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2014年7月18日 (金)

雨上がりの古代ハス(パート2)

古代ハスが楽しめるは6月中旬ころから7月いっぱいでしょうか。

株ごとに順番に咲き始めて実を付けるまで、いろんな花の様子が楽しめます。

まずは蕾から・・・・・・・

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蕾もマクロで撮ってみると、また別の世界が見えます。重なり合った花弁、人工的には創りだせないような不思議な絵が見えてきます。

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ここで、ちょっと面白い逸話(?)を・・・・古代ハス畑の中の立て看板にはこんな内容のことが書いてありました。

「ハスの花が咲く時、ポンッ!と大きな音がする。」って話を聞かれたことが無いでしょうか。

(実は私自身、高校生の頃だったでしょうか??友人からそんな話を聞いて今まで信じていたのですが・・・・・・・・・・)

実際には、そんな音はしないそうです。

この話は江戸時代、俳句・和歌の集まりを、高級料亭で開こうとした時、その中の中心人物たる人が、ぽつりと独り言を言った「ハスの花が開く時、ポンッと音がした」と・・・・・

それを聞いたよっぱらい仲間が、ただ酒のお礼に、おべんちゃらでこの話を広めてから、あたかも真実のように世の中に広まったとか・・・・・・・

世の中、酒の上での話は、当てにならない典型かもしれませんね。

本当に、そんな音が聞こえるなら、明け方のハス畑では、ハス音の饗宴が聞けて楽しいかもしれません。

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蕾から見事に花を咲かせて、雨に濡れた花も独特の色合いを見せてくれます。

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古代ハスの畑とは別に、白いハスの花の蕾もほころび始めてました。

もちろん、これは古代ハスではなく、園芸種のハスだと思います。古代ハスより少し遅れて咲くようです。

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そして、満開になった後、下の花弁から少しずつ散り始めます

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花が散り始めても、その艶やかさは変わりません。

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そして、いよいよすべての花弁が落ちると・・・・・・・・

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まだ若い花托には実がびっしり詰まってます。

この花托は古代ハスのものですが、小さい頃、近くにレンコン畑があり、そこのできるハスの実をよく食べた記憶が残ってます。

このハスの実は生命力が強く、昨今、どこででも見れるようになった古代ハスも、もともとは2000年以上も前の種子から発芽したものが全国に広まったそうですから驚きです。

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傍らで、1本のノカンゾウが綺麗に咲いてました。

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コメント

つぼみから散るところまで見せていただいてありがとうございます。きれいですね。「ハスの花が咲く時、ポンッ!と大きな音がする。」という話は、一瞬、信じてしまいますね。似たような話で「流氷の季節、オオワシがとっかり(アザラシの子供)をわしづかみにしてさらっていく」、「昔は流氷がやってくるとカムチャッカまで歩いていけた」というのがあります^^;話の種に使ってみてください(^^)

投稿: やまちゃん | 2014年7月18日 (金) 07時51分

おはようございます。
蓮もピンクは何とも言えないくらい綺麗です。
私も早く撮りたいです。
美しい写真に感謝します。

投稿: EOSのパパ | 2014年7月18日 (金) 07時56分

こんにちは
 
古代蓮 楽しませていただいています。
蕾も、花盛りも、散りかけもほとんど散り終わりも、若い実も、
すべての段階が美しいですね。
うふふ ハスの花が咲くときポンと音がする 作り話と知っては
いましたが、ロマンチックな作り話で想像すると楽しいですね。
どの花でも最初の花びらが開き始めるとき、ごくごくごく微かな音が
しても不思議じゃない気もします。もちろん人の耳には聞こえないで
しょうけれど。 そうそう、風船のようにぷっくり膨らんだ桔梗の蕾は、
もしかするとポンと音がするかもしれませんねー
 
レンコン畑の蓮の実を食べられたとのことですが、若い実をそのまま生で
食べられるのですか? どんなお味なのでしょう?

投稿: ポージィ | 2014年7月18日 (金) 10時48分

こんにちは!
蓮の花、特に2枚目の写真が神秘的で見入ってしまいました。
前回から楽しませて頂いています。これから咲こうとしている花と、散ってゆく花弁を見ながら感動しました。
ポンっという音がするのを、私も信じていました一度聞いてみたいなと思っていたけど、由来を初めて知ってびっくり
蓮の実はベトナムの出店で食べました。甘く炒めたおやつみたいでした~数千年前の味だったのかな。。。

投稿: うずまき | 2014年7月18日 (金) 14時58分

私も先日古代ハスが植えられている池に行ってきました。
2000年以上も前の種が復活したときのニュースを覚えております。
それからハスの開花音、かつては自分も信じておりましたがやっぱり違うようですね。

投稿: country walker | 2014年7月18日 (金) 15時07分

こんにちは。

古代ハスのシリーズ、今回は蕾から花弁が落ちて花托がもろに現れ
実がいっぱいついてそれが食べられるとの事、どの様にして食べられる
のか想像がつきませんでした。
神秘的と云うか清楚と云うか見て楽しみたい古代ハスです。
白いハスの花も素敵で存在感がありますね!!
2回にわたり古代ハス、堪能しました。

投稿: ひこ | 2014年7月18日 (金) 16時26分

こんばんは。
 
はい〜 咲く時にポンと音がすると 聞いたことがありますよ♪
 
でも お花ですものね、そんな音は するはずもなく・・・
うっそぉ〜 と言いつつも どこかでホントかな?と思う気持ちもありました。
 
お写真の様子では 外側からハラハラとほどけるように咲いて行くみたいですね。
朝早くに気が付いたら 咲いているので
ポンと咲くに違いない、と思ったのかしら ( ´艸`)プププ
 
ハスは 根も種も食べられるので
昔々から 重宝されて来たのでしょうかね。
確か ベトナムの方ではお茶もありましたね。

投稿: 花mame | 2014年7月18日 (金) 17時51分

こんばんは。
え~っ! 蓮の花が開くときポンという音はしないのですか!
私も音がすると信じていた一人です。
それにしても古代ハス色が濃くてきれいですねえ。
古代の人もこの色を見ていたのかと思うと、色んなことが想像できますね。
蓮の実よく食べていました。
今も砂糖漬けを買ってきて食べています。

投稿: nampoo | 2014年7月18日 (金) 19時36分

こんばんは~

 ハスの花って、咲くときにポンって音がする。
聴いたことはないけれど、なんだかそんな気がします^^。

美しい写真、うっとりです・・・。
雨に濡れた所もいいですね。

2000年以上も前の種子から、発芽なんて、すごいですね。
ロマンを感じました。


投稿: みい | 2014年7月18日 (金) 21時55分

>やまちゃん
おはようございます。
このような逸話(?)、各地に存在するのでしょうね。
多分、何らかの根拠があるんだと思いますが、2つの話は、さすが北海道らしい話ですね。


>EOSのパパさん
おはようございます。
ハスの花の色合いは、何とも言えないですね。
他の花ではちょっと味わえないかも知れません。
EOSのパパさんが撮ったら、どんな写真になるのか楽しみです。
もっと幻想的な絵になってるんでしょうね。


>ポージィさん
いつも有難うございます。
ハスの花は、どんな状態で撮っても絵になります。
人によってはハスだけの写真展を開く人もおられるくらいですよ。
花が咲く時の音、初めて聞いた時は、なるほど!と思ったものですが、ちょっと残念な気もします。
ハスの実の味は覚えていませんが、若い実ではなく、熟れた時に採ったように思います。
炒ったのか?茹でたのか?分かりませんが、まずいという印象はなかったですね。
機会があれば、もう一度食べてみたいです。

投稿: ソングバード | 2014年7月19日 (土) 06時55分

>うずまきさん
おはようございます。
ハスの花は、その時々でいろんな表情を見せてくれるので楽しいですよ。
園芸種ではいろんな色もあるようで、機会があれば、是非ご覧になれば・・・・・・
花が咲く時の音、実際に聞いてみたいですね。
そう云えば、タイやベトナムではハスの花でも有名だったですね。
ハスの実、もう一度食べてみたいです。


>country walkerさん
おはようございます。
古代ハスでは「大賀ハス」が有名なのですが、今やその子孫たちが全国に散らばってるのでしょうか。
いろんなところでも見れるようですね。
ハスの花の開花音、ちょっと残念ですが、もし音がすれば聞いてみたい気も・・・・


>ひこさん
おはようございます。
開花から花托まで、ハスの花はいろんな撮り方が出来て楽しいですよ。
それぞれの場面で、存在感もありますし・・・・・
ハスの実、今でも食べる人がおられるようですよ。
どんな味がするのか、興味津々です。
白いハスは園芸種のようですが、古代ハスで有名な行田では、他の色のハスも咲いてるようです。
来年は行ってみたいと思ってます。

投稿: ソングバード | 2014年7月19日 (土) 07時08分

>花mameさん
コメント有難うございます。
ハスの花の花が咲く時、本当に音がしたら・・・・・・
早朝のハス畑は、あちこちで・・・・・ポン!ポン!ポン!
賑やかでしょうね。

古代ハスは、レンコンと違うので、根は食べられないと思いますが、実はどうなんでしょうね。
ハスの実も、も一度食べてみたいのですが、どこかで売ってるのかな????


>nampooさん
おはようございます。
ハスの花が咲く時の音、ロマンですねぇ~!!
古代ハスは、他のハスの花と違って、どことなく気品を感じますね。
ハスの実の砂糖漬けってあるんですか。
どんな味がするんでしょうね。
ピーナッツ風味かな???(笑)


>みいさん
おはようございます。
古代ハスでは行田の古代ハス」や千葉の「大賀ハス」が有名なのですが、まさか2000年以上前の種が生きていたなんて驚きですね。
今ではその子孫たちがいっぱい増えて、埼玉でも何ヶ所かで見れます。
古代ハスの淡い色が何とも言えません。
花が咲く時の音、残念ですが、聞こえないそうです。ちょっと残念ですね。

投稿: ソングバード | 2014年7月19日 (土) 07時25分

こんにちは^^
古代蓮 綺麗ですね~♪
2000年前の種子ですか!すごいですね・・
生命力・・発芽力が強いのですね!
いつもながら・・繊細で綺麗な写真に うっとりしました♪
最近・・暑くて・・外に撮影に行く元気も ありません(^^;

投稿: ミント | 2014年7月19日 (土) 16時35分

古代ハスシリーズ、美しすぎます!!!!!
もぉ、うっとりしっぱなしです^^
色、形、花弁の造形、散る姿、散った姿、
すべてが、美しい!!!!!
こうして美しい古代ハスのお写真を拝見できて、
とっても嬉しいです^^

投稿: 音函 | 2014年7月19日 (土) 18時14分

>ミントさん
おはようございます。
鳥たちの子育てもそろそろ終わり、鳥撮りさんたちの一番暇な時期に突入でしょうか。
せっかくの連休も、こんな天気では出かける気にもなりません。
古代ハス、今やいろんなところで見られるようになりましたが、
古代人が見ると、ビックリするでしょうね。


>音函さん
ありがとうございます。
ハスの花は、蕾から花が散るまで、いろんな写真が撮れるので、楽しいですよ。
淡いピンクが、清楚な雰囲気を醸し出して、心もスッキリ!!

投稿: ソングバード | 2014年7月20日 (日) 05時54分

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