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2011年3月

2011年3月30日 (水)

シマアジ(縞味)

3月27日(月)朝から快晴で昼間は汗ばむほどです。

午後から久しぶりにS湖に出かけてみました。

そこで一人の鳥見さんから「シマアジ」の話を伺い、急遽、A公園へ移動します。

春先や秋口に近くの田んぼなどでも時々観察されるようなのですが、ソングバードとしてはまだお目にかかっていない鳥の一つなんです。

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シマアジ(縞味)

ユーラシア大陸北部と中部で繁殖し、アフリカ、インド、東南アジアで越冬します。

日本では旅鳥として、春と秋に通過するときに観察できます。

漢字名は縞味で、この島は、雄独特の羽衣(うい)によるものらしい。

雄は目の上から後頭部まで白い太い眉線があり、さらに肩羽の一部が細く長く伸びて、白黒の縞模様になってます。この特徴から「縞」であり、「味」はトモエガモの古い名称の「味鴨」からきています。(「野鳥の名前」より)

旅鳥として、通過するだけですから、なかなかタイミングが合わず短期間しか滞在してくれません。

今回はラッキーでした。

たまたま旅の途中、池で休息しているのでしょう。

枝の折れた所が居心地のいい場所らしく、ウロウロ泳いでは同じ場所で居眠りしてます。

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思ったより小ぶりで、コガモよりわずか大きいぐらいでしょうか。休憩場所から時々泳ぎに出かけます。

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周りを気にしながら、ゆっくり左や右へ悠々と泳いでします。

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いつまで居てくれるのでしょうか?この日が2日目らしく、このブログがアップされる頃には飛び立ってるかも知れませんね。

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同じような写真ですが、何せ初撮りですので、ゆっくり鑑賞ください。

慌てて移動しましたので、「シマアジ」だけになってしましました。

S湖の話題は次回掲載します。   

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2011年3月28日 (月)

マヒワも居眠り

3月27日(日)朝から快晴、雲ひとつありません。

散歩を兼ねて、朝からM公園へ出かけてみると、鳥見さんが3人ほど。

どうもマヒワ狙いみたいですが、近くにはまだマヒワの姿は見えません。

池の周辺をぐるりと回ってみると・・・・居ました!先日同様100羽以上の群れです。

大分人馴れしてきたのか、地面と枝を行ったり来たり、一斉に飛び立つときには羽音が聞こえるほどですから、結構迫力あります。

群れの中には、お疲れ気味なのか枝でウトウトする個体もいます。

左が雄で、右が雌です。気持ちよさそうですね。(目を閉じてウトウト・・・分かりますか)

(写真をクリックしてください。大きくなります。)

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大半は地面に降りて餌を食べてますが、木の新芽までついばんでいるのもいます。

旅立ち前の体力作りでしょうか、わき目も振らず食事に一生懸命です。

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マヒワを今シーズンは何枚撮ったでしょうか?にも拘らず今日もカシャカシャ。

マヒワを適当に切り上げて歩いてると、コブシ(?)の花の近くにシメが止まってます。

ちょっと暗いですし枝が邪魔ですね。

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まだジョビ子さんも居ました。ここも場所的には良くありませんが、取り敢えず記念撮影です。

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次にここに来る頃には、もう旅立ってるでしょうか。

この公園には、ハクモクレンも蕾を膨らませてます。

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ヤナギの木でしょうか?青空をバックに新緑が映えます。

風になびき、春を感じさせてくれますね。

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この日は久しぶりにのんびりと、春を満喫できた一日でした。

 

(ちょっと一言)

最近テレビを見ていて、被災地の子供たちが良く話題になりますが、みんな屈託のない明るい笑顔なのでホッとします。

こちらではやっと慣れかけた計画停電割り当てが、さらに細かく分類され今日から実施されました。

今回の分類が公平かどうかはさておき、何度か停電を経験して思うことは、「今までなんと無駄な電気を消費していたことか!」

こう感じるのは私だけではないと思います。

停電時には確かに困る事も多いのですが、日常生活で節電に協力しても生活には何の支障もありません。みんながささやかな節電をする事によってどれだけ無駄なエネルギーを抑えることが出来るのか、この事が地球環境にどれだけ貢献するかを考えると、この経験は決して無駄ではないとつくづく感じます。

もうひとつ思いがけない事ありました。

停電に使うローソクは無いかと探してみたら・・・・・・出てきました。

若かりし頃の結婚式の記念に貰った「メモリアル・ローソク」です。

そうです。あのウェディングケーキ入刀の時に飾ってあったローソクですよ。

このローソクが押し入れの奥から出てきた時は、当時の結婚式を思い出して女房殿と二人で苦笑い。(笑)

高さ50センチほどもあり、これで当分の夜間停電はOKです。結構明るいんです。

心当たりのある方は、ぜひ探してみては!!(o^-^o)

 

(新しいお知らせ)

今回サイドバーにある「ソングバードのリンク」に「ヒマワリさんのブログ」を追加しました。

福岡にお住まいで、綺麗な花や楽しい日常の出来事などをブログに書いておられます。

是非訪れてみて下さい。

サイドバーの「ヒマワリ ☆ブログ」をクリックしていただくか、下記URLをクリックしてください。

http://himawari777.cocolog-nifty.com/blog/

 

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2011年3月26日 (土)

久しぶりの鳥見

3月25日(金)久しぶりの鳥見散策です。

地震以来、気分的に出る気にもならず、ガソリン節約もあって鳥見も控えていたのですが、18日ぶりに再開です。

久しぶりに街中を走ると、最近は名物になったガソリンスタンド休業や長い車の列も大分おさまってきた様子で、まずは一安心。

この日、午前中M公園、午後はA公園です。

途中、数軒のスーパーに寄ってみましたが、水はもちろんヨーグルトまでありません。

買占めなのか、品物が潤沢に届いていないのか、こういった状態がいつまで続くことやら・・・・┐(´д`)┌ヤレヤレ

 

A公園の河津桜は葉ザクラ状態ですが、メジロが元気に蜜を吸ってます。(デジイチ・456使用)

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この公園では、毎年こんな「メジロとサクラ」の情景が楽しめます。メジロの顔の周りは花粉で一杯。

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河津桜はもう葉ザクラですが新しい蕾も所どころ見えます。(デジイチ・100マクロ使用)

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葉ザクラも結構、趣がありますね。

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もう一枚どうぞ。

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この公園にはソメイヨシノもたくさん植えてあるのですが、開花は例年より遅れそうな雰囲気です。

上を見上げるとオオタカらしきタカが旋回してます。

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池のそばではマヒワの群れが居ます。100羽以上いるみたいで、高い木の枝で盛んに鳴いています。一斉に旅立つ準備でしょうか?

それにしても、今年のマヒワ、何枚撮ったでしょうか。来シーズンも姿を見せてほしいですね。

池ではヒドリガモなどが残っていますが、数は少なく、バンやオオバンが目立つようになってきました。

 

昼食の後、デジスコ担いでA公園をまわってみます。

さすがにこの時期になると広場は若草が生え始めて春模様です。

しかし鳥さんは居ません。元気なのはシジュウカラ・ツグミ・ヒヨドリ・コゲラぐらいでしょうか。

ここのウグイスは、まだ地鳴きです。

草の間からヒヨドリが仲良く同じ方向を向いて顔を出します。

デジスコだと被写界深度が浅いため、やはり2羽同時にピントが合いませんね。

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シメも居ました。いつまで居るのでしょうか?相変わらず、怖い顔をしてます。

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あまりにも、何も居ないので「Kの森」まで足を延ばしてみます。

ヒレンジャクが3羽、いつものヤドリギ周辺にまだいます。皆さん、もう飽きたのか、鳥撮りさんの姿も少ないですね。

取りあえず撮ってみました。高い所で首が疲れますが証拠写真です。

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これだけ何も居ないと疲れます。久しぶりにデジスコを担ぐとなんだかずっしり肩に・・・・

途中、道端にあったタンポポの種をデジスコで撮ってみました。

デジイチのマクロのように行きませんが、結構見れますね。後ろの紫色した花はオオイヌノフグリです。

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結局、午後4時近くまで歩きまわってみましたが、いい運動になりました。

 

 

原発事故による放射能汚染も心配ですが、みんなが知恵を出し合って復興が進んでいます。みんなが応援してますから頑張ってください。

   

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2011年3月24日 (木)

岩手県・宮城県・福島県のシンボル花木鳥

東日本巨大地震が発生してはや2週間が過ぎようとしてます。

まだまだ完全復興まで時間がかかりそうですが、復興もみんなの熱意と努力で着実に一歩ずつ進んでるようですし、いろいろな明るい話題もあちこちで聞けるようになり、ホッとしてます。

一方で、原発事故による放射能汚染が心配ですね。

特に小さな子供のいる家庭では、心配倍増だと思います。なんとか早くこれ以上の放射能飛散を止めてほしいものです。 

  

在庫から何かブログにアップしようとしていたのですが、今回は大きな被害を受けられた岩手県・宮城県・福島県の事をもっと知ってみようと思い、「県のシンボル花木鳥」を取り上げる事にしました。

それぞれの都道府県には「県の花」・「県の木」・「県の鳥」などがシンボルとして指定されてますが、案外知られていません。

私が住む埼玉県の鳥は「シラコバト」、花は「サクラソウ」、木は「ケヤキ」、魚は「ムサシトミヨ」、蝶は「ミドリシジミ」が指定されてます。

まずは岩手県から・・・・・・

岩手県の鳥は「キジ(雉)」です。

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日本の国鳥としても有名ですが、岩手県も「県の鳥」に指定してます。

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母性本能が強くて抱卵し始めると、敵が近づいても逃げようとしないそうです。

雉という漢字の「隹」は「とり」の事を示し、雉とは「矢のように飛ぶ鳥」という意味らしいです。

MFでは、近くの畑などで良く見られ、「ケーン ケーン」と大きな声を出すのですぐ分かりますので、ちょっと注意して探してみると面白いですよ。

ちなみに、岩手県の花は「キリ」、木は「ナンブアカマツ」、魚は「南部サケ」です。

 

次は宮城県です。

宮城県の鳥は「ガン(雁)」です。

ガンもいろいろ種類があるのですが、宮城県北部の「伊豆沼」には毎年多くの種類のガンが訪れることから、ガンを総称して指定されたのではないでしょうか。

「伊豆沼」は一度行ってみたいところで、非常にたくさんの冬鳥が見られる事で有名です。

あいにくガンの写真は「サカツラガン」と「マガン」しかありませんので、以前の写真と少しダブります。ご容赦ください。

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T沼の「サカツラガン」と「マガン」です。

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「サカツラガン」だけ少し大きく

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ちなみに、宮城県の花は「ミヤギノハギ」、木は「ケヤキ」、獣は「シカ」ですが、獣の指定がある県は珍しいです。

 

次は福島県です。

福島県の鳥は「キビタキ(黄鶲)」です。

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今の季節にはちょっと合わないのですが、非常に綺麗な声で囀る鳥で、鳥の写真を始めると、まず最初に撮りたい鳥の筆頭ではないでしょうか。

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MFでは毎年春先と秋に公園などで移動中のキビタキを見ることが出来ますが、福島県では、春から夏にかけて長く観察できるようで、数も多く見られるのでしょうね。

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私もこのキビタキを初めて見た時「こんな綺麗な鳥が居るんだあ!」と感激したものです。

今でも毎年シーズン初めに出会ったときはワクワク!!ドキドキ!!です。

雌は、クリッとした目がかわいいですね。

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キビタキは毎年撮るのですが、そのたびに新鮮な気持ちにさせてくれます。

ちなみに、福島県の花は「ネモトシャクナゲ」、木は「ケヤキ」です。

  

ここでは写真を掲載しませんでしたが、今回の震災で海岸地区に被害が出た茨城県の鳥は「ヒバリ」です。

茨城県の花は「バラ」、木は「ウメ」、魚は「ヒラメ」です。

  

  

皆さんは自分の住んでる所の花木鳥シンボルをご存知でしょうか?

私も、47都道府県すべてのシンボル鳥を撮り終えた訳ではありませんが、全て撮る事が出来たら最高ですね。

でも、沖縄の「ノグチゲラ」のように、現地に行かないと見れない鳥もあるので、難しいのですが・・・・・・・チャレンジしてみたい!

  

(反省)

短時間で調べた為、上っ面だけの内容になってしましました。また機会があれば、もう少し詳しく調べてみたいと思います。 

   

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2011年3月21日 (月)

公園散策

震災から10日が過ぎようとしてる中、悲惨なニュースに交じって心温かいニュースも聞けるようになりました。

まだまだ時間がかかりそうですが、確実に復興に向けて前進してるようで、ちょっと一安心。

テレビを見ていて感じる事・・・・・・・

マスコミや識者・政治家などが、評論家のように今までの対応について批判めいた意見を言っていますが、そんな事を言う前にもっとやる事があるのではないでしょうか?

今できることを、皆が知恵を出し合って全力で支えあってほしいと思います。

現場の人達はみんな頑張っているんですから・・・・

  

埼玉でもまだ計画停電が続いていますが、幹線道路の主要な交差点の信号は点灯してます。

何故だろう??・・・と疑問に思い、自転車で散策してみました。

初めは東電の電力系統でしっかり割り振られているのだろうと思っていたのですが、違うんです。

信号機の横にある既設の発電機が動いてます。多分軽油などで運転してるようで、小さな煙突から排気ガスが出てます。

既設の発電機が無い所では、移動式の発電機がうなりをあげてます。

信号機が消えてる所でも、みなさん器用に譲り合いながら、事故もなく車が動いてますが、これも日本人の規律と譲り合いの民族性でしょうか。

  

今回は、先日(地震前)に近くの市民公園へ行った時の写真です。

ここには小さな温室があります。初めて入ってみたのですが、綺麗な花が咲いてます。

トケイソウですが、まだ完全に開いてなくて肝心の時計盤が見えません。

咲く時間帯ってあるのかな??初めて見たのですが、色が派手ですね。

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名前が分からないのですが、小さいけれど幻想的な花が咲いてます。直径1センチあるかないかです。誰か教えて・・・・

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次の写真はなんだか分かるでしょうか?イソギンチャクのようです。

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答えは・・・・・・・「アカシマル」というサボテンの花です。

次の写真も花とは思えませんが、メキシコ原産の「カリアンドラ」。

マメ科の植物だそうです。

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ランの種類もたくさんありますが、チンプンカンプンです。花弁だけ面白いので撮ってみました

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外に出てみると、貸し出しの家庭菜園が広がっています。

そのそばに咲いていたホトケノザです。

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この公園には「シマリス」が飼われていて無料で入る事が出来ます。

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中はかなり広くて、シマリスがチョロチョロ走りまわっていて、実に愛らしい姿を見ることが出来ます。

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シマリスの仲間は23種ほどいるらしいのですが、日本本来のシマリスはエゾシマリスで、北海道で生息してます。

以前、ペットショップなどで売られていたシマリスは、チョウセンシマリスで、2005年に輸入が禁止されてからは動物園などで見られます。

ここのシマリスもチョウセンシマリスでしょうか??

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小さな子供達が大はしゃぎです。

 

*このところ原発事故の関係で放射能線やセシウム・ヨウ素などの数値が気になりますが、過敏に反応しないようにしたいです。

気になる方は下記サイトに各地の計測値が掲載されてます。

http://eq.yahoo.co.jp/

   

 

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2011年3月19日 (土)

小鹿野町のセツブンソウ

震災現場では、まだ余震が続く不安な中で懸命な復旧作業が確実に続いてます。最後まであきらめず頑張ってほしいと祈る思いです。

埼玉県のホームページにさいたま市の放射線観測のデータが毎日更新されてます。気になる方は下記サイトをクリックしてください。

http://www.pref.saitama.lg.jp/page/housyasenryou.html

原発の状況も不安ですが、現場では不眠不休の作業が行われているようで、現場の皆さんの頑張りに期待したいと思います。

今日から3連休、相変わらず周辺のガソリンスタンドは開店休業、スーパーなどは開店前から人が並んで買い控えもなかなか進んでいないようです。

 

さて、前回の続きです。

地震が発生した当日、Iさんと早朝から奥秩父の小鹿野町に自生しているセツブンソウを見に出かけました。

秩父方面に出かけるのは10年ぶりでしょうか。

オコジョさんのブログを拝見した時、初めてセツブンソウを知りました。

ネットで調べてみると、奥秩父の小鹿野町に自生地がある事を知り、今回の撮影行です。

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セツブンソウ(節分草)

キンポウゲの仲間で高さ10センチほどで2~3月頃、直径2センチほどの小さな花を咲かせます。多年草ですから、3月の終わりごろ果実が付き、5月中ごろ種を蒔いた後、地上部は枯れてしまい、根だけが残ります。

和名は、早春に芽を出し、節分の頃に花を咲かせることから付いたそうです。

環境破壊や乱獲によって、現在は希少植物に指定されてます。

花言葉は「人間嫌い」「微笑み」「気品」などですが、「人間嫌い」というのは、自生してる場所が、人知れない山の斜面に咲くことから想像できます。

また、早春に咲く花の中では、最も早く花を付け、いち早く春の予感を感じさせる可憐な花です。

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カタクリと同じような条件の所で咲くようですが、特に石灰岩質をこのむ傾向があるそうで、武甲山周辺の小鹿野が自生地になっている事が頷けます(秩父セメントの本拠地です)

広島の庄原市とこの小鹿野が自生地として全国的に知られてるようです。

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当初、カタクリの花の大きさを想像していたのですが、ずぅ~と小さな目立たない花ですが、しっかりと存在感のある花です。

ここでは、雪解けの後、一斉に白い花を咲かせた時の様子から「雪の精」に例えるほど可憐で白い花です。

機会があればぜひ来年訪れてみて下さい。

ここに来る途中秩父市吉田久長には「龍勢会館」があり、各地の龍勢が展示されてますが、近くの山間にその発射台がありました。

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龍勢とはロケット花火のようなもので、筒に黒色火薬を詰めて竹竿を結んだ花火です。

鎌倉時代元寇で元軍が使用したと言われ、その後、戦国時代には狼煙として使用され、各地に伝わったのが起源と云われてます。

帰りに「秩父紅」と呼ばれる赤っぽい福寿草を見るため、「ムクゲ自然公園」に寄ってみましたが、あいにく曇っていたのと時期的に少し遅かったので見れませんでした。(晴れないと咲かないそうです)

長瀞でちょっと休憩です。秩父線長瀞駅です。

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季節がら、この時期川下りをしてる人はいませんでした。

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この近くの「宝登山」では、平地より1カ月遅く梅が楽しめるそうです。

長瀞駅前の土産物屋さんで名物の漬物「しゃくし菜」を買って帰路に着きます。

しゃくし菜は「雪白体菜」という野菜で、しゃもじに似てることから「しゃくし菜」と呼ばれるようになったそうです。

結構ご飯やお酒にも合いますよ。

  

(注)

計画停電予定のエリアにコインパーキングに止める時は注意しましょう。

停電のため、駐車場で足止めを食らってる車が居ましたよ!

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2011年3月17日 (木)

ブログ再開

東日本を襲った巨大地震が発生してちょうど1週間が過ぎようとしてます。

日が経つほどに悲惨な状況がテレビを通じて入って来ます。

それを茫然と眺めるしか出来ない……ただただ悲惨な光景。

改めて、被災された皆さんにお見舞い申し上げます。また亡くなられた方やそのご家族に、心よりお悔やみを申し上げます。

一日でも早い復旧を心からお祈りいたします。

それにしても、自然の圧倒するような破壊力を思い知らされると同時に、人間の非力さをあらためて感じました。

さらに福島の原発被害、ある意味では人災が拍車をかけたかも知れないことを考えると虚しくなります。

そんなことを考えながら、この所ブログの更新も控えていたのですが、「みんなもっと元気にならなきゃあ!!」と思い、ブログも再開していく事にしました。

 

東北地方の皆さん、がんばれ!!みんなが応援してますよ。

   

地震が発生した11日(金)、朝からIさんと一緒に「セツブンソウ」の写真を撮りに奥秩父に行った帰りでした。

突然車が左右に振られ、一瞬パンクでもしたのかと、あわてて路肩に止めたのですが、揺れはさらに激しく、気分が悪くなるほどです。

急いで車外に飛び出したのですが、電柱が今にも倒れてきそうです。

その時間は非常に長く5分以上に感じられました。

その後の余震の揺れも大きく、信号で止まるたびに揺れを感じながら自宅に無事たどり着きました。

地震の状況が、テレビに映し出されるのですが、正直その時はこれほど被害が大きくなるとは思いもよりませんでした。

14日(月)に、やっと仙台の知人に連絡が取れて一安心。

そして、さらに原発の放射能漏れ! 東電の初動対応の拙さ、国の対応の鈍さなど、本当にこれまでの対応が適切だったのか疑問が残るところですが、とにかく一日でも早く終息してほしいものです。

後はもう現場の方々の頑張りに期待するしか術はありません。

17日現在、自宅の周辺のガソリンスタンドはほとんど開店休業、スーパーには朝早くから買い出しの人々。棚にはめぼしいものは残っていません。

聞くところによると、関西でも同じような現象が起きてるとか・・・・

頭では分かっていてもついつい買い溜めしてしまう人間の性、他人ばかりを責めるわけにいきませんが、もう少し冷静に生活することが今一番求められている事ではないでしょうか。

計画停電も、我が家は第3か第4か、いまだにどのグループに入ってるのか分からない状態です。(幸か不幸か我が家のエリアはまだ停電してませんのでありがたいのですが、停電してみないとどのグループか分からないんです。)

  

そんな訳で、鳥撮りも、花撮りも行けず、家の周辺を自転車でウロウロ!!

当面は在庫からのブログ更新です。

まずは東日本大地震の当日の午前中に撮った「セツブンソウ(節分草)」です。

まさか、この数時間後に地震に遭遇するとは・・・・・

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少し前文が長かったので、詳細は次回紹介しますが、高さ10センチほどで2センチほどの小さな花です。少しでも癒しになれば幸いです。

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これから、少しづつブログも更新していきたいと考えてます。

 

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2011年3月11日 (金)

アキニレとマヒワ百態

                  

すごい地震でしたが、皆さん大丈夫だったでしょうか??

車を運転中に遭遇したのですが、こんな大きな揺れを感じたのは生まれて初めてでした。まだ余震が続いてますし不安です。

東北地方には私の友人もいますが連絡が取れません。心配です。

    

3月8日(火)

M公園内の道沿いに河津桜(?)が植えられており、まだ若木ですが蕾もだいぶ膨らみ、花もチラホラ。

ここにはメジロやヒヨドリがやって来ます。

花の写真を撮る為の下見も兼ねて行ってみました。(もちろんいつもの456も持って……)

2161_edited1s公園に入るとすぐに鳥撮りさん達が7~8人。

その中にIさんもいます。

まだ蕾の桜に止まるマヒワを狙ってるようで、そばのアキニレの木の枝には50羽以上のマヒワが居ます。

本来サクラの木には縁のないマヒワですが、地面から枝に移動するとき、数羽がサクラの木に止まる時を待ってるんですね。

それにしても今日もまだ合わせて100羽ぐらいいるのでしょうか?

いつ旅立ってもいいはずなのですが、アキニレの実がまだ残ってるせいか、公園内を何グループかに分かれて行動したり、合流して大集団になったりして元気飛び回ってます。

そんな鳥見さん達を横目に、まずは奥のネコヤナギを撮りに移動します。

ネコヤナギを撮ろうと準備してると50羽ぐらいのマヒワがすぐ横のアキニレに群がります。

正直マヒワは撮り飽きた感があるのでパスしても良かったんですが、ちょうど垂れ下がったアキニレの枝に付いた実を食べるシーンが光の具合もあって綺麗です。

絵になる写真が撮れそうです。

このところマヒワの写真は撮り飽きるぐらい撮っていたのですが、今回は図鑑写真ではなく、ちょっと洒落てみました。

次の写真は、今回のお気に入りの一つで、ちょっと「絵画的な写真」と自画自賛してます。

いつもより大きく掲載しましたが、クリックでもう少し大きくなります。

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雄と雌が一緒に、いろいろなポーズでアキニレの実を啄んでますね。

(豆知識)

アキニレをネットで調べてみました。

日本では「ニレ」と云えば「ハルニレ」の事を云い、「エルム」という名でも知られています。
アキニレが秋(10~11月頃)に果実が熟すのに対して、ハルニレは春(5~6月頃)に熟すそうです。両方とも翼果(よくか)は同じようなものです。

      

次の写真は、雄と雌が「ちょっといいムード!」に見えませんか?(黄色いのが雄です)

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次の写真はちょっとムードが違う写真ですが、後ろの赤っぽいボケは枯れたような樹木です。

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次の写真もアキニレのマヒワです。

アキニレの翼果、翼は1枚なのが良く分かります。(カエデなどは2枚の翼果ですからヘリコプターのようにクルクル回りながら地面に落ちます)

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もう1枚、アキニレの枝にぶら下がりながら、実をついばんでいます。

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折角ですから、河津桜に来たメジロもどうぞ!

折角咲き始めの蕾ですが、メジロが蜜を吸う為に再三訪れ、無残な花になってます。

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最後は、ネコヤナギ(猫柳)です。

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毎年撮るのですが、ネコヤナギの事を今まで詳しく知りませんでした。

良い機会なので調べてみました。

ヤナギの仲間ですが、他のヤナギより早く開花するため、春を告げる植物に一つとされてます。

雄・雌異株で、それぞれが雄花、雌花を咲かせます。銀白色のビロード毛で目立つ花穂が特徴的で、「ネコヤナギ」の和名は、この花穂をネコの尻尾に見立てた事によります。

ちょっとアンダー的に仕上げてみると、銀白色の毛が良く分かります。

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帰り際には、久しぶりにAさんにもお会いし、鳥談議に花が咲きました。

    

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2011年3月 9日 (水)

ルリビタキ・モズ・タシギ

6日の日曜日、ポカポカ陽気に誘われて、午前中K公園まで行ってみました。

さすが休日だけあって老若男女カメラを持った人が多いですね。

ただ、大砲級の鳥撮りさんはさすがに少なかったです。

(10日ほど前のレンジャクの時は大変だったようですが・・・)

今シーズン、ここではアリスイとルリビタキ以外はあまり成果がなかったので、最後に定番のベニマシコでも撮れればいいと思っていたのですが見事失敗でした。

出ることは出たらしいのですが、私の居ない時に・・・・・・・(;´д`)トホホ…

反対にルリビタキは私一人の時に・・・・・・・・(・∀・)ニヤニヤ

ただし、ほんの少しだけ顔を出したと思ったらすぐ藪の中へ入ってしましましたが・・・・

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お穣ちゃんは何度も顔を見せてくれました。

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雌のポイントでは、盛んにジョビ男君がチョッカイを出すため、藪から出たり入ったりで忙しそうです。

同じようにミソサザイも顔を見せてくれますが、いつも藪の中で全身を見せてくれません。

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雄の方は、後ろに下がれない場所で、あまりにも近すぎます。

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ウグイスが盛んに囀ってます。いよいよ春ですねぇ。  ホーホケッキョ!

聞きなれない囀りが聞こえますが、ヤマガラです。得意の地鳴き「ニー・ニー・ニー」ではなく囀ってます。初めて聞きました。

百舌がすぐ近くの枝に止まって近づいても動じず、堂々としてます。

しからば・・・・・・・ド・アップ写真で・・・・・

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全体はこんな感じで枝に留ってます。

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帰り間際に、一人の鳥見さんがカメラを向けてる先を見るとタシギが居ます。

ジシギ類は苦手なんですが、多分タシギでしょう!

クチバシに枯れ葉が付いてて変な顔ですが、盛んにミミズを捕ってます。

タシギ(田鷸)

ジシギの中ではもっとも普通に見られるシギで、日本では留鳥または冬鳥として飛来します。

名前の由来もいたって単純で、「田圃で見られるシギ」から来たものです。

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この公園では以前ヤマシギを撮ったことがありますが、沼地になった所には毎年ジシギ類が入るようです。

在庫からのちょっと見辛い写真ですが、ヤマシギはこんな恰好です。比較してみて下さい。

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結局今シーズンはここでのベニマシコは収穫なしで終わりそうです。

今回観察した鳥:マガモ・カワセミ・メジロ・シジュウカラ・ジョウビタキ(雄・雌)・ルリビタキ(雄・雌)・カシラダカ・アオジ・ホオジロ・エナガ・シメ・シロハラ・ヤマガラ・ミソサザイ・タシギ……など

                                                                                              

                                                                                                                                              

                                                 

さいたま市近辺にお住まいの皆様へ

先日henryさんのブログに紹介されていた魚屋さんに行ってみましたよ!

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寺泊から取り寄せてるだけに魚が新鮮で安いです。

魚以外に野菜や肉も売っており、ついつい衝動買いしてしましました。(買い過ぎに注意)

土・日は混雑してるようですから平日がお勧め!

場所などは、店名で検索すれば出てきますよ。

                                          

                                        

鳥と魚!何の関係もありませんが、のん兵衛の肴調達に最高!

 

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2011年3月 7日 (月)

ウメとメジロ・ジョビ男君

・・・・・・・・・・・・・・・・「マンサクとマヒワ」の続きです。

5日午後から、O公園です。

梅は満開を少し過ぎた感じですが、今日もたくさんの人が梅見物!!

毎年ウメジロを撮るのですが、今年、ここで撮るのは初めてです。

ポカポカ陽気の中、梅を鑑賞しながら暫し待ちますが、メジロは現れません。

やっと5~6羽ぐらいの群れが白梅に来ます。

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上を見上げると、高い木の上でメジロが20羽程、ホバってます。

交互にホバリながら羽虫(?)を捕ってるようですね。

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虫が見えますか。大きな口を開けてパクリ!

もう1枚白梅です。

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たくさん人が居る間をジョウビタキの雄がチョロチョロ。

周りの人達はあまり気付いていないようです。

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梅の木と地面を行ったり来たり、全然人を気にしてる様子はありません。

何食わぬ顔をして横を通り過ぎると1.5メートルぐらいまで近寄れます。

しかし、この梅園でこんなジョウビタキの雄を確認したのは初めてです。

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なんとか梅の花が入るように、位置取りを変えてみましたが上手くいきません。

それでもやっと白梅の花が・・・・

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こうなったらウメジロはそっちのけでジョビ男君がターゲットになります。

やっと意図した場所に止まってくれました。

背景が明るくて少し暗くなりましたが完成品です。右の写真は、途中、ちょっとくつろいだジョビ男君です。

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ウメジロを撮るつもりが、とんだ脱線をしてしましました。

梅もそろそろ終わりですので、次は「桜」と一緒のメジロで挽回します。

午後からの写真はすべてデジイチ7Dに456手持ち撮影です。

ここの梅も今週末まで楽しめるでしょうか。

帰りに公園内の会館に寄ってみました。

henrymiuraさんが趣味にしておられるグループの達磨絵展示即売会が行われていました。

henryさんでも居られるかと顔を出してみたのですが、見当たりません。

我が家の玄関にもhenrymiuraさんの達磨絵を飾っていますが、なかなかのものです。

興味のある方は下記のブログを覗いてみて下さい。

http://d.hatena.ne.jp/henrymiura/20110304#1299200646

   

 

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2011年3月 6日 (日)

マンサクとマヒワ

3月5日(土)少し風があるが快晴

今日は天気も良いので、午前中はM公園散策、午後からはO公園へ「ウメジロ」撮りに出かけてみました。

池のカモたちはすでに旅立ったのか、いつもの半分以下に減っています。

久しぶりにMさんとお会いし、しばし鳥談議です。

話しをしてる間も、周りにはマヒワが飛び回ってます。

まだ50~60羽の群れが留まってるようです。群れが離れたりくっついたり、その都度、鳥見さん達も移動します。

今年はやたらマヒワが多く見かけますので、ブログでも何度か取り上げて、少々満腹気味なんですが、今回は「マンサクとマヒワ」です。

偶然、犬に驚いたマヒワが、近くのマンサクの木に飛び込んだものです。

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黄色のマンサクのボケが強すぎて、見難い写真ですが、ぜいたくは言えませんね。

2羽飛び込んだんですが、見えるのは1羽だけです。

少し引いてみます。(デジスコ:35ミリ換算約1800ミリ)

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少しポーズを変えます。それにしても派手な写真になりましたね!!!

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この公園ではアキニレの木に群がる事が多いのですが、マンサクと一緒の写真は初めてです。

折角ですから、この日撮った他の写真も載せてみますね。

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マヒワも今回で撮り納めでしょうか?

オオイヌノフグリです。

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この時期になると、日当たりのよい畑や道端で普通に見られるかわいい野草なんですが……

可哀そうに、どういう訳か昔の人は「犬の陰嚢」から連想して名前を付けたようなんです。とてもそんな風に見えませんけどね。

池にはカワウも元気でした。

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途中でIさんにも会ったのですが、今日もマヒワを撮りに来たとの事。

皆さん考えることは同じようで・・・・・「撮れる時に撮っておきましょう!」 

午後からはO公園でウメジロ撮りだったのですが、「ジョビ男君とウメの花」も撮れました。

                                                   続く・・・・・

 

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2011年3月 4日 (金)

花撮り変じてマヒワ撮り

少し風がありますが、午後から久しぶりに花でも撮ってみようといつものM公園へ出かけてみました。

公園の池近くで、鳥撮りさん達のカメラが4~5台並んでます。その中にIさんもいます。
久しぶりに会いますが、相変わらず元気そうです。

マヒワの群れがいるようで、50~60羽ぐらい(もっといるかもしれません)の大きな群れが枝から枝へ移動中です。

今年はマヒワを見かけることが多いのですが、この公園でこれだけの群れを見るのは初めてです。

撮りたい衝動に駆られながらも、取り敢えず地面の野草を探します。

コハコベ(?)とヒメオドリコソウでしょうか。(名前には疎いので間違ってたらご指摘ください)

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公園内ではあまり写真の対象になる野草が見つからないので、周辺に移動します。

オジロビタキでフィーバーした場所は、今は人の影も見えずひっそりしてます。

シーンとした人気のないキャンプ場!

あまりにも静かで、、フッと・・・・・「あのフィーバーは何だったのか?」

鳥に対する餌付けの功罪があちこちで問われており、その事が頭を過ります。

そんなことを考えながら、奥に進むと綺麗なツバキが咲いてます。

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ナズナでしょうか?小さな花を咲かせてます。

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周辺をぐるっと一回りすると、池のそばで、またIさんに出会います。

マヒワの群れを追いかけながら移動してるようですね。

目の前には、コサギが居ます。動きそうにないのでカメラを変えて撮ります。

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双眼鏡で見ると、公園の大広場にマヒワの群れが降りてます。

こうなると、花の写真はそっちのけになりますね。マヒワ撮りに専念です。

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人や犬が通りかかると一斉に飛び立ちますが、周囲を一周してまた同じアキニレの木に止まります。

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A公園はハンノキが多く、その木に止まる事が多いのですが、このM公園はハンノキが少なく、アキニレの枝に群がります。

アキニレの方が絵になりますね。アキニレの翼果1枚の種を食べてます。

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地面に降りるときは、まっすぐ、落ちるようにはなれます。(羽を広げてませんね。)

他の枝に移る時は、しっかり羽を広げます。

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飛び物も撮りたかったのですが、いつ飛び出すかの予想が難しく、なかなかタイミングが取れません。

なんとか撮ったものの、暗いですね。肝心の黄色が鮮明に出てません。

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こんな訳で、結局、花よりマヒワの写真の方が多くなりました。

「撮れる時に撮る!」というのが私の信条でもありますので、ご勘弁・・・・

来年、これだけのマヒワが見れる保証がありませんので、敢えて重複して取り上げてみました。

ただし、マヒワの飛翔は今回初めてです。

今回の写真はすべてデジイチを使用してます。

(花:40D+100ミリマクロ     マヒワ:7D+456) 

*写真をクリックしてください。少し大きくなります。      

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2011年3月 2日 (水)

椿とヒレンジャク

いよいよ3月です。自然と心がウキウキしてきますねぇ。

今日(1日)は昨日からの雨も止み、空はどんより曇り空!しかしそれほど寒くはありません。

午後から思いついたようにA公園へ出かけてみました。

先日のヒレンジャクは朝が早かったせいで、太陽の斜光がきつく、あまり良い写真が撮れなかったので、今日はもう一度ヒレンジャク撮りです。

(写真は薄日の日が一番綺麗な色が出るようで、私は敢えて曇りの日を選ぶ時があります。)

今日は曇天で、ちょっと暗すぎますが・・・・

到着した時は、1羽も見かけなかったのですが、15分ほどして東の方から1羽のヒレンジャクが、ヤドリギにやってきました。

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聞くところによると、3羽居ついてるようです。

しばらく、食べては休憩の繰り返しでしたが、水飲み場に降ります。

カメラを向けた途端、カラスに驚いたのか、飛び立って偶然、ツバキの木に止まります。

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これはラッキー!!

ところが曇天の上、この場所は暗くてデジスコのSSが上がりません。せいぜい1/30です。

あわてて連写しますが、相手は動くので、ピントが定まりません。バッテリー切れのマークが点滅し始めます。さらに焦ります。・・・・・・・こんな時に・・・・

結局、20カットほど撮ったのですが、何とか使えるのは5カット程でした。

しかし「椿にレンジャク」も良いですね。(自画自賛です)

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暗いところだったせいか、色が赤っぽく出てます。ファインダーを覗いた時、一瞬、WBを間違ったのかと思ったくらいです。

カラーの画像処理はしてません。実際の色もこんな色でした。ルリビタキなどの青い鳥もそうですが、暗いところでは色が濃く出るようです。

突然、ツバキの蕾を取ろうとします。(もちろんブレ写真ですが、証拠に…)

口に入れた瞬間の写真もあったのですが、もっとひどいブレでした。

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次はこんな姿もどうぞ。

木の又の穴に溜まった雨水を飲んでるのですが、ドッカリ座りこんでます。メタボで身体が重いのかな?

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次のレンジャクのシーンはお馴染ですね。

ヤドリギの実を食べると、こんなウンチをします。

ヤドリギはこの粘り気のあるウンチで別の枝や木にまとわりついて、子孫を残すようですね。

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連続写真です。(ヤドリギの種が見えます)

このヤドリギを人間様が食べると、「口に入れると甘くて一瞬美味しいと思うが、その後1時間ほど口の中がべとべとして不快感を味わう」そうです。(「野鳥と木の実」より)

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最後の写真は、上空が気になるようで、ジッと見つめてます。

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だんだん空が暗くなってきました。今にも雨が降りそうな様子なので、この辺で引き上げです。

イメージしたような写真は撮れませんでしたが、「ツバキとヒレンジャク」は初めてでしたので、成果ありの半日だったです。

*この木はツバキだという先入観で書いてますが、まさかサザンカではないでしょうね。

(サザンカは、確か秋だったような……自信ありません。間違っていたらごめんなさい。)

   

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2011年3月 1日 (火)

ヒレンジャク

このところ鳥見にはご無沙汰でしたので、先日久しぶりに早朝A公園へ出かけてみました。

朝、早かったせいか、土曜日にもかかわらず、先着の鳥見さんは5~6人ほど。

いつ来てもレンジャクには会えなかったんですが、今回は早々に顔を出してくれました。

ヒレンジャクが2羽。雄と雌でしょうか(?)

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レンジャクは毎年、このヤドリギに現れます。

今年は早くから目撃情報があったのですが、出たり入ったりで、落ち着きませんでした。

ちょっと後ろからで背景も悪いですが、2羽一緒のシーンです。

どちらが雄か分かりますか??初列風切り先端の白斑の状態で判断するらしいのですが……若鳥の模様も含めて考えると判断は難しいですね。

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風が強くて寒かったためか、羽を膨らませてメタボ状態です。

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これは伸びをしてスリムです。

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やっぱりヤドリギが一番お気に入り

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帰り際、ここでもマヒワが地面に降りで餌をついばんでいます。

旅立ちのための栄養補給でしょうか?食欲旺盛です。

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午前8時半には引き上げ、今回は効率の良い鳥見でした。 

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