ルリ男君とジョビ男君
1月11日(火)晴れ
今日は午前中時間があったので、K公園へルリビタキの雄探しに出かけてみました。
毎年この公園で楽しませてくれるのですが、今シーズンは雌に会っただけで、雄には会えてませんでした。
所要があった為、観察時間は1.5時間。午前9時ごろに到着すると、まっすぐルリビタキのポイントに向かいます。
近くにジョウビタキの雄がいます。適当に撮って、先を急ごうと数歩進んだ時、突然ルリビタキの雄が現れました。
ラッキーです。少し若そうな男の子ですが、ぜいたくは言えません。
少しの間、同じ枝に留まってくれたので、ゆっくり撮れますが、暗くてバックもあまり良くありません。
冬鳥のように思われてますが、留鳥で、繁殖期は亜高山帯の林などに居て、非繁殖期は山地や平地の林などにいます。
ツグミの仲間で、スズメより少し小さいです。
冬場には都市公園などでも見られますが、雄の綺麗な瑠璃色の成長羽に達するまで3年ほどかかると言われています。
雄の幼鳥の頃は、雌に間違える時があるほどです。
前にも書きましたが、日本には、瑠璃色をした鳥が4種類います。
ツグミの仲間のルリビタキ・コルリ、ヒタキの仲間のオオルリ、カラスの仲間のルリカケス。
コルリとオオルリの写真は、左のサイドバーにあるマイ・フォトの「青い鳥」を見て下さい。
英名はRed-flanked Bluetailで、脇腹の羽毛が赤褐色であることを良く言い表してます。
雌と比べてみましょうか。左が雌です。右がオスの背中部分です。
同じ個体なのに、色合いが違いますね。暗いところの方が瑠璃色が強く出ますね。
もう少し明るいところに出てきました。
どうですか。白と瑠璃色と赤褐色・黒のバランスがいいですね。次は真横です。
途中、ジョウビタキの雄が現れて、ルリビタキを追い立てますが、それにもめげず、結構長く楽しませてくれました。
ジョウビタキ君もどうぞ。左が雄ですが、せっかくなので以前撮った写真ですが、雌も並べてみました。
人懐っこくて、カメラのそばを飛び回ります。得意のポーズです。
そろそろ時間が来たので引き揚げます。
今日は、朝は冷え込んだのですが、日中は気温も上がりそうです。やはり、こんな日の方が、鳥も活発に動くようです。
本来、ツグミとモズを取り上げる予定だったのですが、ルリ男君が撮れたのでこちらを優先しました。
*今回「マイ・フォト」にコミミズクを追加しましたので、見て下さい。
サイドバーの「マイ・フォト」にあるコミミズクをクリックしてください。アルバムが出てきます。
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コメント
ジョウビタキ、まだ見たことありません。
人懐こいとは・・・ うらやましいです。
どの写真も、かわいく撮れてますね。
投稿: やまちゃん | 2011年1月13日 (木) 08時09分
はじめまして。
yahooのkeyさんのブログではお世話になっています。
こちらにも遊びに来させていただきますので、
どうぞ、よろしくお願いします。
素敵な写真をお撮りになられますね~。
なかなか野鳥写真が撮れない僕にはうらやましい限りです。
ルリビタキは、いつ見ても何度見ても、きれいでかわいいですね。
とは言っても、この冬はルリビのオスにはまだ出会っていませんけど・・・。
夏に、繁殖地付近まで登ってみましたが、メボソムシクイの声がするだけで、ルリビの囀りは聞けませんでした。
あのやわらかい囀りの声も魅力です。
光の具合によって瑠璃色も随分と変わって見えるものですね。
とくにオオルリの場合は、日陰に入ると真っ黒になってしまいますよね。
冬は葉がない分、撮影はしやすいのでしょうか
投稿: オコジョ | 2011年1月13日 (木) 13時11分
ルリビタキの光の具合による色々な姿を見せていただき、ありがとうございます。
ルリビタキは渡り鳥と思っていましたが留鳥なんですか、認識を新たにしました。
投稿: key | 2011年1月13日 (木) 14時36分
皆さん、コメントありがとうございます。
やまちゃん
北海道では、ジョウビタキの数も少なく比較的珍しい鳥のようですね。
こちらでは、比較的見やすい典型的な冬鳥の一つです。
北海道にも行くよう、こちらから追い立ててみましょうか。(笑)
オコジョさん、ご来場ありがとうございます。
こちらこそ宜しくお願いします。
オコジョさんのブログにもお邪魔します。
ルリ色は光の具合で全く違う色のように見えますね。
冬は確かに葉が無い分撮りやすいのですが、留る場所によっては枝がうるさい時がありますね。
keyさん
そうなんです。ルリビタキは留鳥らしいんです。
私も2年ほど前初めて知りました。
keyさんのブログのお陰でオコジョさんにもご来場いただきました。
有難うございます。
投稿: ソングバード | 2011年1月13日 (木) 16時54分