治神宮・靖国神社(東京)、鹿島神宮(茨城)、香取神宮(千葉)、熱田神宮(愛知)、近江神宮(滋賀)、加茂別雷神社・賀茂御祖神社・平安神宮・石清水八幡宮(京都)、橿原神宮・春日大社(奈良)、出雲大社(島根)、香椎宮(福岡)、宇佐神宮(大分)の16社です。(武銀レポートなどより)

この例大祭が終わると、お祓いを受けた拡張の山車や神輿が、街に繰り出すことになり、夕刻から盛大な「大宮夏祭り」の始まりです。

残念ながら、この後の祭りは、所用があって行けず、報告できませんが、2012年の人形山車巡行の様子は・・・・・・・・・・・・・・・・・・こちら 

興味のある方はどうぞ!!

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2014年8月 3日 (日)

セイタカシギの編隊飛行

7月11日、セイタカシギの数が増えてきたようなので、その様子を確認するために、早朝から出かけてみます。

午前7時すぎ、北東方向から、7羽のセイタカシギがやってきました。

揃って飛ぶ姿は、まるで、スポーツカイトを見るようです。

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上空をを旋回しながら徐々に高度を下げてきます。

7羽が一緒だと、なかなか優雅で絵になりますね。(一番右端の個体は、背景に溶け込んでしまって分かり難いですが・・・・数えてみて下さいね。)

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さらに高度を下げて、水面ギリギリのところを飛びます。

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そして、柵の上に、順番に着地。

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ねぐらはどこか分かりませんが、この近くにあるようです。(2番目に小さく写ってるのはコアジサシ、大きさが比較できます。)

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前回紹介した時はチュウサギということで載せていたのですが、よく見ると、ダイサギのようです。

セイタカシギと仲間になりたいのか、徐々に近づいて行きます。

でもセイタカシギにとってはありがた迷惑????慌てて左側に移動します。(タイトルバナーの写真もこの時のものです。)

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さらに近づくものの・・・・・・・・・・嫌われてしまったようですね。

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しからばと・・・・・・・・・・・もっとたくさんの仲間がいるところへ・・・・・・驚いて飛び立ったのはコアジサシ。

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こうして、セイタカシギたちも、夕刻までここでのんびりとくつろいでいきます。

傍らでは、コアジサシが幼鳥も混じって、元気に飛び回ってます。

またまた疑問が・・・・・・どこで餌を捕るのか??

まだまだ水位が高くて、餌を捕る場所がなさそうなのに・・・・・・・・・・・

翌22日には10羽に増えてました。




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2014年8月 1日 (金)

コアジサシの親子(飛び立ちを促す)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・続き

今回はコアジサシの親が幼鳥に餌を与える様子を連続写真を載せてみたいと思います。

幼鳥は、親が近くに来ると大きな声で、催促しますが、その時、餌を持ってない時もあります。

次の写真はセイタカシギが見つめる中、幼鳥に餌を与える様子です。

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親鳥は餌を与えた後、盛んに幼鳥に対して、飛び上がるよう催促しますが、なかなか踏ん切りがつかないようです。翼ををばたつかせるだけです。

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この頃になると、幼鳥も、親と一緒に餌捕りを覚えなければならない時期、親も一生懸命、連れ出そうとします。

次の写真はその典型的なシーンです。

親鳥は、餌を咥えて幼鳥から少し離れたところに止まって、すぐに餌を与えません。

暫くこんな状態が続きますが、幼鳥は餌をねだるばかり・・・・・

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暫くしてからやっと、餌にありつけますが・・・・・

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親は、再度、幼鳥に飛び立つよう促しています。

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そしてやっと、飛び立つものの、まだ飛ぶことに自信がないのか、周辺をぐるっと一周して、また元の場所に・・・・・

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着地もまだぎこちない様子ですが、それでも、こんなことを繰り返しながら、見よう見まねで、餌を捕ることを覚えていくのだと思います。

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頑張れ!!

その後、7月28日には、コアジサシの姿は1羽確認できただけで、親子の姿も見る事はできませんでした。

もう今頃は幼鳥たちも、独り立ちして、どこかで元気に、水の中へ飛び込んで、餌を捕ってるのかもしれませんね。

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