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2012年4月

2012年4月28日 (土)

日本で見れる一番小さな鳥は?

今日からいよいよGWに突入!

今では毎日日曜日の身なので、特別気に掛けることもありませんが、みんながウキウキするとなんだか自分もそんな気持ちがしてくるから不思議です。

いまさら混んでる所へ行くこともないだろうと、勝手に決め込んで・・・・とりあえず前から気になっていた記事を書くことにしました。

昔からエナガが好きで、一度エナガの特集を組もうと思っていたのですが、延び延びになっていたんです。

折角なので、今回はちょっと脱線して、日本で見られる一番小さな鳥を取り上げてみることにしました。

日本で見られる鳥の中で果たして・・・・どの鳥が一番小さいのか???

まず考えられるのが・・・・・エナガ・キクイタダキ・ミソサザイでしょうか。

   
まずはエナガからです。

エナガ(柄長)は留鳥で日本には4亜種がいます。

北海道のシマエナガ、本州中心のエナガ、四国・九州のキュウシュウエナガ、対馬のチョウセンエナガです。

文字通り、尾が柄杓の柄のように長いからこの名前がついてます。

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全長は13.5cm 尾の長さ:7.7cm 差し引きの体長:6㎝ 体重:7.5g   

  

次はキクイタダキです。

キクイタダキ(菊戴)はウグイスの仲間で、本州中部以北でも繁殖し留鳥ですが、冬鳥としても全国に渡来します。

もちろん、名前は頭の上に菊の花を頂いたような斑があることから付けられてます。

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全長は10cm 尾の長さ:4cm 差し引きの体長:6cm 体重:6g

 

次はミソサザイです。

ミソサザイ(鷦鷯)は冬に暖地に移動することもありますが、留鳥です。

人を恐れずに人家の溝などにも現われるので「ミソ」、「サザイ」とは小さなという意味だそうです。

ミソサザイには面白い逸話があります。

「鳥たちが集まって、いちばん高く飛べたものを自分たちの王として認めることになりました。ワシは太陽まで昇って行き、戻ってくると自分の勝ちを宣言しました。ところがミソサザイは、私はもっと高く昇ったと主張しました。ミソサザイはワシの首につかまって一緒に太陽まで昇り、ワシがいちばん高いところに達したとき、ミソサザイはそれより高くハネあがっていたというのです。鳥たちはミソサザイを鳥の王と認め、王冠をさずけました。」

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全長は10.5cm 尾の長さ:3.5cm 差し引きの体長:7cm 体重:9g

 

そしてよく見られる雀のサイズを加えて一覧にしてみると・・・・

               全長(cm)   尾の長さ(cm)   差引体長(cm)   体重(g)

エナガ             13.5      7.5           6.0         7.5
キクイタダキ          10.0      4.0           6.0         6.0
ミソサザイ            10.5      3.5            7.0         9.0
スズメ             14.5      5.6            8.9        22.0

総合的に見るとキクイタダキが一番小さそうですね。

2番目が全長はミソサザイの方が長いのですが、尾の長さを差し引いた長さや体重から判断してエナガのようです。

スズメのサイズと比較してみるといかに小さいかよく分かります。

なお、鳥の全長はあおむけでのどの部分を伸ばしてに寝かせた状態で計測します。

それでは改めてキクイタダキ・エナガ・ミソサザイの姿を見てください。(写真はすべて在庫からですが、過去に掲載したものもあります。)

キクイタダキです。

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菊の花の斑、水浴びすれば分かりやすいのですが・・・・

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次はエナガです。

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目がかわいくて何とも言えませんね。

今の時期は巣作りや子育てで忙しいです。一生懸命巣の材料を運んでます。

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雛が巣立ちするとこんな光景も見ることができます。エナガの団子です。(この写真は一昨年の在庫です)

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エナガの大きさを知ってもらうために、製作途中で放り出してたカービングを急きょ仕上げてみました。(バードカービングの寸法は実物に忠実に仕上げてます。)

既成の台に急造りでとまらせたのでちょっと無理があって変ですが・・・・

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USBメモリースティックを置いてみました。大きさが比較できると思います。 

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そして最後はミソサザイです。

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この3種類の鳥の中では一番の歌い手です。

地鳴きは地味でウグイスのような声なのですが、春から夏にかけて軽やかで美しい声で囀ります。

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なお、ここに記載の鳥のサイズは、愛媛新聞社発行の「愛媛の野鳥」を参考にしてます。

この本はカーバーさんたちがよく使う鳥の実寸が詳しく載ってます。

それぞれ鳥の個体差があるため、今回はすべて平均値を使いました。   

*もしサイズ間違いや比較に変な部分があればご指摘ください!

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2012年4月26日 (木)

ベランダのチューリップで試し撮り

そろそろ虫のシーズン到来なので、先日、機材に追加したタムロン180ミリマクロレンズを改めて試してみました。

じっくり色のノリも見たかったので、今回の対象はベランダに咲いたチューリップです。

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今年初めてベランダのプランタンに植えてみたのですが、奇麗に咲いてくれました。

今回はもちろん三脚を使用してMFで撮ってみます。C-PLも使ってます。

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さすがに歳による目の衰えを感じますね。もちろんピントが合うとピッピッと鳴ってくれるのですが、なかなかピントの山がつかめません。(笑)

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少しハイキー調に撮ってみたのですが、キヤノン100ミリマクロより仕上がりは柔らかそうですね。

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AFも使えないことはないですが、色のコントラストが無い対象物には迷いますね。音もうるさいし、超音波モーターが採用されてない旧デザインなので仕方ないです。

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色の具合は、素人見には十分使えると思いますし、ボケ具合も奇麗です。

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今度は手持ちで上から撮ってみました。しっかりガードすれば何とかなりそうです。

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上の写真が、f:4 1/250 補正:+0.3

下の写真が、f:7.1 1/640  補正:+0.3

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このレンズ、期待どうり活躍してくれそうですが、花以外の動きが激しいチョウやトンボには苦労しそうです。

でも、チョウやトンボでも、とまり物を遠くから狙えるので私のような素人写真には十分です。

本番まで、もう少し花で慣れておきたいですね。


*今回はコメントを閉じております。次回宜しくお願いします!   

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2012年4月24日 (火)

御衣黄?ウコン?

我が家のすぐ近くの公園で白・ピンク・緑の3種類の八重桜(?)が咲いてます。

ソメイヨシノはパッと咲いて華やかな気持ちにさせてくれたのですが、八重系のサクラはちょっと雰囲気が違います。

花びらが密集してるせいか、どことなく重厚な感じがします。

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まずはピンク色のサクラから・・・・実に鮮やかなピンク色です。

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八重桜も種類が多く、有名な大阪造幣局には約120種類の八重桜があるとか???

ところで次のサクラは、「御衣黄?」「ウコン?」どちらでしょうか??????

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初めは御衣黄かな?と思って撮ってたのですが、御衣黄にしては緑色が薄いような気がします。

「御衣黄」を調べてみると・・・(ウィキペディアより)

江戸時代に、京都の仁和寺で栽培されたのがはじまりと言われている[要出典]。「御衣黄」という名前は江戸時代中期から見られ、その由来は貴族の衣服の萌黄色に近いため呼ばれたそうです。

古くは「黄桜」「浅葱桜(浅黄桜)」などとも呼ばれていたが、それがギョイコウなのかそれともウコンを指すものなのかはっきりしない。

花弁数は10から15程度の八重咲きで、花弁は肉厚で外側に反り返る。色は白色から淡緑色である。中心部に紅色の条線があり、開花時には目立たないが、次第に中心部から赤みが増してきて(紅変)、散る頃にはかなり赤くなる。

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しからば「ウコン」は・・・・・

花弁に葉緑体をもつなど性質はギョイコウ(御衣黄)に似ているが、色は緑色が弱く淡黄色である。数百品種あるサクラのうちで唯一、黄色の花を咲かせるサクラである。花弁数が15~20枚程度の大輪の八重咲きである。また、ギョイコウのように花弁は厚くなく、気孔もない。

写真を見る限り花弁はそんなに多くはありません。

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御衣黄やウコン以外の種類なのでしょうか?どうもわからなくなってきました。

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どなたか教えて頂けるとありがたいのですが・・・・

もう一種類は白い八重桜です。ピンク色の八重桜をバックに撮ってみましたが、淡いピンクがかかってるようで、ほろ酔い加減の美人を想像させます。(・∀・)ニヤニヤ

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わずか3種類だけの公園のサクラですが、この時期は周辺の人たちを楽しませてくれます。

 

 

 

 

今日のおまけは・・・・公園からの帰り道、マンションの傍らに咲いていた椿です。

花びらが面白いので撮ってみました。まるでソープカービングのようです。

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2012年4月22日 (日)

夏鳥通過中(オオルリ)

冬鳥が極端に少なかったり、レンジャクも全く不発に終わったいつもの公園ですが、夏鳥は順調に姿を現したようです。

数日前からキビタキ・オオルリ・ムシクイに仲間の情報が行き交うようになりました。

週末で鳥撮りさんで賑わうことも予想されたので躊躇したのですが、ここ数日の天気予報が芳しくないため、思い切って行ってみることにしました。

現地には午前9時半ごろ着いたのですが、予想通り鳥撮りさん達が30人ほど。

高い梢には1羽のオオルリが飛び回ってます。

それにしても、空抜けで高い。見上げてると首が疲れます。

この日は人が多いせいかなかなか下まで降りてこないとのこと・・・・・・あきらめて他を散策します。

高い梢にコサメビタキがいました。

初めはキビタキの雌だと思ったのですが、嘴の形からコサメビタキのようです。

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前日にキビタキがいたというポイントを探すが、キビタキの姿はありません。

再度オオルリのポイントに戻ってみると、さらに人が増えてますが、オオルリ(大瑠璃)が開けたところまで降りてきてます。

居並ぶ大砲の後ろにデジスコをセットします。後ろからでも十分です。こんな時、デジスコの高倍率が役に立ちます。

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オオルリ(大瑠璃)

ヒタキの仲間で、キビタキなどと同じように夏鳥の中でも特に人気があります。

大瑠璃の「瑠璃」とは仏典でいう七宝の一つである宝石の事で、紫味のある青のことを言うそうです。まさに雄の色は瑠璃色ですね。(雌は目立たない地味な茶色です)

今の時期は渡りの途中で、公園などによく立ち寄ります。

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昨日までいた同じ個体のようだそうで、時々ホバリングしながら空中の虫なども追いかけながら木から木へと移動します。

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旅の途中で栄養補給してるのでしょう、枝から枝へと移動しながら餌を食べてます。後姿も見てください。

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さすがに人が近づくとすぐに上の方まで上がってしましますが、結構サービスしてくれます。

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次の写真は今回の一番のお気に入りです。どこかの山の中で撮ってるような雰囲気でしょう。

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なかなか美男子です。ブルーと白のコントラストが奇麗です。

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まだ桜の木には桜の花の名残があるのですが、今度はその桜の木に飛び込みます。

もしかすると桜の花と・・・・・

そうは上手くいきませんね。最後の写真はその雰囲気だけでも味わってください。ちょっと寂しそうな後姿ですが・・・・

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動画も撮ってみたのですが・・・・ ひどい枝被りです。雰囲気だけでもどうぞ!

気が付くといつの間にか鳥撮りさんたちの数は50人を超えてます。

これからまだ増えそうなので、早々に退散します。いつまで居てくれるのでしょうか??

オオルリのことは以前に書いてますのでこちら(オオルリ)を見てくださいね。

(クリックすると開きます。)

オオルリの過去の写真はサイドバーのマイフォト「青い鳥」にも載せてます。 

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2012年4月20日 (金)

コムクドリ(小椋鳥)

このところ野暮用が続いて、ほとんど鳥撮りに出かけられず、ちょっとストレスが溜まり始めてます。 

今回は4月16日(月)、久しぶりにA田圃に出かけた時のコムクドリの記事です。

この日、数人の鳥撮りさんたちにお会いしましたが、このときはまだ森にはキビタキやオオルリの情報もなく、皆さん嘆いていたのですが・・・・この数日後・・・・

今ではA公園ではキビタキやオオルリが飛び回ってるようです。近いうちに行ってみますね。

 

ツグミの数もだいぶ減ってきました。タンポポと一緒に撮りたかったのですが、いい場所には来てくれませんでした。

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ヒバリの数が増えて、空高くで囀ってるだけでなく、あちこちの足元から飛び出します。このヒバリは巣材を運ぼうとしてました。

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ぐるっと一回りしてると、先ほどお会いした鳥撮りさんが「コムクがいるよ!!」

カメラの先を見ると、茂みの中にコムクドリが1羽います。ひどい枝被りですが、とりあえず今年初めての出会いです。飛び立つ前にとりあえず証拠写真を慌てて撮ります。

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いつもは何羽かの群れでいることが多いのですが、今回は雄が1羽だけのようです。

途中、散歩の犬に驚いて近くの木に移動しますが、ここも枝がいっぱい。

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コムクドリ(小椋鳥)

あのギャング扱いのムクドリと同じ仲間で、日本では夏鳥として本州中部以北に飛来しますが、移動の途中の春や秋にはいろんな場所で見られます。

ムクドリより少し小さくて、奇麗な鳥です。

ムクドリの群れに交じってることも多いのですが、すぐに区別できます。

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動画も撮ってみました。枝がかぶってますが、この後すぐに飛び立ってしまします。

結局この日の成果はコムクドリだけでした。

他のシーンでもと思い、過去の在庫を調べてみたのですがこのコムクドリ、案外撮ってなかったんです。

とりあえず、在庫から1枚だけ貼っておきますね!!これも雄ですね。。 

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おまけは帰り際に撮ったスズメとヒヨドリです。

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コムクドリもこんなところに来てくれればいいのですが・・・・・

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2012年4月17日 (火)

花筏・なごりの桜

桜シリーズは完了したのですが、先週、川越の新河岸川の横を車で通った折、桜がまだ少し残って花吹雪が舞ってるのを見つけました。

車を止めて何枚か撮ってきたので、追加で載せます。

これを花筏というのでしょうか。川面にまだ残ったなごりの桜が映ります。

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川には何やらマガモらしき鳥が・・・・

川面の花びらを掻き分け掻き分けのんびりと進みます。まさか今頃マガモ????

よく見ると似てますが違うようですね、アヒルでしょうか。アイガモかも知れません。

陽が西に傾いてるので夕日に映えてるように見えます。なんだか船が砕氷しながら進んでるようです。

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今度は花筏の間を気持ち良さそうに・・・・・

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ここでは毎年「新河岸川さくら祭り」が盛大に行われるのですが・・・・・今年は4月1日、予定通り行われたようですが、桜の開花が遅れ桜の花の状態はあまり良くなかったようですね。

川には桜の花筏でキラキラ輝いていました。

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桜の花びらが印象的でした。

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道端にも桜の花びらがいっぱい!!・・・・ワンちゃんの散歩も楽しそうです。

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桜の幹にはまだこんな可憐な花も咲いてます。

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最後はちょっと訳の分からない写真です。 花びらが海岸線に打ち上げてる波のように見えたので撮ってみたのですが・・・・かなり無理がありますね (?_?)

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*花筏:散った桜の花びらが帯状に水面を流れていく様を筏に見立てて云うそうです。 

      

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2012年4月15日 (日)

サ・ク・ラ巡り(最終回)さきたま古墳公園

昨日の雨でソメイヨシノも散ってしましましたが、いよいよ「さくら巡りシリーズ」の最終回です。

この日(4月9日)は快晴微風の、花見には最高の天気でした。

現地にIさんと到着したのが午前9時に近かったでしょうか。桜は満開ではなく8分咲き程度。

今まで何度か「さきたま古墳公園」にサクラを訪ねてるのですが、青空の下の花見は初めてです。

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さきたま古墳の事は以前書いてるので詳しい説明は省きますが、埼玉県行田市にある、9基の大型古墳からなる古墳群です。

古墳群は、9基の大型古墳の周りに陪臣の小型古墳があり、もともと円墳35基、方墳1基からなりますが、昭和初期に周囲の沼地の干拓で多くが取り壊されてしまいました。

そして、その古墳群の一つに桜でも有名な丸墓山古墳があります。

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日本最大級の円墳で、直径105メートル、高さ18.9メートルの大きさです。

遺骸を収めた石室などはまだ未調査のところも多いようですが、埴輪類が多く出土していて、そのことから推測すると6世紀の前半に築造されたと考えられています。

1590年(天正18年)、小田原征伐に際して、忍城攻略の命を受けた石田三成が丸墓山古墳の頂上に陣を張ったそうで、三成は忍城を水攻めするため、丸墓山を含む半円形の石田堤を28kmほど作ったそうで、丸墓山から南に真っ直ぐ伸びている道路は、この堤の名残だそうです。

この丸墓山古墳の頂上の桜が目当てです。すぐそばの「稲荷山古墳(?)」から撮ったパノラマ写真です。(写真4枚の合成です)

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この丸墓山古墳の周辺をぐるっと回りながら写真を撮ってみました。

この場面が一番よく撮られるほぼ正面からです。

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少し右に回り込んでみます。少し雰囲気が変わりますね。

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さらに進んで…菜の花と桜です。

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裏側から見上げるようにとって写真です。

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満天の青空なんですが、ポッカリ雲が浮かんでる方が絵になるんですが・・・・・贅沢??

初めて頂上まで登ってみます。・・・かなりしんどい!!息切れしながら頂上へ。 

頂上から見た桜並木です。

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古墳の裏側に回り込んでみます。池を挟んでの遠景です。本来なら池写りが奇麗なのですが、この日は少し風があり、わずかにさざ波が立っていました。

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古墳のふもとにも奇麗な桜が咲いてます。

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ここで少しソメイヨシノの事を書いておきます。

先日読売新聞に「ソメイヨシノの誕生」という記事が掲載されていました。

ソメイヨシノの誕生に関わることが書かれていて、少し調べてみました。

ソメイヨシノ(染井吉野)はもともと江戸時代に当時の染井村(現在の豊島区駒込付近)の植木屋の圃場で、人為交配されて生まれたサクラで、最近の遺伝子解析の結果、エドヒガン‘小松乙女’ないし、それに近縁の個体とオオシマザクラを交配したものであることが判明しており、現在では染井村起源という可能性が有力といわれてます。

そして名称は初めサクラの名所として有名な大和の吉野山(奈良県山岳部)にちなんで「吉野」「吉野桜」として売られ、広まりましたが、藤野寄命による上野公園のサクラの調査によってヤマザクラとは異なる種の桜であることが分かり(1900年)、この名称では吉野山に多いヤマザクラと混同される恐れがあるため、「日本園芸雑誌」において染井村の名を取り「染井吉野」と命名された。・・・・・ということだそうです。(以上ウィキペディアより)

いずれにしても「日本人と桜」は切っても切れない縁の深い関係なんですね。

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最後は、今回一番のお気に入り写真です。

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最終回も長くなってしましました。最後までお付き合い頂き有難うございました。   

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2012年4月13日 (金)

サ・ク・ラ巡り(3)川越の喜多院と中院

久しぶりに川越の喜多院をIさんと一緒に訪れてみました。

駐車場に車を入れたのがお昼少し前で、すでに陽は高く昇ってます。

川越は蔵の町として有名で観光客の人たちもたくさん訪れますが、その一角に徳川家とゆかりのある「喜多院」があります。

喜多院(きたいん)

埼玉県川越市にある天台宗の寺院で山号は星野山(せいやさん)。
良源(慈恵大師、元三大師とも)を祀り川越大師の別名で知られています。

平安初期の天長7年(830年)、淳和天皇の命で円仁(慈覚大師)が建立し、当初は無量寿寺と号した。

慶長4年(1599年)、徳川家の尊崇が厚かった天海僧正が第27世住職として入寺し、寺号を喜多院と改め、川越藩主となった老中・酒井忠利は喜多院の再興に当たったそうです。

そんな訳で徳川家と縁が深く、春日局の化粧部屋などもあって中を見学できます。

中庭の枝垂れ桜です。

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部屋の中から見ると・・・・

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縁側でゆっくり時間を忘れるのもいいですよ。

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多宝塔にサクラが映えて綺麗です。多宝塔は昭和24年からの大修理の折、修理されたそうです。

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そして、この境内には「日本三大羅漢」の1つ・五百羅漢があります。

天明2年(1782年)から文政8年(1825年)の半世紀にわたって建立されたもので、538体の石仏が鎮座してます。

石仏は全てが異なる表情・ポーズですが、深夜、羅漢の頭を撫でると一つだけ温かいものが必ずあり、それは亡くなった親の顔に似ている、という伝承が残っています。

いつもポスターなどに出てくる羅漢さんです。

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見る角度によって表情や雰囲気が違うから不思議です。

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こんな羅漢さんも・・・・お酒を酌み交わしながら何を語ってるのでしょう。

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ここを訪れたら、ぜひ自分の顔に似た羅漢さんを探してくださいね。

ここから歩いてすぐの中院に移動します。

中院の枝垂れ桜は数日前に新聞報道されたため、人も例年より多いようです。

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大きな枝垂桜が2本あるのですが、うち1本は散り始めてました。

ツツジも見事に満開です。

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中院(なかいん)は、天台宗の別格本山で山号は星野山。寺号は無量寿寺。院号は中院です。

平安時代、淳和天皇の勅許で円仁(慈覚大師)が建立し、当初は無量寿寺仏地院と号し、
天海大僧正が喜多院(北院)の住職となるまでは、中院が無量寿寺の中心的な役割を果たしたそうです。

ここには島崎藤村の義母・加藤みきの墓があり藤村は頻繁に訪れたそうです。

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(資料:ウィキペディア他参照)

次回、桜シリーズのいよいよ最終回です。

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2012年4月12日 (木)

サ・ク・ラ巡り(2)大宮公園と見沼東縁アラカルト

4月7日には大宮公園、翌8日には見沼へ桜を求めて・・・・

大宮氷川神社に隣接する大宮公園は、明治18年、JR大宮駅の開業とともに、埼玉県初の県営公園としてオープンしたそうで、県内では有数のお花見スポットです。

松林も多く、冬にはビンズイがあちこちで見られる探鳥スポットでもあります。

園内には小動物園もあり、お花見シーズンはたくさんの人で賑わいます。

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この日も朝早くから場所取りで大変です。

園内には約1000本ほどの桜の木があるそうで、屋台も出て賑やかです。

池にはまだキンクロハジロが残ってました。残念ながらこの日は長いレンズを持参しておらず、標準ズームで撮ったものをトリミングしてます。

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池の畔のサクラも満開です。

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園内の小動物園(無料)には桜色(???)のフラミンゴもいます。ちょっと怖い顔で睨んでるように見えます。

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大宮氷川神社の名物「氷川だんご」はここで売ってますよ。

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駆け足で前へ進めますね。

翌日は見沼公園へ出かけてみました。

芝川東縁の桜はまだ8分咲き程度でしたが、西縁に比べて少し遅いようです。

早朝ランニングする人も多いですね。

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東縁の桜の様子をパノラマ写真にしてみました。

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ここはサイクリングの愛好者もたくさん通ります。

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さて、次の写真、なんだかわかりますか??

立て看板に何やらなぞなぞが・・・・・

「見沼の自然とかけて・・・・今日も奇麗なあなたととく・・・・その心は・・・・」

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左側の蓋を開けるとその答えが書かれているのですが、何とも風流な人がいるものです。

ところで、その心は・・・・・

「昔はもっと奇麗だった!」だそうです。

今日は、ほろ酔い加減で目をこすりながら書いたので、ちょっと雑な記事になってしましました。m(. ̄  ̄.)mス・スイマセーン

 

 

このところ、鳥さんにもご無沙汰なので、4月6日の秋ヶ瀬で撮ったシメをおまけで載せておきます。

このところ連続してシメを撮ってるのですが、今回も若いシメのようです。

よく見てください。嘴が鉛色に変身してますね。夏になると、こうして鉛色に変身します。

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今回も連載中なのでコメント欄を閉じています。

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2012年4月10日 (火)

さくら巡り(1)エドヒガンサクラ

関東の桜の満開もそろそろピークを過ぎるころでしょうか。

今回はさくら巡りシリーズを4回にわたって載せてみたいと思います。

まずは北本自然観察公園の「エドヒガンサクラ」です。(4月4日撮影)

この日は朝から風が強かったのですが、幸いにもここだけ周りが竹で囲われてるお蔭で、何とか枝が揺れて少しブレてますがなんとか撮れました。

まずは、正面下からの写真です。

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北本自然観察公園は探鳥でも有名な公園ですが、その一角に樹齢200年ともいわれる枝垂れ桜「エドヒガンザクラ」があります。高さは約29メートルほどある一本桜です。

ソメイヨシノよりも1週間ほど早く毎年3月中~下旬に開花するのですが、今年は少し遅れての開花です。

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このエドヒガンザクラは、ソメイヨシノの片親としても有名ですが、ソメイヨシノより色が濃いです。

次の写真は左側から撮ったものです。

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右側から見た写真も載せてみます。見る位置によって様々な表情を見せてくれます。

陽は左から射してます。

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少し遠くから見るとよく分かりますが。ひと際目立つ存在ですね。

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もちろん、たくさんの鳥たちもその恩恵に被ります。

ヒヨドリ・メジロ・そしてシジュウカラなども集まってきます。

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如何ですか?こうして近くで撮ってみるとか花びらの色が濃いことがよく分かりますね。

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雲一つない青空です。特にメジロは群れで訪れて元気に花の間を飛び回ってます。

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エドヒガンザクラをもう1枚、ちょっと角度を変えてます。

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今回は大きなサクラなので一部の写真を除いて、広角レンズを多用してます。

最後はビデオをどうぞ!正面下から撮った画像は画角には入りきれません。

次は右側から撮ったものです。大体の大きさが分かるでしょうか??

 

 

予告

2回目は「自宅近くの桜」

3回目は「喜多院・中院の桜」 

4回目は「さきたま古墳の桜」など・・・・・   

 

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2012年4月 9日 (月)

イチリンソウとアズマイチゲ

・・・・・・・・続き

小川長(最高時)のカタクリ群生地の傍らには、アズマイチゲが咲いてると聞いていたのですが、行ってみると・・・・朝が早かったせいか?まだ開花してません。

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アズマイチゲ(東一華)

キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草で、アズマイチリンソウともいわれています。花の色は白で、太平洋側に咲き、同じ仲間のキクザキイチゲは雪国で多く見られるそうです。

花言葉:「温和」    東は関東を意味するそうで、「一華」イチリンソウの仲間の事を示すようです。

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開花したのを見たかったのですが、帰る頃までついに開花した個体は見れませんでした。

やはり光の具合と関係あるのでしょうか????

その横にはイチリンソウが咲いてます。少し遠いですね。

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イチリンソウも陽の当たってる所だけが開花してるようです。

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イチリンソウ(一輪草)

まさに名前通り、花茎の先に花を一輪咲かせることから、イチリンソウ(一輪草)と云うそうですが、ひとつの茎に花を2個つけることもあり、群生地ではかなりの頻度で2花のイチリンソウが見られるようです。

イチリンソウの花言葉:「追憶」

少し離れた道端にも咲いてましたが、陽が強すぎて、いい写真は撮れませんでした。

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みんな同じような写真ばかりですが・・・・・・少しずつ角度を変えてみました。

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次の写真は、横に茎が伸びて咲いていたイチリンソウです。

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イチリンソウの仲間には他に、ニリンソウやサンリンソウがあり、それぞれが花の数で区別されてるのが面白いですね。

イチリンソウ・ニリンソウ・サンリンソウ・アズマイチゲ(アズマイチリンソウ)・キクザキイチゲ(キクザキイチリンソウ)、みんな一度見てみたい花ばかりです。

こんな花も咲いてました。

調べてみると・・・・オミナエシの仲間で「ノヂシャ」という花のようです。

(セントウソウ(仙洞草)かも知れません)・・・・・・・追加しました

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(おまけ)

ちょっと色味が少なかったので、ジョウビ男君の写真を載せておきます。

先日、北本自然公園へエドヒガンサクラを撮りに行ったとき(4月4日)撮ったものですが、まだあの人懐っこうジョウビタキがいたんです。

いつまで居る気なのかな?????

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2012年4月 7日 (土)

西光寺(小川町)のカタクリ

4月2日(月)小川町のカタクリを撮りに行ってきました。

ここはこの3年ほど連続で通ってるのですが、開花は例年より遅く、偶然満開の時に当たりました。ラッキー!!

でも天気が良すぎて、写真には・・・・・・・????

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この日、自宅を午前7時過ぎに出て、国道16号線から254号線へ入り、「道の駅 小川町」の先を左折して「西光寺」に到着したのが8時半ごろでした。

武蔵の小京都と言われる小川町は、千三百年の歴史を持つ和紙で有名ですが、古寺もたくさんあります。

その中の一つ、「西光寺」は曹洞宗の寺院で、室町時代の後期に開創されたといわれてます。

境内には立派な枝垂れ桜があり、カタクリの群生地はその裏手の斜面あります。

枝垂れ桜は残念ながら今年はまだ蕾状態でした。

三脚も用意して早速裏山に続く道に入ります。(この日の使用レンズは100ミリマクロと180ミリマクロです。)

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まずは定番のカタクリ写真です。

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光が射さないと咲かないので日陰では開花前のカタクリもいっぱいあります。

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陽があたりだすと徐々に開き始めます。

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今度は少し違う角度から撮ってみました。お気に入りの一つです。

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緑をバックに・・・・上の写真とは対照的な雰囲気になりました。

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ここからの写真は、ちょっと撮るのに無理な体制で苦労した写真です。

まずは蕊を大きく撮ったものですが、斜面で三脚が使えません。 

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さて、次の写真はどのようにして撮ったでしょう??????青空バックに撮ってみました。

花は少し痛んでましたが、唯一青空を入れることができた写真です。

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今度は花の真下からモニターも見ずに、あてずっぽうに撮ったものです。

こんな時はバリアングルモニターだったら楽なんですが・・・・・ 

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今回は写真を中心に載せましたが、西光寺の様子やカタクリの説明は前にこのブログに載せてますのでこちらを見てくださいね。

・・・・・・・・・・続く

次回はイチリンソウです。      

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2012年4月 6日 (金)

新しいレンズの試し撮り(2)おかめ桜??

今度はいつもの見沼公園にやって来ました。

この公園の奥に早咲きの白っぽいサクラに挟まれてピンクの濃いサクラが咲いてます。

180ミリマクロで撮ってみます。今回はさすがに三脚を使用します。

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細い枝が風に揺れますが、何とか撮れそうです。

色がかなり濃くて、枝が地面近くの低い所でわかれています。

いろいろ調べてみましたが、あまりにサクラの種類が多くて、結局途中で断念。

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おかめ桜というのに似てるような・・・・・・・・????????

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隣に咲いてる早咲きのサクラも撮ってみます。やっぱり、仕上がりは柔らかそうですね。ボケも十分です。

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このレンズ、面白いことにAFとMFの切り替えが普通のスライドスィッチではなく、ピントリング全体を前後にスライドさせるようになってます。

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この仕組みは、ファインダーをのぞきながらピイン合わせを切り替える時には便利な機構ですね。

でも、ロック機能がついてないので、何かに触れて動いてしまうときがあります。

もう一つ便利な機能があります。

上の写真のフードの手前にあるリング。

PLフィルターを装着した時、いちいちフードを外す必要が無く、このリングを回すことでフィルターを回転することができます。

今回はまだフィルターを用意していなかったので使いませんでしたが、これは便利そう!!

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まだまだ使い込んでみないと分かりませんが、これからシーズンになる昆虫などには役立ちそうです。

以上新しいレンズの試し撮りでした。

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2012年4月 4日 (水)

新しいレンズの試し撮り(1)・・・・・アマナ

現在愛用の100mmマクロ以外に、少し離れて撮れる長いマクロが欲しかったのですが、今回、以前から気になっていた180ミリマクロレンズを思い切って買ってみました。

新しく導入したのはタムロン SP AF 180mm F3.5 Di LD[IF] Macro1:1(通称B01)

10年以上も前に発売された、手振れ防止もついてない機種ですが、あの評判のタムロン90ミリマクロの姉妹レンズです。

間もなく新しい商品が出る可能性もあるのですが、今回思い切って導入することにしました。

これからのシーズン花や虫を撮るのに活躍しそうです。

今まで、花を柵の外から撮ったり、蝶などのようになかなか近寄れないときには、苦肉の策で70-200にエクステを付けて撮っていたのですが、今年から苦労せずに撮れそうです。

APS-Cのカメラでは35ミリ換算、288mm

そこで早速、まずは秋ヶ瀬のサクラソウ公園のアマナを撮りに出かけてみました。

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アマナはあちこちで咲いてるのですが、風がある上に日差しが強すぎて写真を撮るには条件がよくありません。仕方なく、手で日差しを遮ったりしながらの試し撮りです。

全体的にはこんな感じで咲いてます。

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SSさえ確保できれば、手持ちでもい何とか使いこなせそうな感じです。

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アマナ(甘菜)

単子葉植物ユリ科アマナ属の多年草で、早春に白い花を咲かせる小型の草花で鱗茎が甘い為にこの名がついたそうです。

日向の草地に生え、やや湿ったところに多く咲くようです。
背丈の高い草地には生えないため、実際には春先に草刈りや野焼きの行われるような、里山的環境に見られることが多く、最近はこのような里山の環境が変わり、見られる場所は少なくなっています。(ウィキペディアなど参考)

ここサクラソウ公園は、もともとサクラソウの自生地として有名なのですが、ノウルシなどと一緒に今の時期咲いてます。

花の見かけはごく小さなチューリップのようですが、監視員の方によると・・・温度の変化差で花の内側と外側の成長比率(??)が異なるため、晴れた日には花がよく開くが、曇りの日には閉じてしまうそうです。

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このレンズ、さすがに発売が古いだけあって、AF性能は期待できません。

ジーコ、ジーコと大きな音を立てながらピントもかなり迷います。しかし、一度ポイントに合わせるとしっかり付いて来てくれますので、動き物以外は十分使えそうです。

もちろん、マクロ写真の場合、ほとんどMFなので支障ないのですが・・・・・

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花が開いてない時の写真です 。

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全体的ににピンアマのように見えますが、全体的に柔らかい色調なのと、風のせいで少しブレ気味のせいだと思います。

風の影響を受けにくいホトケノザも撮ってみました。

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次回は桜の花を載せる予定です。

今回は連載なのでコメント欄を閉じてます。

 

 

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2012年4月 3日 (火)

ミモザ(フサアカシア・ギンヨウアカシア)

ある晴れた日、散歩を兼ねて歩いてると、ある家の庭の一角に何やら黄色い花が咲いています。初めての花です。

近づいてみるとぼんぼりのような花がいっぱい咲いています。

そばを通る人たちは「あら~!!奇麗なミモザ!!」

家の方に断わって写真を撮らせてもらうことにしました。

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あいにく、この日は風が強くて、ブレブレ写真の増産でした。

その中から何枚か貼ってみますね。

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家の方の話によると、まだまだ大きくなるそうですが初めて見る不思議な花です。

ミモザ

ミモザ(英: mimosa、独: Mimose)は、本来はマメ科の植物であるオジギソウを指すラテン語名だそうで、フサアカシア、ギンヨウアカシアなどのマメ科アカシア属花卉の俗称。

イギリスで、南フランスから輸入されるフサアカシアの切花を"mimosa"と呼んだ事からその名がついたようです。

アカシア属の葉は、オジギソウ属の葉によく似るが、触れても動かない。しかし花はオジギソウ属の花と類似したポンポン状の形態であることから間違って使われたらしい。(以上ウィキペディアより)

ぼんぼり状の花を大きく撮ってみると・・・・・・何とも面白い形をしてます。

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ミモザの花言葉:豊かな感受性・感じやすい心

固まって咲いてる所はまるで水の中のマリモのようです。

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久しぶりの近所散歩でしたが、なんだか心が華やかになりました。

 

 

(ちょっと寂しいので今回もおまけです)

最近カワセミさんとはご無沙汰なのですが、以前撮った動画を載せてみました。

何の変哲もないカワセミですが、バランスのとり方が絶妙です。??

 

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2012年4月 1日 (日)

河津桜とメジロ・ヒヨドリ

公園の河津桜がやっと咲き始めました。

もちろん、花も奇麗ですが、鳥たちにとっては「花より団子!」 

まずは定番のサクジローから・・・・

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メジロの時はまだ咲き初めだったので蕾が多く、メジロ君も少ない花に一生懸命です。

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相変わらず、器用に花の蜜を吸います。

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この公園の河津桜はまだ木が小さいので桜の花を一輪だけ撮ってみました。ソメイヨシノよりかなり色が濃いですね。

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裏側も撮ってみました。濃いピンクが奇麗です。

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サクジローを撮って2~3日すると、花はもう満開状態です。

そしてそこにはメジロを押しのけて我が物顔で、ヒヨドリがいます。

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この時期、椿や梅・桜など、鳥にとっては毎日が贅沢な晩餐会 

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メジロと違ってヒヨドリの大きな体で細い枝を渡り歩きながら・・・・体が大きい割になかなか器用です。

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もちろんヒヨドリが占拠してる間は、メジロは近寄りません。

一度でいいから桜にメジロと一緒のところを撮ってみたいのですが・・・・

桜の下ではオオイヌノフグリがたくさん咲いてます。

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4月、桜の季節ですから、久しぶりに金子みすずの詩を載せてみます。

みすずは桜にかかわる詩をいくつか詠んでいますが、そのうちの「御殿の櫻」です。

桜の中でも最後に咲きだす八重桜の特徴(心情)をよく表してる詩だと思います。

八重桜が咲くのは4月中旬近くになってしまうのでしょうか。

 

                         「御殿の櫻」

                         御殿の庭の八重ざくら、
                         花が咲かなくなりました。
                         御殿のわかい殿さまは、
                         町へおふれを出しました。

                         青葉ばかりの木の下で、
                         剣術つかひがいひました。
                         「咲かなきや切つてしまふぞ。」と。

                         町の踊り子はいひました。
                         「私の踊りをみせたなら、
                         笑つてすぐに咲きませう。」

                         手品つかひはいひました。
                         「牡丹、芍薬(シャクヤク)、芥子(ケシ)の花、
                         みんな此の枝へ咲かせましよ。」

                         そこで櫻がいひました。
                         「私の春は去(イ)にました、
                         みんな忘れたそのころに、
                         私の春がまた來ます。
                         「そのときこそは、咲きませう、
                         私の花に咲きませう。」

 

 

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