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2011年4月

2011年4月30日 (土)

チュウシャクシギ(中杓鷸)

4月28日(木)午後からO田圃に出かけてみました。

すでに堤防の護岸工事が始まっており、ダンプカーが行き来してます。

今年はコヨシキリやヨシゴイなどは見れないかも知れません。

田圃の畦道にチュウシャクシギが5羽います。

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チュウシャクシギは、日本では旅鳥として春と秋に渡来し、水田や干潟などで見られます。

畦道の花をバックに撮ってみましたが、もう一羽花の間から顔を出してます。

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それにしても長い嘴ですが、この嘴を利用してうまくザリガニなど捕まえます。

ピンボケ気味ですが、ザリガニをくわえてますね。

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シャクシギは体の大きさやくちばしの長さによって、ダイシャクシギ・チュウシャクシギ・コシャクシギが区別されていますが、これほど顕著に大きさで分けてるのも面白いです。

長い嘴を「柄杓(ひしゃく)」の柄に見立てて付けられた名前ですが、まさにぴったりの感がします。。

面白い事に2羽いると同じような仕草を見せます。

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同じ方向を向いたり歩いたり・・・・

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次の写真は、飛び立つときのように見えますが、違うんです。

「猿も木から落ちる!」の例えではないですが、畦道の泥に足を滑らせて水田に落ちそうになった瞬間です。

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もう1枚、毛繕いのシーンと、2羽が反対向きにたたずんでるところです。

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今回のように相手が比較手落ち着いてる時は、時間をかけて、出来るだけいろんな仕草を撮るように心がけていますが、今回は4月にしては日差しが強く頭がジリジリ照らされ、炎天下では辛いですね。   















 

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2011年4月29日 (金)

クロジ

4月26日(火)、今日も朝からすがすがしい天気で、早朝、久しぶりに近くの公園まで歩いてみました。

新緑の木の枝で聞きなれた鳥の声が・・・・「焼酎一杯グィー!」・・・・・・センダイムシクイの声です。

この公園で確認したのは初めてです。いよいよ夏鳥の登場ですね。

 

そんなことに気を良くして、午後からA公園P森に夏鳥求めて足を運んでみました。

ここは「シマアジ」を撮って以来です。

県の蝶「ミドリシジミ」狙いでしょうか、捕虫網を持った昆虫愛好家(?)が数人います。

この辺りの森はミドリシジミが繁殖してることで有名なんですが、最近は乱獲の為か徐々に数が減ってるようです。

中には幼虫の食樹であるハンノキを幼虫と一緒に枝ごと持って帰る輩もいるみたいで悲しいことです。

愛好家のモラルはどこへ行ってしまったのでしょうか?\(*`∧´)/

ところで、鳥さんは・・・・・林の中に入ってもツグミ・ムクドリ・シジュウカラ・コゲラなどのみ。

グランドの方へまわってみると、モズがいい所に止まりますが、カメラのセッティングミスでぼけ写真の連発。(今回は久しぶりにデジスコでソニーW300を持ちだしたのですが、コネクターのねじが緩んでいたのに気が付かなかったんです。)

おかげで、この後出てきたチョウゲンボウも撮り損ねました。(ノ∀`) アチャー

撮れたのはヒバリのみ(せっかくタンポポと一緒だったのですがこれもピンズレです)

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気を取り直して、林に戻るとシロハラがまだ旅立たずにいます。

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林の中の池のほとりにクロジが居ました。

残念ながらバックが汚いですが、証拠写真です。

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この森には毎年この時期観察されるのですが、完全に夏羽に変身してます。

2羽います。

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奥の個体は雌のような気もしますが、全身がグレーに変身してますので、若い雄かも知れません。

次の写真は、完全にグレー色をしてます。大きなアクビをした瞬間です。

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暫くして、やっと枝に止まってくれたのですが、遠い、暗いであまりスッキリ撮れませんでした。

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この池にはハシビロガモのつがいも居ました。

左が雄でいつも、怖い顔をしてます。ハシビロガモはこの大きなくちばしが特徴ですが、それにしても体とのバランスが悪いですね。

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カワセミもやって来ました。口には魚をくわえて飲み込む寸前です。

カワセミは久しぶりのショットです。

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久しぶりですから2枚追加します。

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ヒヨドリもまだ居ますね。新緑をバックにパチリです。

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今回は、撮った鳥を総出演させましたが、アオジやシメも残ってますから、ここにキビタキなどが混じると、冬・夏混在になります。    
   

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2011年4月27日 (水)

秩父「羊山公園」のシバザクラと箭弓稲荷神社

4月25日(月)、思い立って秩父「羊山公園」へ出かけることにしました。

「午前中は晴れ!」の天気予報を信じて、午前8時過ぎ自宅を出発。

関越道「寄居IC」を経て秩父方面へ向かいます。秩父鉄道と並行して走ってる国道149号線を進み、秩父鉄道「秩父駅」手前を左折すると「羊山公園」に到着です。

女房殿ともども、ここのシバザクラを見るのは初めてで、ワクワク気分です。

[芝桜の丘」は羊山公園の南側の一角にあり、約17,600㎡の広さで、9種類40万株以上の芝桜が植えられてます。

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4月上旬~5月上旬まで楽しめるのですが、山側の日陰の所は、まだ完全に咲いていないのか、花もまばらです。

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上の写真はいずれも高台から撮ったものですが、花がもっと密集して咲いてると迫力ありそうですね。

下の写真は反対側の高台から望む「武甲山」です。

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もう1枚。午前10時半ごろですが、平日にもかかわらず見学者が多いです。

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模擬店もたくさん出ていて、お勧めは「桜ソフトクリーム」です。

桜餅を食べてるような香りがすがすがしいです。

芝桜に、これほどの種類と色がある事も初めて知りました。

パノラマ風に4枚の写真を合成してみました。

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ここはサクラでも有名らしく、周辺には約1,000本のソメイヨシノやヤエザクラが植えられています。

来年は、サクラ見でもしましょうか。

 

帰る途中、突然空が暗くなり、ヒョウが降り出しましたが、その後は快晴で快適なドライブです。

長瀞で昼食に蕎麦を食し、途中「箭弓(やきゅう)稲荷神社」に寄る事にしました。

ここは牡丹で有名で、東松山市にあります。

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この神社は日本三大稲荷の一つとされることがあり、社殿も古くて由緒ありそうです。

717年(和銅5年)の創建と伝えられ、社名の由来は、源頼信が1028年(長元元年)謀反を企てた下総国の平忠常を征伐するために遠征した折、頼信が布陣する松山本陣近くで古い祠を見つけた。問えば、野久原に鎮まる「野久稲荷大明神」で、本地は「十一面観世音」であるという。

これを聞いた頼信は、野久はすなわち箭弓(矢弓)の意味で、武門の守護神であると、大いに奮い立ち、神前に太刀などを奉納し、忠常を撃退した。

一説には、白狐に乗った神が弓矢を授けたと伝えられています。

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ここは牡丹でも有名なんですが、まだ満開ではなく、日差しもきつく写真になりません。

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ツツジが綺麗でした。

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藤棚もあり、ボタン・ツツジ・フジの花が同時に楽しめます。

「箭弓(やきゅう)稲荷神社」のほかに、「東松山ボタン園」も近くにありますから、花の好きな人は一日中楽しめそうです。

この日はシバザクラとボタンの花で華やいだ1日でした。

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2011年4月25日 (月)

やって来たコアジサシとユリカモメ夏型

4月22日(金)、午前中時間があったので、keyさんに薦められたF村に出かけてみました。目的は完全な夏羽のユリカモの飛翔姿です。

初めて行ってみたのですが、公園周辺はジョギングや散歩の人でいっぱい!!

鳥など居そうもないのですが、取り敢えず池まで行ってみると、居ました夏羽のユリカモメが・・・・

完全に夏羽に変わってる個体、変わりつつある個体、若鳥が2~30羽程居ます。

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ユリカモメは冬場、海辺付近だけでなく、かなり内陸部まで入り込んできますので、比較的簡単に見られるのですが、(上野公園の池でもたくさん見られます。)夏羽に変わると、全く違う種類のように変身します。

今まで、ユリカモメの飛翔は嫌というほど撮っていたのですが、どういう訳か、夏羽の写真がありませんでした。

今回は、夏型の飛翔姿がメインです。

まずは、ちょっと大きく撮った写真から・・・・・・・

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冬型と夏型を比較してみましょうか。

顔が黒褐色なのが夏羽に変身した個体で、手前はまだ若鳥でしょうか冬羽の状態が残ってます。

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次の写真は、溺れているように見えますが、水浴びをしてるところです。

頭部分がまんだらで汚いですが、夏羽に変身中です。

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ユリカモメ(百合鴎)

ユリカモメの語源については定説がないが、「百合鴎」とかくのは江戸末期以降のことで、「ササユリやテッポウユリのように白い綺麗な鴎」、これが語源だろうと云われてます。

一説には「ユリカモメのユリは、古語で"後"の意味で、京都の後ろの若狭から京都、鴨川にやってくる鴎」 だからユリカモメではないかと云われています。(「野鳥の名前」より)

ちなみに、歌に詠まれる「都鳥」は実際のミヤコドリではなく、このユリカモメの事を指す。という説もあるようです。

日本では冬鳥として渡来し、全国どこででも見られます。

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私自身、ユリカモメも含めて「鳥の飛翔姿」は、鳥が空を飛ぶために進化してきた真髄のようなものを感じて、非常に無駄のない綺麗な姿だと思っています。

時々、同じ種類の鳥の中に高所恐怖症や飛ぶのが下手な個体がいたら・・・・・・・と思いながら、ジッと見とれる時があります。(笑)

連続写真ですが…

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綺麗ですね! 

ユリカモメに夢中になってると、突然コアジサシが、池に飛び込みます。

今シーズンの初認です。これからも楽しめそうですね。

次の写真は、飛びこむために反転した所です。

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空が曇っていて、綺麗な写真ではありませんが、常に水面を見ながら飛んでます。

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コアジサシも、飛翔の姿が綺麗な鳥の一つですね。

コアジサシの事については、また後日取り上げてみたいと思います。

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このポイントは今回初めて訪れたのですが、わきには葦原もあり、面白いかもしれません。   

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2011年4月23日 (土)

御蔵のクマガイソウ

3月21日(木)朝から曇り空ですが、午後から陽が射すと云うことで、車で30分ほどの御蔵までクマガイソウを見に行ってきました。

ここはクマガイソウの自生地として知られていますが、民家(尾島家)の庭に咲いています。

入ると門の前に小さな箱があり、一人300円(入場料というより、保護のための支援金)。

毎年、開花ピークのゴールデンウィークの前後だけ解放されています。

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クマガイソウ(熊谷草)

北海道南部から九州にかけて分布し、竹林やスギ林に生育します。

栽培のために乱獲され、自生しているところを見ることはまれで、残念なことに今は絶滅危惧種にリストアップされています。

クマガイソウの和名の由来は、膨らんだ形の唇弁を、昔の戦国武士の背中に背負った母衣(ほろ)に見立てたものだそうです。

よくアツモリソウ(敦盛草)と対比されますが、がっしりした形をした方を熊谷直実(なおざね)に見立てて「熊谷草」、優しげな姿の方を平敦盛(あつもり)に見立てて「敦盛草」と当てられたようです。

また、花色がそれぞれ白・赤っぽいことから、源氏の白旗、平氏の赤旗に見立てたともされています。(ウィキペディアより)

アツモリソウは北海道などで見られるようですが、一度見てみたいものです。

次の写真も同じクマガイソウですが、個体が違います。

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クマガイソウは、残念ながらまだ開花しているのは少ししかなく、時期が少し早かったようです。例年より遅れてるようですね。

ここにはクマガイソウの他にも色々な花が植えられていて、綺麗です。

ニリンソウも綺麗に咲いています。

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ニリンソウ(二輪草)

キンポウゲの仲間で山野の湿った林などに生える多年草ですが、茎に2輪の花が咲くために付けられた名前のように、必ずしも花の数は一様ではないようです。

でも、可憐でかわいい花ですね。

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少しだけですが、チュウリップもあります。

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明るい庭側のイカリソウは、ピークを過ぎてるようで、あまり綺麗ではありませんでした。

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イカリソウ(碇草)

花の形が和船の碇に似ていることから名前が付けられたそうですが、形そのものですね。

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お馴染のハナニラですが、少し変わった角度から妖艶っぽく……

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最後はシバザクラです。

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尾島家の庭には他にいろいろな花が咲くのですが、今回は時期が早かったのか、あまり見ることが出来ませんでした。

機会があれば、連休前のもう一度来てみたいと思います。

尾島家のクマガイソウ情報です。

http://www8.ocn.ne.jp/~e3ktuba3/index.html    

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2011年4月21日 (木)

春告げ鳥

今回は春の季語としてもよく使われる「春告げ鳥」ウグイスを取り上げてみました。

毎年このウグイスを写真に撮るのですが、なかなか良い場面を撮らせてくれません。

今年こそは「桜にウグイス」を撮ろうと意気込んでみたのですが、やはりうまく枝には止まってくれませんでした。

という訳で、今回は在庫から載せます。

古来、日本人の生活に溶け込んできたウグイスですが、巷ではメジロと勘違いされてる方が結構多いんです。

「梅にメジロ」など撮ってると、良く「綺麗なウグイスですねぇ!」とよく声を掛けられます。

初めのうちは「いいえ、あれはウグイスではなくメジロですよ!」と答えるのですが、同じような問い掛けが度重なると、最近は「そうですねぇ、かわいいでしょう!」と答えるようにしてます。(@Д@;

それくらい勘違いが多いんです。

下の2枚のうち、もちろん、左がメジロ(目白)、右がウグイス(鶯)ですね。

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そもそも、なぜ間違えるようになったんでしょうか。

多分色からきてると思うのですが、ウグイス色はメジロの方が近いイメージですね。

Img_8624sウグイス(鶯)

日本では全国で繁殖し、本州や九州では冬、暖地や低地に移動する留鳥です。

北海道では夏鳥、沖縄では冬鳥です。

冬から初春にかけて、藪のある市街地の公園でもよく見られますね。

ウグイスの語源については諸説あるようですが、「野鳥の名前」ではさえずりによる説が解説されてます。

古人が書に表したウグイスの鳴き声「ウークーイー」という音に鳥を示す接尾語「ス」が付いて「ウグイス」と呼ばれるようになったそうです。

なんだか( ゚д゚)ポカーンですが、万葉集にもウグイスを詠んだ歌が49種あるらしいですから、身近な鳥の一つであったことは確かなようです。

また古人はこの鳥のさえずりを「ホーホケキョ」と聞き「法・法華経」あるいは[宝・法華経]と聞きなしています。

ウグイスの谷渡りで有名な「ケキョ・ケキョ」は雄が発する警戒の鳴き声ですが、「華経・華経」と聞きなしています。(以上「野鳥の名前より)

上の写真は以前掲載した「梅にウグイス」ですが、偶然撮れたものです。

お馴染の「ホーホケキョ」とさえずるのは、恋の季節になってからで、地鳴きは「ジュッ・ジュッ」と極めて地味な声で鳴き、藪の中にいて、なかなか姿を表してくれませんが、春、暖かくなる頃から表に出てきます。

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本当に地味な鳥ですが、ちょこまかと動きます。

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そして、恋の季節になると、あの綺麗な声でさえずり始め、縄張り宣言のためとラブコールのため、枝に上がって鳴き始めます。

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個体によっては、男性陣にはうらやましい一夫多妻で、雄は抱卵や育雛(いくすう)には参加せず、多くの雌を得るために長期間さえずり続けるそうです。

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この鳥、以前は鳴く声を楽しむために飼われたこともあったのですが、今は禁止されています。

また「鶯の糞」、年配の方は御存じだと思うのですが、化粧品として珍重されたそうです。

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ただし、このウグイスの糞は、飼い鳥のソウシチョウの糞だったとか・・・・・

いづれにしても、「春告げ鳥」・「花見鳥」・「経読み鳥」などと日本人に浸しまれてきた鳥ですから、もう一度見直してみましょう。

 

おまけに、ソウシチョウの写真もどうぞ! 

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家で飼われていたものが逃げた「籠脱け」の鳥で、野生化して多数繁殖してますが綺麗な鳥です。

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2011年4月20日 (水)

キジとシメ

久しぶりの鳥見でA公園そばの田圃に出かけてみました。

A公園に隣接する田圃でもいろいろな鳥が楽しめますが、久しぶりの訪問です。

まだ居るはずのホオアカを探しますが、見当たりません。

キジの鳴き声が2か所ほどで聞こえます。田んぼのあぜ道で、堂々の行進です。

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かなり近づいても逃げようとしませんが、じっとこちらを見ています。

正面から見ると、結構ユーモラスな顔をしてますね。

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飛び物も狙いますが、デジイチを準備する間が無く、後ろ姿の写真になってしましました。

結構低く短い距離しか飛ばないので、タイミングが難しそうです。

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クヌギの木の陰に何やらいると、見てみると、ツグミです。

ツグミだけはまだまだ元気にあちこち飛び回ってますね。

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久しぶりにセッカの声が聞こえますが、地面で鳴いてるらしく姿は見えません。

ヒバリもあちこちで見かけますが、まだ空高く舞い上がる事は少ないようです。

ホオジロがいい所に止まって、大きな声で囀ってます。

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ホオアカはついに見つからず、公園に戻ってみると、シメが居ました。

いつ旅立つつもりなのでしょうか?

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雌のようですね。

今シーズンは、シメの数が例年より少ないような気がしましたが、ギリギリまで楽しませてくれます。

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早く夏鳥やって来~い!!

 

今回もおまけです。

サクラの花びらに浮かぶカルガモです。クチバシにも花びらが・・・・

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2011年4月18日 (月)

鯉も恋の季節

この所5月上旬の気候が続き、初夏の陽気です。

久しぶりにM公園からS寺院まで歩くことにしましたが、午後で日差しが強く、少し歩くだけで汗ばんできます。

公園内はマヒワもいなくなり、冬鳥はほとんど旅立ったようです。しかたなくS川沿いを南下すると、カワセミが飛ぶ先の水面が何やらざわめいてます。

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鯉の産卵のようですね。

この周辺の鯉が集まってきたのか、かなりの数の鯉がグループに分かれて、浅瀬や草むら近くで産卵行動をしてるようです。

かなりの迫力ですね。

普通雌の周りには1~2匹程度の雄が寄り添うらしいのですが、ここでは雄と雌が入り乱れて、大きな塊になってます。

次の写真は、通常の状態??

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絶対数が多いためか、塊になってます。

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体の側面や尾が綺麗な繁殖色をしてます。

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これだけ大きな鯉が、この周辺だけで4~50匹ぐらいいるのでしょうか?

いつごろまで続くのか分かりませんが、S川で見たのは初めてです。

生まれた子供が、また無事に成長できるようにお祈りしたくなりますね。

夢中になって鯉の群ればかりに気を取られ時間が経ってしましましたが、肝心の鳥さんは、何も居ません。

唯一、近くでキジの雄が2羽、交互に鳴いてるだけで、姿は見えません。

あれだけ居たアオジの姿も見えません。

仕方なく、足元に咲いていたタンポポの綿毛を撮ってみました。

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綿毛だけを題材にして、写真を撮れそうですね。

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タンポポには、日本在来種と、近年勢力を広げている西洋タンポポが見られますが、花の根元にある総苞(そうぼう)の形状で判断します。

しかし、最近は交雑種もある為、見分けがつきにくい個体もあるようです。

次の写真は、綿毛が飛んでいった後、丸坊主寸前の状態です。

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帰り際に見つけたハナニラ(花韮)です。

野菜のニラと同じく百合の仲間ですが、葉がニラやネギのような匂いがある事からハナニラと呼ばれてます。

花自体は、甘い香りがしますね。青紫色の花もあるようです。

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もうひとつ、ハナダイコンの花です。この時期良く見られますね。

正式名はショカッサイ(諸葛菜)で中国原産のアブラナの仲間です。

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日差しの強い中、デジスコとデジイチ持っての散策は疲れます。

結局、鳥さんは諦めた今日一日でした。(^-^;

    

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2011年4月17日 (日)

芦ノ湖から富士山を望む

Oさん夫妻と別れて、我々二人は「芦ノ湖」へ向かいます。

ホテルから芦ノ湖まで裏街道を通って20分ほど、空は雲ひとつない快晴!富士山が期待できます。

途中、箱根で有名な「寄木細工の里」に寄る事にしました。

(民家のアンテナの上でイソヒヨドリが大きな声で囀ってます。海岸から結構距離があると思うのですが・・・・)

周辺には「寄木細工職人」の仕事場がいくつもあり実演を見ることが出来ますが、残念ながら火曜日は職人さんの休日だそうで、見ることはできませんでした。

いろんな色の木を組み合わせてデザインしたものをカンナで削って、その薄皮状のものを張り合わせていくものですが、実に精巧で緻密な細工物です。

球形状の細工もあります。

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記念に夫婦箸を買って、芦ノ湖に向かいます。

「芦ノ湖」に到着です。

少し霞んでますが、富士山が見えます。

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「芦ノ湖」は箱根山の堰止湖で、神山が約3000年前に水蒸気爆発と火砕流を起こした際、山の一部が大崩壊を起こしてできたものだそうです。

富士山だけ大きく撮ってみましたが、少し霞んでますね。

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芦ノ湖周辺は平日のためか、震災の影響か、観光客の姿は疎らです。

観光船も今日は運航してないみたいで、どことなく寂しそうに見えます。

鳥居が見えるところが「箱根神社」です。

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「箱根神社」には、今回初めて訪れます。

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箱根神社にはニニギノミコト・コノハナサクヤヒメノミコト・ヒコホホデミノミコトが祀られてますが、漢字で書けますか?………無理です。(笑)

かっては箱根権現、三所大権現と称したそうです。

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古代より山岳信仰の霊地であったと見られる。
考昭天皇の時代、聖占仙人が駒ヶ岳を神体山として神仙宮を開いたのに始まり、天平宝字元年(757年)万巻上人が現在地に里宮を創建して、僧・俗・女の3体の神を箱根三所権現として祀ったと伝える。
長らく、別当寺の金剛王院東福寺が箱根権現の中核であったが、明治の神仏分離の際、別当は還俗して神職になり「箱根神社」と改称した。(ウィキペディアより)

交通安全と開運厄除に御利益がある古社で、うっそうとした杉の古木で囲われてます。

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昼食は、ピッツァで有名な「芦ノ湖ラ・テラッツァ」というお店に寄ってみました。

イタリア製の窯で焼く薄皮のピッツァがおいしかったです。車のため、ワインが飲めない~

昼食でお腹がいっぱいになった所で、「大観山」に向かいます。

展望台から見る芦ノ湖と富士山は最高ですよ。

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富士山だけ大きく撮ってみました。

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最後はもう一枚。角度を変えてみました。

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ここまで来ると、さすが肌寒いですが、久しぶりに綺麗な富士山が見えて大満足です。

ここからは「ターンパイク」を経由して小田原まで降ります。

途中、ところどころ桜のトンネルがあり、楽しませてくれます。

(小田原で、干物など買いこんで駐車場に戻ると、またまたイソイヨドリがいます。この時の写真は「まだ居るマヒワとイソヒヨドリ」を見て下さい。)

帰りもスイスイ、渋滞も無く午後三時半ごろ自宅に到着しました。

Oさん夫妻も午後九時ごろ、大阪の自宅に着いたとの事。お疲れ様でした!!! 

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2011年4月16日 (土)

箱根湯本温泉へプチ旅行

4月11~12日、久しぶりの箱根へプチ旅行です。

現役の頃、会社の同期だったOさんから「山梨まで出かける用事があるから箱根で会わないか?」とメールが入ったのは2カ月ほど前の事。

二つ返事でOKしたものの3月11日、突然の大地震です。

余震や原発事故、計画停電、ガソリン不足などで懸念されたのですが、今回、なんとか「箱根湯本」で合流することが出来ました。

Oさん!大阪から車で来たと云うが、そろそろ歳の事も考えては・・・・(笑)

我が夫婦は自宅を午前9時半ごろ出かけ、東名高速厚木ICから小田原厚木道路を経由して1.5時間ほどで「箱根湯本」に到着。

「箱根湯本」は何年ぶりでしょうか。

女房殿は旅行で良く来ていたらしいが、私は思い出せないほど昔の話です。

もちろん女房殿と一緒に来たのは今回が初めてです。

写真は小田急電鉄「箱根湯本駅」です。

この前の道路を「箱根駅伝」の選手たちが走り抜け、急な上り坂が始まる所です。

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ちょうどお昼どきなので、旅行誌などで良く紹介されている「知客茶屋」で昼食をとる事にしました。

二人で、この店お薦めの"知客点心"2300円を注文。

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早雲豆腐や豆腐ステーキも味わえると云う事で注文したのですが、正直いって二人の口にはあまり合いませんでした。

Oさん夫妻と合流の3時まで少し時間があるので、「早雲寺」に行ってみます。

ここの枝垂れ桜が有名らしいのですが、残念ながら見頃を過ぎてました。

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「早雲寺」

臨済宗大徳寺派の寺院で、山号は金湯山、本尊は釈迦如来です。

大永元年(1521年)北条早雲の遺言で、その子北条氏綱が京都大徳寺第83世以天宗清を招いて創建されました。

北条五代の墓があります。

北条早雲(1432~1519)、北条氏綱(1486~1519)、北条氏康(1515~1571)、北条氏政(1538~1590)、北条氏直(1576~1591)

天正18年(1590年)、「小田原の役」で一時的に豊臣秀吉軍の本営が置かれたが、石垣山城が完成するとこの一帯は焼き払われた。

寛永4年(1627年)、僧菊径宗存により再建され、慶安元年(1648年)家光から朱印状を与えられ復興した。(ウィキペディアより)

境内にある「梵鐘」です。

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本堂は意外に大きいですね。

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早雲寺惣門(薬医門)から見たものです。

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ここの桜も散り始めてますが、桜吹雪がとても綺麗でした。

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「箱根湯本」がこの早雲寺の門前町として賑わったことからも、その影響は大きかったのでしょう。

ここを出た後、駅伝コースを「宮の下」まで辿ってみましたが、急な坂の連続で、この坂を走るのがいかに大変か実感します。

午後3時、いよいよOさん夫妻とホテルで合流  

夫婦同士で会うのは何年ぶりでしょう!少なくとも10年以上経ってる筈です。

温泉に入って食事中も昔話に花が咲きます。

結局、気が付けば午後11時半。よく飲んだものだあ!!(ノ∀`) アチャー

翌朝、Oさんともども少々お疲れ気味・・・・・・・

「今度はもっと人数を集めてやろう!」ということで別れましたが、楽しいひと時を過ごすことが出来ました。

 

又の再会を期して・・・・・・・・・・・・

Oさん夫妻は仙石原から御殿場に抜け大阪へ、我々二人は芦ノ湖に向かいます。

空は雲ひとつない青空!!富士山が見えるだろうか??

この続きは次回で…

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2011年4月14日 (木)

まだ居るマヒワと小田原のイソヒヨドリ

4月13日(水)、朝からポカポカ陽気で、久しぶりに午後からA公園に行ってみました。

この所、花撮りやプチ旅行が重なり、鳥見にはご無沙汰でしたが、久しぶりのA公園です。

ひょっとしたら夏鳥に会えるかも??と期待していたのですが、元気なのはシジュウカラのみで、あちこちで元気に囀ってます。

ウグイスやコジュケイの声も聞こえます。

マヒワの2~30羽の群れがミズメ(??)の木に群がってます。

この木の名前、調べてみたのですがはっきりしません。どなたか教えて下さい。

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まだ旅立っていないグループなのか、移動の途中なのか、盛んに餌を貪ってます。

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それにしても、今年は当たり年で、このブログでも何回取り上げたか分からないほどです。

今回も飽きずに見て下さい。今回のマヒワ君達、どことなく人相が悪そうに見えるのですが・・・・気のせいでしょうか??

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マヒワを後にして、桜の花を見て回りますが、居るのはヒヨドリとムクドリだけです。

昨年はヤマガラなどが居たのですが…

仕方なく、眠そうな顔をしたキジバトが居ましたのでパチリ!

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地面には嫌われ者ムクドリも居ました。

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それにしても少ないですね。

結局Kの森を2時間ばかり歩きまわってみましたが、大した成果は得られませんでした。

 

(おまけ)

11~12日にかけて箱根方面はプチ旅行に出かけたのですが、箱根湯本と小田原でイソヒヨドリを見かけました。

いずれもテレビのアンテナや電線の上で見かけたのですが、非常に綺麗な声で囀ってました。(恋の季節でしょう!)

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残念ながらその日は標準ズームレンズしか持っていませんでしたので、100ミリで撮って大きくトリミングしてますので証拠写真程度ですが・・・・・・・

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小さくて見難いですが、画像をクリックすると少し大きくなります。

 

次回は箱根プチ旅行を載せる予定です。

   

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2011年4月13日 (水)

シャボンの花見

箱根に行っていた為、「さきたま古墳公園の桜」の続編を書くのが少し遅れました。

・・・・・・・・・・・・それでは前回の続きです。

 

天気がなかなか回復しないので、花撮りの皆さん少々諦めムードです。

私も少し周りを散策してみます。

すると・・・・・公園の広場に大小のシャボン玉がフワフワ浮かんでます。

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よく見ると・・・・・一人の「シャボン玉おじさん」が、大きなリング(輪)を使ってシャボン玉を作ってます。

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すごい!! アワ((゚゚дд゚゚ ))ワワ!!

初めて見ましたが、リング(輪)の種類も大・中・小いくつか揃っていて、自在に使って綺麗なシャボン玉が次々創り出されます。

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この方は写真もやっておられ、シャボン玉が創り出すいろんな情景を写真に収められてるそうです。

特殊なシャボン液だと思いますが、大きなシャボン玉も出来るようです。

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シャボン玉を通して見るサクラも面白いですね。

晴れていて、バックが暗い所を逆光で撮ると、綺麗な虹色がいろいろ変化しながら、面白い写真が撮れるそうですが、この日の状態はあまり良くなかったようです。

次の写真は少しだけ薄日が差した時に撮ったものです。

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ここに掲載の写真は、シャボン玉を分かり易くするため、写真をアンダー気味で仕上げてますので、全体に暗くて実際の色と少し違うかもしれません。ご容赦ください!

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魚が空中を漂ってるようです。

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如何ですか?なかなか面白いでしょう!

いつの間にか、周りには人が集まり出しましたので、この辺で退散です。

「シャボン玉おじさん」ありがとうございました。

 

最後に、広角レンズで撮ったサクラの花です。

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いつもはマクロレンズで大きく撮るのですが、今回は敢えて広角レンズを使ってみました。

バックの様子が分かって、ちょっと趣が違うように感じます。(自画自賛ですが・・・・)

 

結局、残念ながら今年も青空バックの「丸墓山古墳の桜」は撮れませんでした。

 

 

(おまけ)

先日大宮公園を散歩した時の青空バックの桜です。

この桜は、ソメイヨシノよりずっと赤みが強く、「雅(みやび)桜」という種類だそうです。

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公園内の博物館の裏に咲いてます。

 

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2011年4月11日 (月)

さきたま古墳公園の桜

4月10日(日)、いよいよ日差しも本格的な春!

早朝から晴れの予想だった為、朝日を浴びたサクラを撮りたくて「さきたま古墳公園」へ出かけてみました。

早朝5時出発。東の空は薄日が射し始めて幸先良さそうな雰囲気だったのですが、現地に近付くほど、どんより曇り空。(。>0<。)

話しが違う!!気象庁を恨む訳にはいかず、取り敢えず駐車場に着いたのが午前6時でした。(゚Д゚)ハァ?

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「さきたま古墳群」

埼玉県行田市にある9基の大型古墳群。

以前は、この大型古墳群の周りに陪臣の小型古墳があり、円墳35基、方墳1機があったそうですが、症はの初期、周辺の沼地干拓で壊されてしまったようです。

この古墳群一帯には公園が整備されており、学校の遠足などで賑わっています。

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ここの古墳群のうち「丸墓山古墳」の上に咲く大きな桜の木が目的です。

昨年も来たのですが、どうも相性が悪く、今まで青空バックの写真が撮れてません。

今日も意気込んで来たものの、空は雲で覆われたままです。

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しばらく待機するしかありません。

サクラの花の間から見た丸墓山古墳です。

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もう一枚どうぞ。

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やっぱり、曇りだと花の色も出にくいですね。

後ろが青空だったら・・・・・・・・・・

待ってる間、ズームレンズでお遊びです。

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ストロボで、夜風に撮ってみました。

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周辺の「将軍山古墳」に花の花が咲いてましたので、それを入れてみました。

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もう一枚、少し近くから

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少し明るくなってきましたが、青空には程遠い状態です。

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結局、3時間ほど待ってみましたが、この日は青空が出る雰囲気ではなく諦める事にしました。

・・・・・・・・・・待ち時間の間に撮った写真は次回掲載します。 

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2011年4月 8日 (金)

夏羽のカンムリカイツブリ(番外編)

昨夜大きな余震がありました。今以上大きな被害が広がらないと良いのですが…

被災地の方々の心配や不安を思うと、一刻も早く終息して欲しいとただただ願うばかりです。

 

先日S湖のベニマシコなど掲載したのですが、カンムリカイツブリを載せ忘れました。

ちょうど夏羽に変身してますので、番外で載せます。

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カンムリカイツブリ(冠鳰)

夏羽でも冬羽でも、頭に冠をかぶってるので「冠鳰」と呼ばれますが、夏羽では黒い冠羽とティペットに例えられる珍しい形の飾り羽があります。(「野鳥の名前」より)

上の写真では、ティペットに例えられる飾り羽はたたんでますので確認できません。

次の写真は200メートル以上離れた個体を撮ったもので、見難いですが確認できると思います。分かりますか?

この飾り羽は夏羽の時にしか見られません。

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越冬個体の夏羽への換羽は、北に帰る前に始まりますから、今の時期に観察することが出来ます。

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比較するために、冬羽の時のカンムリカイツブリを載せてみました。

上の写真と比べて換羽は同じようにありますが頸の部分が白いですね。

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このカンムリカイツブリも、もうすぐ北に向けて旅立ちます。

次の冬まで寂しくなりますね。

最後は、カンムリカイツブリが魚を撮る為に潜った所です。

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ピントが甘いですがご容赦ください。

ユリカモメも夏羽に移行中です。今はちょっとみっともない姿ですが・・・・

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おまけです。

陸に上がったヨシガモが草を食べてる所が偶然撮れました。

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次の写真は、ムクドリと一緒の所です。

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何かムクドリが喋ってるように見えます。

この記事がアップされる頃には旅立っている事でしょう。

(4月6日現在S湖で確認できませんでしたので、無事旅立ったようです。)

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2011年4月 5日 (火)

エドヒガンザクラ(江戸彼岸桜)

「カタクリの花」の続きです。

西光寺を後にして、「北本自然観察公園」に向かいます。

ここ北本自然観察公園は日ごろ鳥見に訪れる事の方が多いのですが、ウメ、エドヒガンザクラなどの花や蝶などの昆虫も楽しめます。

エドヒガンがちょうど見頃だと云う事で急遽来て見たのですが、時間が悪すぎましたね。

正午に近く、陽が真上に上がってます。写真には不向きですが、取りあえず撮る事にしました。

写真左上に太陽が入ります。(正面から見上げた状態です)

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エドヒガンザクラ(江戸彼岸桜)

彼岸ごろから花を咲かせることから、この名前がついたそうですが、ソメイヨシノより早く花が咲き、ヤマザクラと共に桜の中では長寿の種として知られ、樹齢2000年を超える山梨県の「神代桜」などが有名です。(ウィキペディアより)

 

右から見たエドヒガンです。

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ここ北本自然観察公園のエドヒガンは樹齢200年ぐらいといわれてますが、一本だけで咲いてる姿は結構迫力あります。

レンズはすべて広角を使用しないと全景が入りません。

太陽が被らないように、少し左側から撮ってみました。

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折角なので、条件が良かった時に撮った写真を2枚載せてみました。

正面の写真はPL使用。

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左側からの写真です。

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撮る条件によって雰囲気が違います。

このエドヒガンザクラは、咲き始めはピンク色が良く出てるのですが、満開以降、色は徐々に薄くなってきます。

人間と一緒ですね。((*´ェ`*)

最後は、ここに来る途中の荒川土手の菜の花です。

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土手一面が菜の花に覆われていました。

結局この日は午後3時ごろ自宅に着くまで天気にも恵まれ、まずまずに撮影行でした。

Iさんお疲れ様でした!!!( ^ω^ )

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2011年4月 4日 (月)

カタクリの花

今年も小川町「西光寺」のカタクリが満開です。(4月1日現在)

2年ぶりにIさんと出かけてみました。

西光寺は室町時代後期に開創されたと云われている曹洞宗のお寺ですが、正面に小さな鐘つき堂があり、くぐり抜けると枝垂れ桜が咲いてます。

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枝垂れ桜は例年より遅れてるそうで、7分咲きぐらいでしょうか。

西光寺の裏山がカタクリの群生地になっています。

午前8時半ごろ到着し、駐車場に車を止めます。まだ誰も来ていないようです。

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まだ時間が早かったのか、山蔭の所は、花が下を向いてます。

カタクリの花は日が当たると開く性質があり、曇りや雨の日は開花し難いんです。温度も関係してるようで、曇りの日でも気温が高めだと開花するそうです。

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カタクリ(片栗)はユリの仲間でカタクリ属に属する多年草です。

5月上旬には葉や茎は枯れてしまいます。種子にはアリが好む「エライオソーム」という物質が付いており、アリによって生育地を広げているそうです。

最近では人工的に増殖したうえで野山に植える試みが行われ、観光名所になっている所もあるようです。

昔はこの鱗茎から抽出したでんぷんを片栗粉として使用していたが、近年はジャガイモから抽出しているそうです。(以上ウィキペディアより)

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ここ「西光寺」の裏山を道なりに進み竹藪を抜けると、開けた場所にたどり着きます。

そこの山の斜面には一面にカタクリが咲いています。一昨年より少ないようですが、それでもかなりに数で、陽が当たってますので全株満開です。

ただし、陽が直接射してピーカン気味で、写真には向かないかもしれません。

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ここには「イチリンソウ」の花が咲いているのですが、今年はまだ蕾状態でした。

代わりにジロウボウエンゴサク(次郎坊延胡索)??という花が咲いてました。

いろいろ調べた結果、この名前にたどり着いたのですが、間違っていたら、正しい名前を教えて下さい。

勝手ながらジロウボウエンゴサクということで取りあえず話を進めますね!!

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ケシの仲間で、川岸や山野に生える多年草です。名前が面白いですね。

本種を次郎坊、スミレを太郎坊と呼ぶらしいのですが、植物は難しいです。

 

話しをカタクリに戻します。

次の2枚の写真の雄しべと雌しべを良く見て下さい。違いが分かりますか。

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上の写真は、開花したばかりの状態で、雄しべと雌しべの先端はほぼ同じ長さで揃ってますが、下の写真は、ほぼ満開状態で、雌しべの方が伸びて雄しべより長くなっていますね。

カタクリは、花びらが開いた時は雄しべと雌しべは同じくらいの長さですが、満開になると雌しべが伸びてくるのだそうです。これも繁殖のための知恵でしょうね。

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これを知っておくと、開花したばかりか満開に近いかよく分かりますね。

次はマクロの写真です。これも満開状態です。

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しかし、節分草やカタクリなどの地面に咲く小さな花を撮ると疲れます。腰は痛いし服は汚れるし……(笑)

結局11時ごろまで居て、ここから北本自然観察公園に移動します。

エドヒガンザクラを見に行くのですが・・・・・次回に続きます。

 

(反省)

今回は時間をかけた割にはいい写真が撮れませんでした。

原因は・・・・・やはり感性でしょうか??

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2011年4月 2日 (土)

ベニマシコとヨシガモ

シマアジを先行して載せましたのでS湖の観察日記が遅れてしました。

S湖にまだベニマシコが居ると云うので久しぶりに出かけてみました。

昨年12月に同じ場所でベニマシコに会って以来3ヵ月半ぶりです。

まだ雄が1羽と雌が4~5羽いるようです。

午後で、強い逆光と空抜けのため上手く色が出てませんが、以前より赤くなってるようです。

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ヤナギの新芽をたくさん頬張ってるようで、口の周りが新芽で一杯です。

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雌は鳥見さん達の目の前に出て来ますが誰も撮ろうとしません。しからば、かわいそうなのでパチリと1枚撮ってみましたが・・・・・

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ちょっと体が膨れていて・・・・・・・・・・もう少しスマートに撮ってあげたかったのですがご容赦!!

ジョビ子さんも出てきます。どういう訳かどこのフィールドでも雌だけが残っていて雄の姿は見られません。雄だけ先に旅立ったのでしょうか。

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この日ここで確認した雌は6羽です。

湖面にはオオバンとヨシガモの混群が居ます。遠くに見えるカンムリカイツブリは完全に夏羽に変わってます。距離は150メートル以上ありそうなので今回は諦めます。

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ヨシガモはオス・メス合わせて20羽以上いて、時々陸に上がって草地で餌をあさってるようです。

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ヨシガモ(葦鴨)

北海道で少数繁殖するようですが、日本では冬鳥で全国で見られます。

とくに雄の頭部分は赤紫色と綺麗な緑色で大変きれいです。最近は渡来数も多くなってるようで、以前より見かけることが多くなりました。

「葦鴨」の語源には特別な説が無いようですが、雄は大変美しい。つまり「容姿の良い」カモなのでヨシガモ・・・・・・・とか??(「野鳥の名前」より)

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近くを人が通りかかるとあわてて飛び立って湖面に移動しますが、またぞろオオバンと一緒に草地にノコノコ上がってきます。

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地味な方が雌ですが、ここでもお嬢さんを紹介しておきます。怖い目をしてますね。

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もう一枚、白目をむいてるように見えますが、目蓋ですよ!!時々目を開けて、ジロリと周りを見てます。

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対岸付近にはユリカモメ(??)も元気に飛び回ってますが、どういう訳か1羽だけ近くでプカプカ浮かんでました。

良く見るとセグロカモメのようです。

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すぐ近くでオオバンが水面に浮かんでる小枝で遊んでいます。

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最後は、春の使者「ヒバリ」と夏の嫌われ者「ムクドリ」です。ヒバリはやはり空の高い所でで囀ってる姿の方がいいですね。

ムクドリは個体だけ見てるとかわいいのですが・・・・・・・

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結局、この日観察できたのは、ジョウビタキ(雌)・トビ・チョウゲンボウ・カワウ・カンムリカイツブリ・カイツブリ・オオバン・セグロカモメ・オオジュリン・ベニマシコ(雄、雌)・アオジ・ホオジロ・モズ・ヨシガモ・ムクドリ・ヒバリ・カワセミ・ヒヨドリ・ツグミなどでした。

 

この日はポカポカ陽気で、さすがに歩いてると汗ばんでくるほどです。

春真っ盛りの様子で、冬鳥も今週中には居なくなるのでしょうか。

 

ここ数日計画停電も中止されありがたいのですが、節電にはこれからも継続して協力しましょう!!    

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