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2014年6月

2014年6月30日 (月)

2年ぶりのコアジサシ

I沼のコアジサシ、毎年この時期に見る事が出来るのですが、昨年はどうしたわけか、単発的に訪れただけで、撮るまでに至らず!

そして、今年は数こそ少ないですが、2組のカップルが来てくれました。

そんな訳で、6月2日午後、今年初めてのコアジサシを撮りに出かけてみました。

この日は時折、強い風が吹く日で、せっかくのコアジサシも落ち着きがなく、短時間で撤収。

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空も曇り空で、どんよりとして、なかなか近くを飛んでくれません。

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それではと、翌6月3日再度挑戦。今度は午前中に東側から撮ることにしました。

この日も東側に一組、西側に一組しかいなくて、例年のような賑やかさはありません。

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コアジサシの飛込みを撮ろうと待機するも、なかなか近くで飛びこんでくれないため、ちょっと面白い撮り比べをしてみました。

下2枚の写真、ほぼ同じ所から撮ったものですが、光と風の具合で印象が全く違ってきます。

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風の向きが変わってとさざ波が消え、光の具合が変わると、対岸の木立の緑が水面に映り込みます。

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この沼にはこんなポールがいくつか立っていて、コアジサシにとって格好の休憩場所に早変わり。

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何度か飛び込むものの、遠くで、456手持ちでは届きません。

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この日も結局満足な飛びこみシーンも撮れず、撤収。

動画は、コアジサシの羽繕いです。

入念な羽のお手入れは欠かせません。

                                        

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・続く

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2014年6月28日 (土)

ア・ジ・サ・イ花比べ(最終回)

今回がアジサイ花比べの最終回です。

3回に分けて、アジサイの花を載せてきましたが、アジサイの種類の多さに、改めてビックリします。

アジサイの装飾花は萼片4枚が普通なのですが、次の写真は、萼が3枚しかありません。

萼片が3枚のガクアジサイは、そう珍しいものではなさそうで、中には同じガクアジサイに3枚・4枚・5枚のものが混在するものもあるようです。

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そして、枝部分の先に小さくてかわいい白い装飾花を付けるアジサイ。それでも存在感は十分です。

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次の写真は、淡い青紫色のグラデュエーションが綺麗なアジサイですが、萼片の形が、ギザギザ模様で、花びらのように見えます。

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そして青い色したアジサイ。

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手毬型のアジサイですが、花の蕊が、まるでカタツムリのツノのように見えます。

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少し近づいて撮ってみると・・・・・花弁の数は5枚が普通なのだそうですが、このアジサイは花弁が4枚です。

ちなみに雄しべの本数は花弁の2倍だそうです。下の写真で数えてみて下さいね。

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輪郭が白で縁取りされた種類ですが、今回初めて見る種類かもしれません。

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次も、ガクアジサイの一種でしょうか??小さな紫色が綺麗です。

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次は、青紫色でしょうか。手毬型のアジサイです。

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そして、最後は、少し紫色が薄っすらとかかったアジサイです

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こんな綺麗なガクアジサイたちも、両性花の花弁が全て落ちる頃には、装飾花も垂れ下がって下を向いてしまい、やがて落ちてしまいます。

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今回3回に分けてアジサイの花比べをしてみましたが、カシワバアジサイなど、ポピュラーなアジサイは載せていません。

来年は、また新しい種類が増えてるかもしれませんね。

 

最終回のおまけです。

ホタルブクロなどに混じってこんな花も綺麗に咲いていました。

オオムラサキツユクサでしょうか???それともムラサキツユクサ???

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2014年6月25日 (水)

ア・ジ・サ・イ花比べ(2)

花比べ第2弾です。

アジサイもやっぱり、紫系が圧倒的に多く、紫系ばかり集めて掲載するつもりでしたが、結局、撮った順番に・・・・・

種類としては、ガクアジサイ系が多く植えられてます。

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同じ紫でも、淡い色が何とも言えないです。

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こちらは、紫というより、青系に近いのでしょうか。

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ちょっと雰囲気を変えて、今度は白いアジサイです。手毬系の奇麗なアジサイもあるのですが、次の種類は初めてのような?????

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上の種類とは同じ(?)、蕚の形はよく似てますね。

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濃いブルーが何とも言えず神秘的でした。

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先端だけに薄紅を配したようなところが何とも言えませんね。蕚は3枚しかありません。

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一段上の青いアジサイと種類は同じでしょうか?????

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次のアジサイは良く見かける手毬型。

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青紫色の、蕚が、まるで花のように見えるタイプです。グラデュエーションが綺麗です。

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今度のアジサイは、ちょっと変わって枝のように伸びた先に・・・・・

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ここまで紹介すると、そろそろ終わり????

まだ続きますよ。

*今回もコメント欄は閉じてます。

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2014年6月23日 (月)

ア・ジ・サ・イ 花比べ

アジサイが似合う季節になりました。

今年も、指扇氷川神社のアジサイが綺麗に咲いているので、見に行ってみました。

そんなに広い所ではないのですが、いろんな種類のアジサイが咲いています。

そこで、今年は、ここで見つけたアジサイを図鑑写真風に撮ってみましたので、それを数回に分けて紹介しますね。

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昨年もアジサイの事には触れてますので、今回は復習のための少しだけ書いておきます。

ウィキペディアによると・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

アジサイ(紫陽花)は、アジサイ科アジサイ属の落葉低木の一種である。

広義には「アジサイ」の名はアジサイ属植物の一部の総称でもあり、。狭義には品種の一つ H. macrophylla f. macrophylla の和名であり、他との区別のためこれがホンアジサイと呼ばれることもある。

原種は日本に自生するガクアジサイ H. macrophylla f. normalis である。

6月から7月にかけて開花し、白、青、紫または赤色の萼(がく)が大きく発達した装飾花をもつ。ガクアジサイではこれが花序の周辺部を縁取るように並び、園芸では「額咲き」と呼ばれる。ガクアジサイから変化した、花序が球形ですべて装飾花となったアジサイは「手まり咲き」と呼ばれる。

日本、ヨーロッパ、アメリカなどで観賞用に広く栽培され、多くの品種が作り出されている。原産地は日本で、ヨーロッパで品種改良されたものはセイヨウアジサイ と呼ばれる。

また、この種は、装飾花の分布から、ガクアジサイと、狭義のアジサイ(ホンアジサイ)に分かれる。またこれらとは別に、ヤマアジサイ Hydrangea serrata やハイドランゲア・スティロサ Hydrangea stylosa を同種とする説もある。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・などと記されています。(抜粋)

なんだか読めば読むほどややこしくなってくる感じです。

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それでは、アジサイはいったい何種類くらいあるのでしょうか??

「アジサイ百科」という図鑑によると3000品種以上あるようです。

特に園芸品種は各国で改良が進むため、図鑑に載せきれないものも多く、年々増えているようで、明確な答えが出てきそうにありません。

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一説には、・ヤマアジサイ約900品種 、・エゾアジサイ約140品種 、・ヒメアジサイ6品種
・ガクアジサイ約70品種 ・園芸アジサイ450品種など約2000品種だとか・・・・・・

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そんなアジサイのことを調べながら、ここで撮ってきたアジサイの名前を特定しようと、頑張ってみたものの、あまりにも類似種が多く、名前を特定するにはあまりにも無謀な事と思い知り、とりあえず、撮ってきた一部を紹介していきたいと思います。

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アジサイも、なぜか紫系が多いのですが、形は様々です。

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次の写真のアジサイだけは特徴があるので特定できます。

名前は「ウズアジサイ」、ホンアジサイの変異種のようですが、このウズアジサイにもいろんな色があるようです。

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有名なカシワバアジサイはピークを過ぎて、あまり良い形の花が無かったので、今回はパスしましたが、白系のアジサイもいろいろあります。

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次の写真はどこででも見られる基本形ですが、やっぱりアジサイの定番でしょうか。

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次回以降、まだ続きますよ。

いったい何種類出てくるか?お楽しみに・・・・・・

*今回も連載になりますのでコメント欄を閉じてます。

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2014年6月21日 (土)

無事に巣立ったフクロウ

サッカーW杯、残念ながらギリシャ戦もドローで終わって、いよいよ崖っぷち!

最後まで諦めずに頑張ってもらいたいですね。

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鳥撮りも今は鳥枯れシーズン、コグンカンドリが入ったとか、レンカクが入ったとか、ピンポイントでは大フィーバーしてるようですが、わざわざ出かける気にもならず、今は花撮りに専念してる今日この頃。

フクロウシリーズも、最終回の掲載が遅れてしまいました。

 

妙高から帰ってきた翌日の5月26日、フクロウの様子が気になるので、再び早朝に出かけてみます。

聞くところによると、3羽の雛が巣立ったようで、この日は1羽だけ遠くの枝に見えます。

早朝とはいえ、さすがに鳥撮りさんの数も増え、この日は20人ほど。

見える位置が制限されるため、カメラの位置取りが難しいですが、ここでもデジスコの威力発揮。

皆さんの後ろからでも十分に狙えます。

アレレ!・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・残念ながら、顔が良く見えません。

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暫く待ってると・・・・・・・やっと顔をのぞかせてくれました。

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上の写真と下の写真、同じように見えますが、わずかに目の大きさが違うんですよ。

下の2枚の方が、目がパッチリ!!・・・・・・・・・・んっ!同じ??

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やっと顔を見せてくれたのに、今度はじわじわと左の方へ移動して、顔が見えなくなりました。(横向きの顔がかすかに・・・・)

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他の雛たちも、こんな風に木陰に隠れてる筈なのですが、その間、お父さんやお母さんは????

実は、我々には見えないところで、雛たちを見守っています。

この撮影をしてる間にも、周囲ではチョッカイを掛けようとしたカラス数羽を相手に、親フクロウの大バトル戦が繰り返されていたんです。

その間、雛たちはじっとその場を動きません。

次の写真は帰り間際に撮った写真ですが、なぜか左足を前に・・・・・

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今度は、右足を・・・・・じっとしてて足が疲れたのかな???

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どんな足をしてるのかな????

少し、トリミングしてみると・・・・・如何ですか?可愛い???

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今回で、今年のフクロウシリーズは終わります。間延びした投稿になってしまって申し訳ありません。

*完全に巣立ちが終わるまで待ってからの投稿ですので、この記事がフクロウ情報は最新ではありません。

あれから約1か月、今頃は、親と一緒に狩りの練習でもしながら、森のどこかにいるのかもしれませんね。

それとも、この森からどこかへ移動してしまったのか、今はその姿を確認することはできません。

来年もまたこの森に戻ってきてくれるといいのですが・・・・・・・

4年前の記事ですが、フクロウの赤ちゃんの変顔に興味のある方は・・・こちら

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2014年6月19日 (木)

染谷の花菖蒲2014(その2)

花菖蒲の色はやっぱり、紫系が多いのですが、それぞれ微妙に色合いが違います。

今回はちょっとズボラして、写真だけの掲載です。

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もちろん、背景の花の色によってもその雰囲気は変わりますね。

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もっとじっくり探せば、紫系の花菖蒲が見つかると思うのですが、回ってるうちに、みんな同じように見えてしまって・・・・

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*今回は連載のため、コメント欄は閉じてます。


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2014年6月17日 (火)

染谷の花菖蒲2014(その1)

毎年花菖蒲を撮りに行く「染谷花菖蒲園」、今年は梅雨入りが早く、雨が続いて行きそびれていたのですが、Iさんから「満開だよ!」と連絡いただき、梅雨の合間を見つけて出かけてみました。

今年も、駐車場300円、入園料500円、昨年と同じ????

毎年同じような光景ですが、相変わらず、綺麗な花菖蒲がいっぱい!!

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花菖蒲を引き立てる為でしょうか、アジサイは白系が植えられてます。

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広角レンズで撮ってみると・・・・・・こんな風に写ります。

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紫系統の花菖蒲が多いですが、白系の花菖蒲が良く引き立ちます。

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白地にうっすらと紫いろが混じって奇麗です。

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今回、一番お気に入りの花菖蒲です。

どことなく品がある淡い紫色が綺麗でした。

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濃い紫色の花菖蒲が間に入ると、また違った雰囲気を醸し出します。

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色とりどりの花菖蒲が混じって咲いているところもあります。

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休憩処は、いかにも日本風に・・・・・・

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昨年も載せた戸板越しの構図。今年は残念ながらほかの戸板の隙間は文字盤でふさがれていたため、この構図のみ!!

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次回は特に紫系の花菖蒲を集めてみます。


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2014年6月14日 (土)

フクロウの赤ちゃんが顔を出した

そろそろフクロウの赤ちゃんが姿を見せてくれるだろうと、妙高高原に出かける前の5月19日早朝、その様子を見に出かけてみます。

午前6時半ごろ、鳥撮りさんたちは数人だけ、巣箱を見ると、1羽の雛が姿を見せてくれてます。

少し眠そうな顔してますが、産毛にくるまれて、まるでぬいぐるみのようです。

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やっと目を開けてくれますが・・・・・

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すぐに、またコックリ!コックリ!!

この日は親鳥の姿が見えませんでしたが、近くの枝から、静かに巣箱を見守ってるようです。

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おい!おい!いくら眠くても・・・・・・・・・・・・・落ちるぞ!!!

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まことに器用な寝方をしますね。今にも巣から落ちそうで、見てる方がハラハラ・ドキドキ!!

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時たま、面倒くさそうに、顔を持ち上げますが・・・・・

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すぐに、また・・・・・・・ 

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暫く待ってると・・・・・やっと起きてくれました。

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動画も撮って見ました。

相変わらず動きが無い動画ですが、時々モサモサと動いてくれます。

動画の後半には今にも落ちそうな居眠り姿が入ってますよ。眠くて眠くて仕方ないのでしょう!

                                        

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2014年6月12日 (木)

天空を彩るポピー

まだ梅雨入りする前の5月29日、孫姫連れて、東秩父皆野町にある「天空を彩るポピー」を見てきました。

ここは東秩父皆野町、海抜約500mの高原に約1000万本を超える真っ赤なポピーが植栽されています。

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午前11時過ぎに到着、協力金200円/一人を払って臨時駐車場に入れると、すぐ目の前にポピーが咲いています。

平成18年から秩父高原牧場内に植栽が始まったそうで、今年で7年目になるそうですが、3.8haに植えられたポピーは見事です。

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赤い色のポピーが主体ですが、ピンク色のポピーも混じっています。

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ポピー畑に沿って遊歩道が付いていて、上からも下からも雄大なポピーを眺めることが出来ます。

ただ遊歩道には砂利が敷き詰めれれていて、足元が不安定で、2歳半すぎの孫娘にはちょっときつかったようです。

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下から見上げた様子は、まさに「天空を彩るポピー」

この日は曇ったり晴れたりで青空がすっきりしていなかったのですが、もっとすっきりした青空の日のポピーを見ると、もっと「天空のポピー」が楽しめたかもしれません。

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こんなポピーも咲いてました。白い縁取りが素敵です。

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バックがもっと奇麗な青空だと、まさに天空に溶け込んだポピーー

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これもちょっと変わったポピー。一つ一つのポピーを見ると、同じ赤系でも、それぞれ変わった彩りのものがいくつか見つけることが出来ます。

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途中、孫姫はついにダウン、女房殿と交互にだっこするものの、さすがに重い!!

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ゆっくり写真を撮る間もなかったのですが、来年は青空が映える時にもう一度来てみたいと思います。

近くには、秩父高原牧場があり、半日はのんびり過ごせますよ。

帰り際に食べた、ソフトクリームが美味しかったです。

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2014年6月 9日 (月)

今年もフクロウが巣立ちました。

梅雨もいよいよ本格的、うっとうしい毎日が続きます。

 

今年もやって来たフクロウ、無事雛も元気に巣立ったようなので、アップしますね。

この森にフクロウが営巣し始めたのが、確か2011年からで、今年で4年目。

毎年新しい雛たちが巣立っていきました。

ところが昨年、いつも営巣していた洞が倒れ、今年はどうかと心配していたのですが今年も元気に3羽(?)が巣立ったようです。

今年もフクロウがやって来たということで、5月12日午後、早速見に行ってみると・・・・・・・・お父さん(?)が一羽、巣箱から遠くの木の枝にいます。

こんな時はデジスコの出番です。

お母さん(?)は抱卵中のようですね。

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この日は鳥撮りさんも少なく、のんびり観察できたのですが、フクロウ君は、もちろん昼間はほとんど動くことが無く、まさに森の仙人!!

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気になるのか、時々こうしてこちらを伺ってるようです。

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少し動いて、やっと顔全体を見せてくれました。

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少しズームアップしてみましたが、気持ち良さそうに居眠り中。

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ところで、今年の営巣場所は??

昨年、いつもの洞が倒れて、地元の方達(?)が大きな巣箱を掛けたところ、その巣箱を利用して営巣したようです。

初めてその巣箱が掛けられた時は、「まさかこんなところに???????」と思っていたのですが・・・・

雛が出てきたころには、この森もいよいよ賑やかになり、一時は100人以上の鳥撮りさんたちが押し掛けてきたとか・・・・・

そんな騒がしさをよそに、今年も無事雛も巣立ったようです。

動画にも撮ってみました。ただただじっとしてるだけですが・・・・・・

                                        

(このシリーズ、断片的に3回に分けてアップしますね。)

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2014年6月 6日 (金)

ハチクマだぁ~!(?)

最近ブログネタが少し溜まってしまって、なかなか整理が出来ず、話題があっちこっち飛んでしまって申し訳ありません。

もたもたしてる間に、関東地方もついに梅雨入り。

今回はいよいよ鳥見行の最終回です。

初撮りの鳥、鳥撮りさん達からは「な~んだ!」と言われそうな写真ですが、私にとってはドキドキワクワクの一枚でした。

 

2日目、帰り際に頭上のキビタキを撮っていたら……後方から頭上を通り越して、先の枝にとまった地味な猛禽。

慌ててデジスコをそちらの方に向けます。

一瞬ノスリ?それともサシバ??猛禽類にはあまり縁がないので、後姿だけでは判別が出来ません。

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少し横を向いてくれたのですが、今まで見たことがないタカのようです。

まさか???こんな林の中で・・・・・・・・・・!

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そしてやっと左を向いてくれました。ハチクマのようです。

以前この近くで大空を舞うハチクマは見たことありますが、こんなに近くで枝に止まってるところを見たのは初めてです。

ハチクマ(八角鷹)

日本には夏鳥として九州以北に渡来し、渡り時の鷹柱でも有名な猛禽類です。ハチを好んで食べるクマタカに似たタカなので、この名前が付いたといわれてます。

ハチクマについて、少し前にNHKでも取り上げられたことがありますが、詳しい生態についてはまだまだ分からないことが多いようです。

そんな訳で、ネットでいろいろ調べてみたものの、写真もとまり物シーンが少なく、大空を飛んでる写真の方が圧倒的に多い所からも、他のタカ類に比べて神秘的なタカなのかもしれません。

そんな中、慶応大SFC研究所生物多様性研究・ラボが掲載している「ハチクマ渡り公開プロジェクトサイト」に面白い記事がありましたので、抜粋してみました。

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ハチクマはその名のとおり、タカ類なのにハチ類の幼虫、蛹、成虫を主食にしているが、ハチ類以外では、小鳥やカエルなども捕って食べる。 

樹上にあるスズメバチなどの巣は当然ながら、地中にあるジバチなどの巣については、空中や樹上からハチの行動を見ながら捜しているのではないかと思われる。 

多くのタカ類と違って、ハチクマは繁殖期間中でも、ある限られた範囲を占有することなく、かなり広い範囲を移動しながら過ごす。抱卵中や育雛中でも、数10kmを越える距離を少なからず動きまわる。

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このように、他のタカたちとはちょっと違う習性を持ってるようです。

もちろんハチの巣を襲うときには、ハチたちの反撃に会うはずですね。それではなぜ刺されないのかが不思議です。

一説によると、身体からハチたちが嫌がるようなにおい(フェロモン?)を出しているのではないかといわれています。

また、ハチクマの顔の周りの羽毛は、小さな硬いうろこ状の羽毛に覆われていて、ハチの針が通らないようになってるとか・・・・・・・・(NHKの番組を見て)

いよいよ不思議なタカです。

写真の頭部部分を等倍で切り出してみました。

さすがに解像が悪くてはっきりしませんが、如何ですか。(アンシャープをかなり強くかけています。)

云われてみれば、鎧のような羽毛????

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下の写真、4枚目と同じような写真ですが、目の部分をよく比較してみて下さい。

瞬膜を閉じた瞬間です。

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ハチクマは個体差が多く、羽の色や模様が異なることが多いようですが、この個体は虹彩の色が黒っぽいことから、雄だと思われます。

ちょっと首を伸ばすと、禿鷹のように見えますね。

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次の写真はトリミングして大きくしてみました。この写真も瞬膜が閉じてるように見えますね。

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この間、連写枚数から換算すると、留まっていたのは15~20秒間ほどでしょうか。同じような写真になってしましましたが、ご容赦を!!

この後、あっという間に飛び去ってしましましたが、何度もここに通っていたご褒美でしょうか。何とか初撮りが出来て、感謝!感謝!

そんな訳で、今回のハチクマを最後に、鳥見遠征シリーズは終わります。

帰る途中の「横川PA]で買った「峠の釜めし」が格段美味しく感じた遠征でした。

 

おまけは、林道で咲いていた水芭蕉カタクリキクザキイチゲ(?)です。

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*なにせ、今回は初物で、あまり自信がなく、記事の内容などに間違いがあるかもしれません。

その時は遠慮なくご指摘ください。

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2014年6月 4日 (水)

見沼自然公園のスイレン(睡蓮)

鳥の記事が続きましたので、妙高高原の遠征記事は休憩して、今回は見沼自然公園のスイレン(睡蓮)を載せてみます。

初撮りの大型の鳥は次回載せる予定なので、もう少し待ってくださいね。

見沼自然公園は、自宅から車で20分程の所にある公園ですが、花や鳥・虫など、四季折々の自然が楽しめます。

周辺にはまだ里山風景が残っていて、カメラ散歩には最適の所なんです。

ここのスイレンは、毎年載せていて、変わり映えしないのですが、飽きないで、2014年度版のスイレンを見て下さい。

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ここのスイレンは、赤系と白系・ピンク系の大きく分けて3種類の花が咲きます。

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水質がもう少し良ければ、池に映る影ももっと綺麗に出るのですが・・・・・・・・・

残念ながら水面には小さなゴミ(?)がいっぱいで、写すのに苦労します。

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このところ晴れの日が続いてるので、葉の上には砂がいっぱい!!

こんな時はカメラ用の一脚があれば便利ですよ。もちろん長靴も必携・・・・

脚を伸ばした一脚で葉っぱの上の砂埃を、洗ってあげます。ついでに周りのゴミもとってやれば、スッキリ!!!(遠い所は無理ですけどね。)

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この池には大きな鯉もたくさん居て、時々こんな波紋が起きます。鯉も産卵時期なのでしょうかね。時々、足元に大きな鯉が突然浮かび上がって顔を見せるときはビックリです。

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ピンク色のスイレンも優雅で奇麗です。

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最後のスイレン、ちょっと悪戯してみました。題名は「スポットライト」。

スポットライトが当たったように見えませんか!!時々こんなお遊びをしながら写真を整理してます。

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中でも白いスイレンが一番好きなのですが、今回はなかなか良い位置で咲いてくれません。

ちょっと幻想的でしょう。深山の中の池のように見えます。

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蜘蛛の巣に残っていた朝露もキラキラ輝いてます。

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池の傍らの草陰にはツバメシジミが居ました。翅を広げてくれるまでしばらく我慢比べしてみましたが、結局ダメでした。

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池の傍にはカルガモ親子が・・・・・・雛を数えて見ると10羽?

すぐ近くを人が通りかかっても動く気配は無し。

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いやいや、もう1匹いました。お母さん(?)の翼の下に・・・・・・・大きな脚が見えてます。

一番末っ子かな???こんなに大きくなっても・・・・・・

ここでこれだけの雛を見るのは初めてですが、少し離れた釣り池から引っ越してきたのか?????

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この周辺にはたくさんのカラスが居るので心配ですが、無事育ってほしいものです。

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2014年6月 1日 (日)

妙高高原2日目は・・・・

妙高高原2日目、5月24日(土)早朝、ペンション近くを散歩しながら探鳥してみようと、5時ごろ小鳥の声に起こされて起きて見ると・・・・・・外は真っ白・・・・・・ガスがかかってかなり厳しい状態です。

それでもと・・・・・・・双眼鏡と手持ちの456を持って「いもり池」周辺を歩いてみます。

「いもり池」もこんな状態です。晴れていれば、池に映る妙高山の朝焼けが見れるはずなのですが・・・・

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キビタキの元気な声に混じって、所々でノジコの声が聞こえますが、いづれも高い木の上で、確認できません。

すぐそばの木の枝にはクロツグミの雄が止まってくれますが、ガスがかかって、とても写真にならず、断念。

ガスだけではなく、気温もだいぶ下がってるようで、長袖のスポーツシャツの上に薄いジャケットを着ていても寒い!!!

少しガスが薄い所で、キビタキを狙ってみるものの、靄がかかったような写真しか撮れません。

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アカゲラも顔を見せてくれますが、同じようにぼんやりした写真。

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ストーブで暖められたペンションの食堂で朝食を済ませた後、車で霧の中を山に登ってみると・・・・・・・・標高1000メートルを超えたあたりから、突然視界が広がって快晴!!

山の中腹には霧が谷に漂ってる様子がよく分かります。ここから下の標高の所は、一面ガス状態です。

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早速、、デジスコだけ担いで林道を歩き始めると・・・・やはり最初に挨拶してくれたのはキビタキでした。

この林道では、キビタキの個体数は多いのに、どういう訳か囀りはあまり聞くことが出来ません。(ペンション周辺ではよく聞こえるのですが・・・・)

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突然藪から飛び出してきたのは、アオジ。冬の時期、近くの公園などで見かける姿とはちょっと違って、夏服に衣替えしてガングロ状態です。

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コルリなどの声に混じって、あちこちで、センダイムシクイやメボソムシクイの囀りが重なって聞こえます。

囀りをよく聞いてみると、センダイムシクイは高い所で、メボソムシクイは低い藪に近い所で囀る傾向があるようで、ここでは2種類がうまく共存してるようです。

少し前に、センダイムシクイを載せましたので、今回はメボソムシクイの方を載せてみます。

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メボソムシクイ(目細虫喰)

先日載せたセンダイムシクイと同じように、日本では夏鳥で、センダイムシクイの方は標高の低い所に多いといわれてますが、ここでは、メボソムシクイと同じところで同時に見る事が出来ます。

江戸時代にはヤナギメジロという異名があったようで、この鳥の特徴である細くて長い眉線をシダレヤナギに見立てて命名されたといわれています。(「野鳥の名前」より)

囀りの声はセンダイムシクイと全く違って、「チョリチョリチョリ・・・・」と独特で、すぐに聞き分けが出来ます。。

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センダイムシクイと違って、頭央線がありません。

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頭央線を比較するために、センダイムシクイの写真も載せておきます。

メボソムシクイとそっくりですが、頭の頭央線(頭にうっすらと白い線)がはっきりしてるのがセンダイムシクイの方です。

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帰り際になって、目の前に現れたすっかりお馴染みになったコルリです。

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この日は土曜日で、山歩きや山菜採りの人たちで賑わっていましたが、鳥見コースとは外れてるため、この日会った鳥撮りさんはご夫婦連れの一組だけ。

お昼近くになって、コルリたちともいよいよお別れ、最後に樹上のキビタキでも撮ろうとデジスコを上に向けてると、後方からバサバサッ!と頭上を飛び越して、先の枝にとまった大型の鳥。

ノスリ?サシバ?????・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・続く!

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