ミコアイサ
T沼の続編です。
2月7日(月)快晴ですが、朝から風が強いです。
先日ミコアイサを撮り損ねていましたので、今回は再挑戦です。
Iさんと午前7時大宮を出発。(実はこの時間に出発したのが大失敗!)
G沼の駐車場に8時過ぎに到着。
どこかのテレビ局が、ハクチョウの様子を取材してるようです。
ちょうど餌やりの時間帯だったようです。ここはコハクチョウ以外にオナガガモの大集団です。
ここのオナガガモはどういう訳かほとんど雌です。
餌を撒くと一斉に飛び立ちますが、すごい羽音で迫力満点。
デジイチで撮りますが、近すぎて全体がなかなか上手く撮れません。
オナガガモの雄の飛翔ですが、今日は風が強い為、雨覆いの羽が風の乱気流で乱れてますね。
もう一枚オナガガモの雄です。これだけ大きく撮ると羽の1枚1枚の様子が良く見えます。
今度は雌です。
こんどはG沼からT沼の北側へ移動します。先週、来なかったポイントです。
アメリカコハクチョウとコハクチョウの混血種が1羽いるそうですが、ハッキリわかりません。
今日の目的のミコアイサが3羽、徐々に近づいてきますが少し遠いのであわててデジスコを車まで取りに行きます。
浮き桟橋の先端にデジスコを構えたのですが、水面は強風でうねってる上、浮き桟橋も波で上下にゆらゆら揺れます。
スコープを覗いてピント合わせしてると、船酔いになりそうな気分です。
この写真はパンダ顔が良く分かりますね。
さらに悪い事に、この時間帯はミコアイサのお食事タイムです。
水面に出たと思うと、すぐに潜ってしまいます。水面に出てくるときには、潜った時と違う場所に出てきます。なかなかピントが合いません。
それでもデジスコカメラ30Sの連写に助けられてなんとか撮り続けます。
夕刻になると集団で、水面にじっと浮かんでるらしく、撮影するなら夕刻の方が良かったみたいです。(大失敗)やっぱり夕刻の方が良かったか?
次の写真は餌を捕る為に潜る寸前です。まるで、大きく息を吸って潜る仕草のようです。
ミコアイサ(巫女秋沙)
パンダ顔で人気があるカモの仲間ですが、日本では北海道で少数繁殖するが、基本的には冬鳥です。雌はミミカイツブリの冬羽に似てます。
名前の由来は、「白い衣を着て、目の周りに黒い入れ墨をした巫女」に見立てたのだそうです。
漢字名の「秋沙」は日本で生まれた名前で、秋は季節、沙は「去る」「間」などの説があるらしいが語源ははっきりしないようです。(「野鳥の名前」より)
上の写真は、正面ですが、面白い顔をしてます。
下の写真は後ろから…クリクリ坊主のようです。なんか怖そうな顔ですね。
ミコアイサも岸から離れたので、先週来た南側の公園に移動します。
この日もサカツラガン・マガンは、少し遠いですが元気に泳いでます。
ところで、「ガン」と「カモ」の違い分かりますか?
どちらもカモ科の鳥なんですが、一言で云うと、ガンの方がカモより大きいです。
食べるものも、ガンは主に草食性で、陸の上での食事が多いです。一方、カモは雑食~肉食性です。
換羽もがんは年1回なのに、カモは年2回以上換わります。
話を戻して・・・・・・
婚姻色で頭が白いカワウが水面すれすれに飛びます。
朝日をバックにしたハクチョウです。
最後に、ハクチョウの飛翔
Iさんは主に朝日をバックにしたハクチョウのシルエット写真をかなり撮られたようです。
風がさらに強くなり、カメラを構えても風で身体がゆれるほどです。
体感温度もさらに下がり、寒くなってきたので、そろそろ引き揚げることにします。
3回連続で、今回のプチ遠征の様子を載せましたが、ちょっと長すぎましたね。
反省・・・・・・・・
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コメント
ミコアイサ♂、正面や真後ろから頭部を撮ると、面白いんですよね~
揺れる桟橋の上でデジスコですか(゚0゚)
投稿: やまちゃん | 2011年2月11日 (金) 08時19分
やまちゃん
こちらは今、雪が降ってます。このまま降り続くと明日の朝は真っ白か??
揺れる桟橋ででシスコ使ったのは初めてです。
ミコアイサは揺れる、カメラも揺れる、船酔い気分です。
その割にはピントが合ってたので満足してます。
投稿: ソングバード | 2011年2月11日 (金) 17時00分
こんばんは。
オナガガモの飛翔アップ、すごいです!よく撮れるなぁ、と感心します。
僕もG沼に行ったときには、餌に集まったオナガガモの一斉の飛び立ちにはびっくりしました。
ミコアイサは、いつ見ても綺麗ですね。
波が高いとぶれやすくなるのに、
冠羽の黒っぽいところが緑光沢であることを今年初めて知りました。
新たなおしゃれポイント発見です。
投稿: オコジョ | 2011年2月11日 (金) 21時10分
オコジョさん、おはようございます。
お褒め頂いて光栄です。
飛びものこそ、デジスコと同じように慣れが必要です。
初めのうちは、なかなかファインダーに入らず、失敗ばかりでしたが、
コツを覚えると意外に簡単なんです。
ミコアイサも、本当はもう少し大きく撮りたかったんですが・・・・
ここはオコジョさんのフィールドに近いですよね。
ミコアイサにはもう一度会いに行ってみようと思ってますので、お会いするかもしれませんね。
投稿: ソングバード | 2011年2月12日 (土) 07時58分
凄いですね、警戒心の強い、ミコアイサがバッチリですね。
潜る鳥は、デジスコで撮るのは、難しいですものね、やっとファインダーに入れて、ピントを合わせて、撮ろうと思った瞬間に潜られる事なんて、しょっちゅうです。。凄いです。
オナガガモの、トビモノまで、デジスコで撮られるとは・・・凄すぎです。
投稿: てっちゃん | 2011年2月12日 (土) 13時08分
てっちゃん、今晩は!
お褒め頂いてありがとうございます。
確かにミコアイサは警戒心が強いですね。
餌を捕りながらも、徐々に遠ざかっていきます。
デジスコは、やはりカメラの連写性能のお陰でしょうか。
ただ、オナガガモはデジスコではありません。
飛びものはやはりデジイチに頼ってます。
オナガガモなどはキヤノンEOS-7Dにレンズは456を多用してます。
手振れ防止はついてませんが、軽いシステムなので、手持ちで写してますよ。
投稿: ソングバード | 2011年2月12日 (土) 20時21分