Mさんと、我慢できずにサンコウチョウ狙いで久しぶりのプチ遠征です。
この日は午前6時少し前にMさんと合流。
いつもの大谷PAでおにぎりを調達し、いざ出陣!
現地に着くと(8時前)、ガスがかかって鳥見どころではない模様で次第に不安になって来ます。
ポイントはMさんが1週間前にサンコウチョウに遭遇したところです。
着くなりサンコウチョウの「ホィ、ホィ、ホィ……」。幸先良さそうです。
カメラをセットし、暫し待ってると、横の林で雄と雌が飛び回り始めます。
残念ながら動きが早いことに加え、木の枝が多すぎるため、すべて枝かぶりです。
何度も姿を見せてくれますが、写真のターゲット外です。
盛んに餌を捕って虫などを口に咥えたままですから、ヒナに餌を運んでるようです。
長い雄の尾羽もすでに抜け落ちてますから、移動の時期も間もないのかも知れません。(Mさんの話によると先週は長い尾羽があったそうです)
結局11時過ぎまで粘ってみましたが、写真は撮れませんでした。(一度だけ、2メートルほど前の枝に雄と雌が同時に止まったのですが、一瞬のことで間に合わず…残念!)
右往左往してる我々をあざ笑うように、デジスコのレリーズにノシメトンボがとまります。
いわゆる赤とんぼの一種ですね。
追い払っても追い払っても来るので、暇つぶしにドアップで撮ってみました。
翅だけ撮ってみましたが、幾何学模様が綺麗です。誰がこのような文様を作り出したのか、実に不思議です。
そばの水溜りにはミヤマカラスアゲハやスジグロチョウも来ます。


その間も、近くではサンコウチョウの囀りが聞こえるのですが姿は見えず。
結局、姿は見えても写真には収めることが出来ず、残念ですが、撤収して他のポイントに移動することにしました。
途中、タカの飛ぶ姿が見えたので確認すると……ノスリのようです。
デジスコの威力ですね。多分ノスリのまでの距離は300メートルぐらいあると思います。
ボケボケですが・・・・

天気も晴れ間が出たり、急に暗くなったり不安定な日です。

オオルリやキビタキのポイントに移動しましたが、声がかすかに聞こえるだけで姿は見えません。
仕方なくヤマユリに来たミヤマカラスアゲハ(夏型)を撮る事に……

ミヤマカラスアゲハの翅が光に輝いて綺麗です。
光の当たり具合で模様が変わります。左の写真が飛び立つ寸前で、右の写真が飛び立った直後です。


近くには、アキアカネ(?)でしょうか、たくさん飛び回ってます。
もうすぐ体も赤くなって里まで群れで降りて行くのでしょうか。(いわゆる赤とんぼです)

この後、巣立って間もないキビタキの雄を見かけましたが、まだ汚いですね。
頭のてっぺんも産毛のような幼い羽が残ってます。
残念ながら、これもピンズレ写真でした。
最後に、証拠写真だけ載せておきます。サンコウチョウは雄のブルーのアイリングが見えます。キビタキは向こうを向いてますね。

あとはコガラなど写真としては残してきたのですが、今回は惨敗でした。
しかし、間違いなくサンコウチョウが確認でき、その近くに営巣してることが分かっただけでも大収穫(??)でした。
このポイントは誰にも知られていないだけに、来シーズンに期待して、今回のプチ遠征報告を終わります。
(おまけ)
暇にまかせて、水溜りに来たミヤマカラスアゲハのハイスピード動画です。
例のごとく画質は期待しないでください。
*訂正します。カラスアゲハではなくミヤマカラスアゲハのようです。てっちゃんに教えてもらいました。てっちゃんどうも有難うございました。
もう一か所、コノシメトンボも良く調べてみるとノシメトンボのようです。胸の側面の模様がはっきりしないのですが、ノシメトンボの可能性の方が高いので訂正します。
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