チュウシャクシギ(中杓鷸)
4月28日(木)午後からO田圃に出かけてみました。
すでに堤防の護岸工事が始まっており、ダンプカーが行き来してます。
今年はコヨシキリやヨシゴイなどは見れないかも知れません。
田圃の畦道にチュウシャクシギが5羽います。
チュウシャクシギは、日本では旅鳥として春と秋に渡来し、水田や干潟などで見られます。
畦道の花をバックに撮ってみましたが、もう一羽花の間から顔を出してます。
それにしても長い嘴ですが、この嘴を利用してうまくザリガニなど捕まえます。
ピンボケ気味ですが、ザリガニをくわえてますね。
シャクシギは体の大きさやくちばしの長さによって、ダイシャクシギ・チュウシャクシギ・コシャクシギが区別されていますが、これほど顕著に大きさで分けてるのも面白いです。
長い嘴を「柄杓(ひしゃく)」の柄に見立てて付けられた名前ですが、まさにぴったりの感がします。。
面白い事に2羽いると同じような仕草を見せます。
次の写真は、飛び立つときのように見えますが、違うんです。
「猿も木から落ちる!」の例えではないですが、畦道の泥に足を滑らせて水田に落ちそうになった瞬間です。
もう1枚、毛繕いのシーンと、2羽が反対向きにたたずんでるところです。
今回のように相手が比較手落ち着いてる時は、時間をかけて、出来るだけいろんな仕草を撮るように心がけていますが、今回は4月にしては日差しが強く頭がジリジリ照らされ、炎天下では辛いですね。
| 固定リンク
« クロジ | トップページ | キビタキもやってきた »
「鳥」カテゴリの記事
- ツルシギの飛び物、大失敗(2014.11.18)
- ハマシギ(浜鷸)(2014.11.15)
- ツルシギが目の前に…(2014.11.13)
- 今は懐かしいツルシギ(2014.11.10)
- モズ(百舌鳥)の面白い(?)お話(2014.11.03)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
こんにちわ。
又珍しい鳥ですね。
初めて見ます。
その鳥は、大きみたいで、私のカメラでも撮れそうですね。(笑)・・・
我が家の近く・・・
20分程歩いて行ける距離に5m幅程の川が流れています。
周りには、田んぼが有り自然がまだ残っています。
冬には、普通のカモ・サギなどが飛んで来ます。
カワセミもいないかと探しているのですが・・・
まだ見た事は、有りませんね。
投稿: ひまわり☆ | 2011年4月30日 (土) 17時02分
>ひまわりさん
こんばんは!
鳥さんに近づくコツは、横に動かず、少しずつまっすぐ進みます。
まさに「ダルマさんが転んだ!!」式です。(笑)
あせらずじっくり観察すると面白いです。
投稿: ソングバード | 2011年4月30日 (土) 20時06分
良いですね、シギチの季節になりましたか、こちらにも時期に渡って来ると思います。
チュウシャクシギもそうですが、シギチは、姿勢を低くして待っていたら、割と近くまで寄ってきてくれますよね。
チュウシャクシギは、3mぐらいの距離から、標準レンズで撮った事ありますよ。
投稿: てっちゃん | 2011年5月 1日 (日) 00時07分
>てっちゃん
おはようございます。
これから、北へ向かった鳥さんがどんどん到着しますね。
確かに割と近くまで寄れますが、三脚を使ってるときは大変です。(腰に響きます)┐(´д`)┌ヤレヤレ
投稿: ソングバ-ド | 2011年5月 1日 (日) 06時33分
チュウシャクシギはO田圃に飛来するんですね。いくらか大きいので見応えがありますね。二羽で同じ仕草…とても可愛いです。ムナグロの飛来地として有名だと思いますが…来ているのでしょうか。
護岸工事の影響も…ちょっと気になりますね。
投稿: noharatugumi | 2011年5月 1日 (日) 13時44分
>noharatugumiさん
おはようございます。
O田んぼ、ムナグロも来てるようですが、この日は時間が無くて確認できませんでした。
護岸工事、工事期間が長いだけに影響は避けれれないでしょうね。
投稿: ソングバード | 2011年5月 2日 (月) 06時38分