« ツルシギ(鶴鷸)再び | トップページ | ノビタキ(野鶲)三昧 »

2013年10月23日 (水)

さいたま市大宮盆栽美術館

ちょっと町散歩でもしてみようと、思いついたのが大宮公園駅の近くにある「盆栽村」です。

埼玉に住んでもう20数年になりますが、近くにこんなところがあるなんて初めて知りました。

盆栽村(ぼんさいむら)は、埼玉県さいたま市北区盆栽町に、盆栽業者が集団移住して形成された集落を指す呼称だそうで、今でもたくさんの盆栽業者が集まっています。

調べて見ると・・・・1923年(大正12年)の関東大震災で被災した東京小石川周辺の盆栽業者が移住して形成された地区で、閑静で緑豊かであることから、埼玉県の特別風致地区に選定されているそうです。

また1997年(平成9年)に建設省(現・国土交通省)選定の都市景観100選を受賞しています。

そして、その一角に建てられたのが「さいたま市大宮盆栽美術館」

Img_5132_r

盆栽文化の振興を図り、盆栽を介して国際交流や愛好家などと交流促進を図る施設として、平成22年3月28日(日)に開館したもので、館内にはたくさんの有名な盆栽が展示されています。

ロビーに展示されてる「季節の一鉢」と名付けられた五葉松でしょうか、見事な盆栽が目を引きます。

盆栽の事は全く無知な凡人でも、ビックリするほどの大作です。

Img_5131_r

ロビーで入館料300円(65歳以上150円)を払ってコレクションギャラリーのコーナーに進むと、見事なコレクションが展示されています。

しかも和室に掛け軸と一緒に展示されてる様子は、まさにワビサビの世界です。

残念ながら館内はほとんどが撮影禁止で、それをお見せできません。

外に展示されてる盆栽の一部だけが撮影できましたので、載せておきます。

屋外の展示で陽が当たってるため、環境は良くなかったのですが・・・・・

(解説は美術館HPの説明文をそのまま引用しています)

 

 

双鶴(そうかく)

大きく縦に裂け、白い断面を見せる長い幹が特徴的な一鉢。2本の幹は上部で葉を繁らせ、2羽の鶴が頭を並べているかのような姿をかたちづくっている。この樹形から、「双鶴」の銘が付けられた。

Img_5100_r

 

真柏(しんぱく)

真柏とは、ヒノキ科の常緑樹ミヤマビャクシンのこと。本作は、幹から枝の大部分を占める白色化したシャリと、褐色のしなやかな幹、そして、緑の葉の対比を見どころとしている。

Img_5103_r

 

うず潮(うずしお)

激しく渦巻くシャリが、鉢の上にあらわれた、すさまじい海流の姿を思わせる五葉松の逸品。圧倒されるほどの迫力に満ちた、自然の力を想起させる造型が、本作の存在感を裏付けている。

Img_5111_r

Img_5112_r

庭の全景は2階から撮ったものですが、道なりにそれぞれ名のある(?)盆栽が展示されています。(もちろん直接撮影は禁止です)

Img_5118_r

次の写真の真ん中にある大作、台座が回るように工夫されていて、正面や後姿も見る事が出来るようです。

Img_5123_r

館内には、そのほかに昔から庶民たちに親しまれた盆栽の様子を描いた浮世絵や、盆栽の歴史などが分かりやすく説明されていて、ちょっと賢くなったような気分です。

盆栽の事をもう少し書くつもりでいたのですが、あまりにも奥が深すぎて、聞きかじりの知識ではとても書き切れるものではありません。

 

 

館内を見終わった後、盆栽村を少し散歩してみました。

周辺には盆栽業者が点在していて、中にはその庭に入ることもできます。

写真はそのうちの一つ、「清香園」の入り口です。

Img_5150_r

盆栽村の真ん中あたりには、「盆栽四季の家 」があり、 観光客が盆栽村で休憩するため、無料で利用できるので、盆栽好きの方がのんびり散策するにはいいところかもしれません。

そして、その一角に、こんなところもありました。

「さいたま市立漫画会館」

晩年を盆栽村で過ごした日本近代漫画の先駆者北澤楽天の邸宅・「楽天居」跡に建てられた記念館で、楽天の作品・遺品が展示されています。(入館無料)

Img_5138_r

この日は企画展示ということで、松本零士さんの漫画の原稿やアニメのセルなどが展示されていたのですが、もちろん撮影禁止!!

Img_5139_r

最後に「大宮盆栽だー」の紹介を・・・・・

さいたま市が世界に誇る盆栽のまち「盆栽村」。そこで生まれた、話題のご当地サイダー「大宮盆栽だー!!」です。

それにしても誰が考えたか、「盆栽」と「サイダー」、見事なコラボです。happy01

2011年5月1日発売以来、出荷数20万本を超えるヒット商品となってるそうですが、ちょっと炭酸が効いていて、素朴な味がします。

Img_5165_r

*「盆栽美術館」で1本200円で購入しましたが、さいたま市の町のあちこちで販売してるようです。

ポチッとよろしく!

|

« ツルシギ(鶴鷸)再び | トップページ | ノビタキ(野鶲)三昧 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

盆栽ですか、私には盆栽に関する知識が何もありませんが、
年数が経っていそうで立派だなぁ、という、雰囲気だけは、
なんとなくわかります。
最後にご登場の、「大宮盆栽だー!!」の味が、気になってます^^

投稿: 音函 | 2013年10月23日 (水) 19時38分

大宮は盆栽の町として有名ですね。外国人も多いと来ています。世界大会のことはTVでやってましたね。
一度くらいは言ってみたい所ですね。

投稿: 旅の駱駝 | 2013年10月23日 (水) 21時01分

友人に盆栽が大好きという人がいて、盆栽村の存在は聞いて知っていましたが、
さいたま市にあったんですね。
5年ほど前に亡くなってしまいましたが、その彼は盆栽村に行きたいが口癖でした。
それにしても見事な盆栽ですねえ。
迫力が伝わってきます。

投稿: nampoo | 2013年10月23日 (水) 21時20分

こんばんは^^
盆栽・・・奥が深そうですね・・
なんちゃって盆栽なら買った事が ありますが・・(^^;
KARAKOなどで売っている小さな盆栽の鉢です^^
こんなに大きな盆栽・・きっと目が飛び出る位の金額でしょうね・・
しかし・・「盆栽」と「サイダー」笑えます(*^^*)

投稿: ミント | 2013年10月23日 (水) 22時49分

大宮にこんな所があったんですね~!
盆栽美術館 初めて知りました。
見事な枝ぶりは感動ものですね~!
生きてる美術品~!すばらしいです!

投稿: りり | 2013年10月23日 (水) 22時51分

>音函さん
おはようございます。
私も今まで盆栽をあまり見たことなくて、興味津々でしたが、チンプンカンプン!
「盆栽だー」、気になるでしょう。
ちょっと炭酸が強いかも????


>旅の駱駝さん
おはようございます。
らしいですね。
その道の人には結構有名で、東北地震の時も、現地の盆栽を一時預かったそうです。
機会があればぜひどうぞ!!


>nampooさん
おはようございます。
この辺一帯が盆栽村と呼ばれているのですが、盆栽業者が何軒もあって、
盆栽が好きな人にはたまらないかもしれません。
私にはチンプンカンプンでしたが、迫力だけは伝わってきましたよ。

投稿: ソングバード | 2013年10月24日 (木) 07時41分

>ミントさん
おはようございます。
鳥撮りを怠けて、こんなところを散策してみました。
あまりのも奥が深すぎて、樹齢何百年の盆栽の迫力に負けそうです。
値はついてませんでしたが、想像もつかないくらい高いと思いますよ。
盆栽だー、面白いキャラでしょう!!


>りりさん
おはようございます。
大宮は近辺は昔から植木屋さんや園芸用の樹の畑が多いのですが、
そんな関係で、盆栽業者さんも移住してきたのかも知れません。
盆栽の見事さは、やはり現物を見ないと分からないみたいですね。

投稿: ソングバード | 2013年10月24日 (木) 07時47分

庭木は大好きで、我が家でも五葉松や黒松を植えていますが、盆栽の世界は全く知りません。
庭木の松類は自分で春の緑摘み、暮れの古葉むしりと行いますが、盆栽と庭木では手入れ方法も異なりようです。
盆栽、今では海外のファンも多く増えてきたみたいですね。

投稿: country walker | 2013年10月24日 (木) 10時16分

盆栽を見る機会もなかったのですが、見事な物ですね。館内にはもっとすごいのが並んでるのでしょうね。『盆栽だー!!』はオシャレな名前ですね。私も買って飲んでるでしょう。

投稿: nobunagaE.T | 2013年10月24日 (木) 11時53分

こんにちは
 
盆栽村なるところがあるとは知りませんでした。
同じものを作る職人さんが集まって村や町ができ…
という歴史をときおり目にしますが、そうした成り立ちなのですね。
見せていただいた作品、盆栽には無知の私にも、すごいものだと
感じられます。様々な自然の世界が反映されているのですねぇ。
現在は、国内より海外での方が人気でしょうか。

投稿: ポージィ | 2013年10月24日 (木) 12時15分

大学時代、結婚してからと埼玉とは、縁が深いのですが、私は、盆栽村に行ったことがありません。とても落ち着いた村の雰囲気ですね。「盆栽だー」シャレが効いていておもしろいですね。

投稿: ヨッシー | 2013年10月24日 (木) 20時01分

こんばんは。

盆栽は見るだけの楽しみでとても自分では作れないものですが、
私のいとこが盆栽に凝って品評会に出した事を思い出しました。
埼玉ではなく群馬県でしたが・・・
見るのは好きですが、どれが良いかは全然分かりません。
ちゃんと意味があって題がつくのでしょうね。
盆栽だー、なぁ~るほど!
良い所に目をつけたものですね・・・

秋色になりましたね!!

投稿: でこっち | 2013年10月24日 (木) 20時44分

>country walkerさん
おはようございます。
盆栽に凝ると大変みたいですね。
まさにカメラのレンズ沼にはまるのと同じような・・・(笑)
ここでは国際的なイベントも行われるようですよ。


>nobunagaETさん
コメント有難うございます。
館内に展示されてる盆栽は見事な作品で、素人目で見ても感動ものでした。
盆栽だー、なかなか洒落っ気のある名前で人気があるそうですよ。
地元の店の通販でも販売してるらしく、機会があればぜひご賞味を・・・・・


>ポージィさん
おはようございます。
川口や大宮周辺は盆栽や植木園が多く、昔から有名だそうです。
今回撮影できる他のはほんの一部で、特に館内ギャラリーに展示されてる作品は素晴らしいものでした。
昔は庶民も手軽に楽しんだようですが、今はそんな風流やワビサビを楽しむ余裕がなくなったのが残念ですね。

投稿: ソングバード | 2013年10月25日 (金) 07時08分

>ヨッシーさん
おはようございます。
私もここの存在を知らなかったのですが、のんびりと散策すると面白いですよ。
大宮公園からも近いので、格好の散歩コースです。
盆栽だー、一度試してみて下さい。


>でこっちさん
おはようございます。
盆栽に凝ると大変みたいですが、奥が深くて素人にはなかなか理解できません。
でも、完成された作品を見ると、その凄さに感動しますよ。
今度いとこさんにお会いになったら、盆栽の事聞いてみてくださいね。
盆栽だー、良く考えたものだと思います。

投稿: ソングバード | 2013年10月25日 (金) 07時15分

私はずっと昔、大宮に住んでいたことがありますので、盆栽村は知っていましたが、昨年美術館まで出来たことは知りませんでした。
情報ありがとうございます。一度行ってみようと思います。

投稿: key | 2013年10月25日 (金) 07時48分

盆栽の町とは知りませんでしたwobbly
私は素人なのでよく分かりませんが、うず潮の、シャリというんでしょうか、
勢いがあって、荘厳な雰囲気がします。
外国人にもBONSAIとして人気があるので、大宮が世界的に有名になってくれるとうれしいですshine

投稿: うずまき | 2013年10月25日 (金) 14時09分

>keyさん
こんばんは。
盆栽美術館はまだ開園して新しいので、まだ試行錯誤してるようです。
特に管内のギャラリーが素晴らしいですよ。
近いうちにぜひお出かけ下さい。
駐車場も2時間無料です。

投稿: ソングバード | 2013年10月25日 (金) 22時09分

>うずまきさん
こんばんは。
最近は日本人よりも外国人に人気があるようで、当日も外国の方が見えてました。
盆栽の事はさっぱりわかりませんが、作品の見事さには驚かされました。
周辺の盆栽村も、散歩コースには最高ですよ。

投稿: ソングバード | 2013年10月25日 (金) 22時12分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1391983/53675676

この記事へのトラックバック一覧です: さいたま市大宮盆栽美術館:

« ツルシギ(鶴鷸)再び | トップページ | ノビタキ(野鶲)三昧 »