越生梅林を巡る(2)梅園神社など
越生梅林を出て、越辺川(おっぺがわ)をはさんで反対側にある「梅園神社」に向かいます。
国道沿いにあるが、一歩中に入ると、薄暗く、うっそうとした裏山に囲まれた神社です。
左の写真は本堂で、人の姿は見えません。
真正面の本殿は今にも朽ち果てるのではないかと思うほど傷んでいますね。
この神社の祭神は菅原道真・素戔鳴尊・白山姫命で、その起源は数百年前に筑紫の太宰府天満宮より分祀した事に遡る。もとは小杉天神と呼ばれ、明治40年(1907年)に堂山の近戸権現、上谷の三島社を合祀して梅園神社と呼ばれるようになったそうです。
獅子舞が有名だそうですが、一度見てみたい気もします。
正面の狛犬、他の神社と少し違います。小さな子供の狛犬でしょうか?大きな狛犬の足元にいます。
ここのシダレウメも有名だそうで、今満開で綺麗に咲いていますが、残念ながら背景が悪く、写真にはならないですね。
今度は、梅園神社から越辺川(おっぺがわ)に沿って散策する事にします。
越辺川の由来については、「越生の辺りを流れる川」から来ていると云う説や、北海道乙部町の「乙部」と同じようにアイヌ語の「オ・ト・ウン・ペッ(下流の方に沼のある川)」に由来するという説などありますが、詳しい事は分かっていないようです。
アイヌ説の方がロマンチックですね。
梅園神社から越生駅の方へ歩いて行く途中に立派な白梅があり、逆光でキラキラ輝いてます。
満開になればさぞかし見応えなある立派な梅の木です。機会があればもう一度撮ってみたい梅です。
この辺りはどこを見ても、平然と当然のように梅の木が植えられています。
途中「佐藤酒造店」があり、この地方の醸造元で、美味しそうな日本酒が並んでますが、後で寄る事にして先を急ぎます。
佐藤酒造店の先を左に曲がると比丘尼橋です。
越辺川にかかる比丘尼橋近辺の梅も4~5分咲きです。
川に沿った道路からの梅です。(佐藤酒造店の裏庭でしょうか?)
さらに今度は川を左に見ながら川に沿って歩いていきます。
カーブミラーからの梅も面白いですね。
しばらく進むと最勝寺に着きます。ここは梅でも有名なのか、4組ほどの見学の方が居られ、梅見用でしょうか道路沿いに駐車場もあります。
特に最勝寺入口の白梅が見事です。
境内には、こじんまりとしたシダレウメもありますが、まだ4分咲きぐらいでしょうか。
受付の所にはこういうものも置かれています。厄除けカリントウは初めて見ました。
最後に、最勝寺から近い越辺川にかかる新月ヶ瀬橋から見た梅です。
ここはまだ護岸が整備されたばかりで、梅が満開になると人も多くなることでしょう。
ここから駐車場まで戻って、今回の散策は終わりですが、万歩計はほぼ一万歩。
いい運動になりました。駐車場に戻ると時間は12時45分。3時間強の散策でした。
駐車場からほど近い有名(?)なソバ屋「梅の里」で遅い昼食を取る予定でしたが、平日にもかかわらず、店の外まで人・人・人・・・・・
諦めて、「佐藤酒造店」で日本酒をもとめて帰路につきます。
私が買ったのはこれです!少し辛口の吟醸酒。1400円でした。
決して宣伝料は頂いておりませんから・・・・・・・(笑)
今回は「越生梅林」とその周辺を巡ってみましたが、すぐ近くには「黒山三滝」もあり、一日中楽しめるコースだと思います。
この近辺には神社や寺が多く、じっくり回ってみるのも面白いかもしれません。
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