梅の花を撮る
やっと花の季節到来です。
冬の間は花や昆虫も少なく鳥撮りに専念しますが、冬鳥ももうすぐ旅立ち。
これからはウメ・サクラなどの花が綺麗です。梅にウグイス・メジロ、桜にメジロ・ヒヨドリなど鳥さんと一緒に撮るのも良し!
まずは梅から始めましょうか。
ソングバードの梅の花撮りはまず近くの大宮公園から始まります。
ウメの花は毎年の定番なのですが、この「梅の花」が結構難しくて苦労するんです。
サクラだとサクラの木全体を撮ったり、花だけを撮ったり、全体の風景の中にサクラを取り込んだり、結構変化をつけて撮れるのですが、梅はそうはいかないんです。(私にとっては・・・・)
ついついマクロ中心の撮り方に偏ってしまします。
もともと、アンダー気味の写真が好きで、鳥なども良くその手法で撮ることが多いのですが、今回は淡い色を出すよう心掛けてみました。
上の写真のバックの淡い朱色は、紅梅です。
この2枚の写真は、シダレウメの種類ですが、風で枝がゆらゆら揺れるのでなかなかピントが合いません。
次の写真は、同じくシダレウメ系ですが、花一輪をアンダー気味に撮ってみました。
大分雰囲気が違いますね。淡いピンクが綺麗です。
次は、ちょっと変わった所で、紅梅のアップ写真ですが、シベの先端が星のように見えて面白いので撮ってみました。イメージ通りうまく撮れません。
今度は、紅梅の木の幹から直接咲いてる紅梅です。新しく吹き出た枝にも花が咲くんですね。
しかし、紅が強いせいか、ちょっとどぎつい感じがします。 オーバー気味で撮ってもあまり雰囲気が出ません。
紅梅はやはり木全体の方が撮りやすそうです。
次は白梅の細い枝に咲いた花と蕾です。
少し近づいて角度を変えてみると・・・・
さらに撮り方を変えてみると、印象がだいぶ変わります。
ちょっと撮り方を変えるだけで、雰囲気が変わって面白いですね。
次は、白梅のバックに暗い茂みを入れてアンダーで撮ったものですが、全然印象が変わります。
今回の写真で使用したレンズは100ミリマクロですが、私はこのレンズが好きで、虫の写真などにも良く使います。
しかし、今回もいつもと同じような写真になってしましました。もう少し工夫が必要ですね。
花の写真は鳥の写真に比べて、だれでも手軽に撮れるだけに難しいようです。
それにピントをどこに合わせるのかもいつも悩みます。
鳥撮りの場合は、常に瞬間の判断で構図やピント合わせをしますが、やはり静物だと「いつでも撮れる。」という安心感からか、いつもラフになってしまします。
大いに反省する必要がありそうですね。
梅の花の時期、次回はちょっと違うところでもう一度挑戦してみたと思います。
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コメント
私も花を撮るときは100ミリマクロレンズです。
いろいろ試行錯誤できるだけに、いつも悩みますね。
北海道では桜と梅がほぼ同時期に咲きます。
でも、5月のことなので、まだまだ先の話ですね。
投稿: やまちゃん | 2011年2月13日 (日) 08時10分
やまちゃん
そちらでは5月ですか?まだ長いですね。
その時期になるとこちらでは、桜も終わりですね。
花のマクロは優しそうで、結構難しいですね。
ウメジロなど、トリ絡みで撮ってる方が楽です。(笑)
5月の桜の写真楽しみにしてます。
投稿: ソングバード | 2011年2月13日 (日) 17時42分
こうして梅の花を見させていただくと、花の魅力をよく感じます。
でも綺麗に撮るのは難しそうですね。
投稿: key | 2011年2月14日 (月) 15時29分
keyさん、こんにちは!
ウメジロを撮る方が簡単そうです。
梅の花は撮り方によってつまらないものになりますので難しいですね。
いつ撮っても同じような作品になってしまします。
投稿: ソングバード | 2011年2月14日 (月) 17時13分