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2011年8月20日 (土)

ヒヨドリ(鵯)

毎朝、ヒヨドリの甲高くてうるさい「ヒーヨ・ヒーヨ!」という声に起こされるのが日課になっていますが、7月末~8月になると成鳥とは違う甘えるような優しい声が混じってきます。

ヒナの巣立ちですね。

今年も近くで2羽のヒナが巣立ちし、我がマンション傍の木で給餌する姿を見ることが出来ます。

ところが、先日、1羽のまだ巣立ったばかりで満足に飛べないヒナがカラスに襲われるシーンに遭遇しました。

親はけたたましい威嚇の声をあげながらカラスに突っかかっていきますが、カラスはお構いなしにヒナを咥えたかと思うとあっという間に飛び去って行きます。

その後、親もしばらく大きな声で鳴いてましたが・・・・・・・・かわいそう!!

残ったもう1羽のヒナは無事なのでしょうか?周りには居ません。

そして昨日・・・・・・無事でした。

ベランダの目の前のクスノキの枝にとまってます。慌ててカメラを取り出してベランダから撮ります。

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少し見ないうちに、すっかり大きくなって、成鳥の風格が出てきました。

暑いのか?大きな口をあけて、キョロキョロ!

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鳴き声はまだ幼いですが、ここまで大きくなるともう大丈夫でしょう。

こんな出来事もあって、今回は改めてヒヨドリ(鵯)を取り上げることにしました。

ただし、上の2枚以外はすべて在庫から載せますのであしからず・・・・・・・

ヒヨドリ(鵯)

あまりにも身近にいるせいか、スズメやムクドリと同じようにあまり取り上げられないかわいそうな鳥のグループに入ります。

桜の花の時期や赤い実のなる時ぐらいしか写真の話題にはなりません。

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日本全土に留鳥または漂鳥として分布し、山や平地などどこででも見ると事が出来ます。

餌の関係なのか冬の方が多く見られるような気がしますね。

最近は街でも繁殖し、マンションのベランダでも巣をつくるようですから完全に都会化しているところもあるようです。

秋(10月頃)北海道から津軽海峡越えで本州に渡るヒヨドリの大集団は有名ですが、渡りの時の集団移動は各地で見られるようです。

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「ヒーヨ・ヒーヨ」という鳴き声からその名がつけられたようですが、平安時代には貴族の間で盛んに飼われ、現在の競走馬のように個体名が付けられたりして愛玩されたようですから、やはり昔から身近な鳥だったんでしょう。

秋の季語にもなってるようです。

          ひよどりのこぼし去りぬる実のあかき(蕪村)

          ひよどりや霜の梢に鳴き渡り(惟然)

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頭のツンツンした羽はトゲみたいに見えます。 

0034s

ちょっと季節外れの写真ですが、朝日を浴びたヒヨドリ、どことなく哀愁を感じます。

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最後の写真は、昨年同じような時期に、親がヒナの為に餌を運びに行こうとしてるところを撮ったものです。

止まってる木を見て下さい。1.2枚目の今年の幼鳥が止まってる同じクスノキなんです。

写真の右上の角ににもう一羽居ます。(腹しか写ってませんが・・・)こちらの方はトンボを咥えてました。

この写真もベランダから撮ったものですが、よほどこのクスノキがお気に入りなのでしょうか。

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ちょっと残酷な写真ですが、これが自然社会なんですね。                                      

    

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コメント

身近にいる野鳥の解説に
うるさいだけのヒヨドリくんへ親しみが沸いてきました。
愛らしい幼鳥の瞳がとてもいいですね!
親鳥でなくても守ってあげたくなりました。

ロマンチストのカフェマスター

投稿: 里山通信風の中 | 2011年8月20日 (土) 08時04分

私もヒヨドリの声で目が覚めます。
うるさいなと思っていたのですが、最近では何よりもセミがうるさくて・・・。
なにしろベランダの目の前に大きな桜の木があるものですから。
ヒヨドリは鳴声はうるさくても顔が可愛いんですよね。
時々ベランダの手すりでじっと何処か見ていることがあります。
餌でも狙っているのでしょうか。

ヒナ、一羽は無事でよかったですね。

投稿: mio | 2011年8月20日 (土) 09時51分

サスペンスドラマの様な臨場感
ドキドキしながら拝見させて頂きました

ひなの無事を確認して下さり有り難う
助かって良かった!!

冬に実るヒヨドリジョウゴの朱い実が大好きで
ひよどりってどんな鳥なのかしらと思っていたのですが
可愛い鳥ですね

投稿: のんちゃん | 2011年8月20日 (土) 17時24分

本当にヒヨドリは珍しい鳥ではないので、
扱いが雑になりますね。

最近は私の周辺では見なくなりました。
今の時期が幼鳥の巣立つときなんですね。
春、メジロがやってくる頃になると、
我が物顔でメジロのミカンを平らげますので、
あまり好きな鳥ではありませんが、
弱肉強食の世界なんですね。

投稿: nampoo | 2011年8月20日 (土) 18時44分

>里山通信風の中さん
こんばんは!
場所によっては小ギャング扱いされるヒヨドリですが、こうしてみると可愛いんです。
子供はかわいいですよね。
これからはちょっと意識してみてやってください。
 
 
 

>mioさん
こんばんは!
そういえば、セミもうるさいですね。
今年はセミが少ないので助かりますが・・・・
ヒヨドリの虹彩はブラウンで、よく見ると外国人みたいなんです。(笑)
結局今年は1つがいから1羽巣立ったことになります。
自然は旨くコントロールできてるんですね。
 
 
 

>のんちゃん
有難うございます。
1羽だけでも無事育ったので一安心です。
ヒヨドリが赤い実やカキ・桜などに来る時は絵になりますよ。
普段はうるさいだけの鳥さんですが、かわいいでしょう!!
 
 
 

>nampooさん
そうですね、冬ミカンを置くと横取りしますね。
体が大きいから、その時期は我が物顔です。
うるさくて、我が物顔で身体も大きいのですが、カラスには負けるようです。
夏より冬の方が多いので、今の時期あまり見かけないかもしれませんが、これから増えてきますよ。

投稿: ソングバード | 2011年8月20日 (土) 20時39分

カラスは巣立ち雛をも襲うのですか。
まだ巣の中にいる雛が襲われるのかと思っていました。
お陰でまた一つ賢くなりました。

投稿: key | 2011年8月20日 (土) 21時18分

ウーム、カラスの野郎って思ってもこれも自然ですかね~何か釈然としませんが・・・それにしても可愛くない鳥ですね。しかし、面白いものでカラスを好きなご仁もいらっしゃるんですね。それが世の中ですか。コメントが脱線しましたcoldsweats01

投稿: 山の風 | 2011年8月20日 (土) 22時25分

こんばんは!
ヒヨドリは、なかなか撮ろうと思いませんが、撮ってみると綺麗で可愛い鳥ですね。
今度私も撮ってみます。

投稿: FUJIKAZE | 2011年8月20日 (土) 23時29分

>keyさん
目の前の出来事だったので、私もびっくりしました。
後日、近くに来たハクセキレイの幼鳥の近くにもカラスが居ましたから、よくあるようですよ。
ハクセキレイ親子は必ずマンションの階段の内側にいて、カラスが突入できない所に居ましたから無事でしたが・・・・
 
 
 

>山の風さん
そうですね、自然の普通の出来事なのかもしれません。
カラスも生き延びて行くからは何でもありのようですが、ちょっと増えすぎですね。
人間様のせい????
 
 
 

>FUJIKAZEさん
おはようございます。
スズメやヒヨドリ、普段あまり撮ることはないですが、こうしてじっくり見てみると、ユニークでかわいい所がありますね。
今度機会があれば撮ってみてください。

投稿: ソングバード | 2011年8月21日 (日) 06時53分

お早うございます。
ヒヨドリはムクドリと同じように食いしん坊ですね。
そのため、あまり歓迎されませんが、他の鳥たちの卵や雛を公然と襲うことはありませんので、憎めません。
しかし、カラスはちょっといただけませんね。カラスが畑のものを荒らすのは多少許してあげてもよいですが、他の鳥の卵を掠めたり、雛を殺したりするの許せません。カラスがこれ以上増えないように注意する必要があるかな~と思っています。

投稿: ぴょんぴょん | 2011年8月21日 (日) 07時45分

おはようございます!
ヒヨドリのヒナ、1羽だけでも無事でよかったですね(^^)
この鳥のは余り撮る機会が有りませんが、
たま~に撮ってみると、結構可愛い顔をしていますよね。

投稿: なっつ | 2011年8月21日 (日) 09時37分

>ぴょんぴょんさん
ヒヨドリは確かに農作物など(特に実のなる)で被害があるようですね。
確かにカラスは最近増えすぎましたね。
天敵が少ないだけに、我が物顔です。
東京都では駆除に乗り出してるようですが、うまくいってないようです。
 
 
 

>なっつさん
なんとか1羽だけは無事だったようです。
アップで見ると可愛い顔してますよ。
鳥待ちの時や、桜やカキの時期に撮ることがありますが、メインにはなりませんね。
たまには撮ってあげて下さい!

投稿: ソングバード | 2011年8月21日 (日) 11時38分

ソングバードさん、こんいちは、最近は、スズメよりヒヨドリが多いように見かけますね、
アップの表情が迫力あっていいですね、また、カエル?の餌お咥えて、これから雛に持ち
帰るのか、よくとらえられていて素晴らしいです。

投稿: 花の伝道師 | 2011年8月21日 (日) 12時13分

>花の伝道師さん
有難うございます。
最近、原因が分からないのですが、スズメの数が減ってるように感じます。
温暖化が影響してる訳ではないと思うのですが・・・・
ヒヨドリのアップも面白いでしょう!!

投稿: ソングバード | 2011年8月21日 (日) 15時43分

 こんばんは。ヒヨドリってレンズを向けたくなるような鳥では、ありませんが、ソングバードさんの解説と写真を見ていると、ヒヨドリも…という気になります。

投稿: ヨッシー | 2011年8月21日 (日) 21時50分

>ヨッシーさん
おはようございます。
たまにはヒヨドリも良いですよ。
スズメやムクドリなどあまり人気の無い鳥達も時々撮ってみると新鮮に見えます。

投稿: ソングバード | 2011年8月22日 (月) 07時17分

カエルをくわえてヒヨドリは、初めて見ました、丸呑みには出来そうもないので、突いて細切れにして、食べたのでしょうか?

投稿: てっちゃん | 2011年8月22日 (月) 20時33分

>てっちゃん
私も初めてです。もう一匹の方はトンボを咥えてましたからどちらも動物性ですね。
木の実を食べる印象の方が強かったんですが・・・
このままヒナに与えるとは思いませんが、どうするのか不思議です。
ヒナが大分大きくなってるのかなあ?

投稿: ソングバード | 2011年8月23日 (火) 07時18分

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