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2011年1月

2011年1月29日 (土)

赤い鳥を求めて(その3)

いよいよこのシリーズも3回目です。

ハイタカが突然現れて、小鳥たちは一時、パニック状態でしたが30分ほどすると一番元気なシジュウカラが姿を現し始めました。

続いてコガラやカワラヒワ・エナガの群れが集まってきました。

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ここに出てくるカワラヒワは、MFで見かけるものより頭の部分が黒っぽく感じます。

昨日同様、ハギマシコも現れました。

9862_edited1sハギマシコ(萩猿子)

ウソなどと同じようにアトリの仲間で、年によっては、本州の平地や山地で、かなり大きな群れで越冬する冬鳥です。

移動時には数百羽の群れが観察されてるようです。

北海道の大雪山系や東北の高山では夏季に観察された記録もあるそうです。

ハギマシコ・オオマシコ・ギンザンマシコ・ベニマシコの「マシコ」は「猿子」と書き、猿の古名に由来してます。

「まし」はサルの古名で、ニホンザルのように、体が赤い鳥だという意味から付けられています。

「ハギマシコ」は胸腹に白や淡い紅色の斑点が密にあり、これをハギの花に例えたようです。(「野鳥の名前」より)

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イカルの集団が現れます。20~30羽ぐらいいるでしょうか。

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雄雌とも頭は青い光沢の黒で、大きな黄色の嘴が特徴です。

0140_edited1sイカル(桑鳲(そうし) ・鵤 )

ウソなどと同じようにアトリの仲間で、日本では、九州以北で繁殖し、北のものは冬季、南の暖地に移動します。

平地から山地の針葉樹などの林で生息し、冬には市街地の公園などに現れます。

公園に群れでいる時もありますから、観察しやすいです。

「いかる」と「いかるが」と混同される事がありますが、「いかる」は種イカルのことで、「いかるが」は種キジバトの事だそうです。

名前の由来は、鳴き声の「キーコーキー」を「イーカールー」と聞いてイカルと呼ばれるようになったそうです。(野鳥の名前」より)

昔の人は、耳が敏感だったのか鈍感だったのか詮索したくなりますね。(笑)

それにしても大きなくちばしです。どこかブンチョウに似てますね。

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そろそろ11時です。肝心のオオマシコは現れる気配が全くありません。

残念ですが、後ろ髪を引かれる思いで、ここを離れることにしました。

(*アダージオのMオーナーによると、この後午後3時ごろオオマシコが現れたそうです(涙!))

ペンション「アダージオ」Mオーナー、奥さま、お世話になりました。

さて、次はどこへ寄るか???

とりあえず、Mオーナーから聞いた蓼科湖に寄ってみることにします。

アダージオから車でわずかの蓼科湖は、人造湖なんですが、今日は2/3ほどが凍っています。以前一度来たことがあるのですが、あまり印象に残っていません。

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湖畔周辺を散策してみたものの鳥の姿は見当たりません。

仕方なく、昨日ミヤマホウジロの居たポイント「尖石縄文考古館」周辺へ向かうことにしました。

今日は月曜日の為、考古館は閉館。人の姿は無く、我々二人だけ!

取りあえず、カメラをセットして様子を見ることに・・・・

ヤマガラがやってきて、ちょうど目の前の木のいいところに止まってくれました。

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たまにはスズメもいかが・・・・。結構絵になります。

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見沼のケンケンさんが、ベニマシコの声を聞きつけそちらに移動。

いました。ベニマシコです。

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始めは、藪の中にいたのですが、徐々に雪のある方に移動してくれます。

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この写真はデジスコ(カメラ:キヤノン30S)で撮っていたのですが、背景が雪になる時と周りにに雪がない場面で露出が異なります。

このカメラ、露出補正を頻繁にすることが必要な場面では、操作が非常にやりづらいことが分かりました。

相手はじっとしてくれませんので、ピント合わせと露出補正を同時にやる時はダイヤル操作が難しい。

それでも何とか、「雪のベニマシコ」が撮れました。この個体は赤も綺麗です。

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元の場所に戻ると、タイミング良くミヤマホウジロが出てきました。

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合わせて4羽います。すべて雄のようです。カワラヒワも一緒に・・・・

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ミヤマホウジロ(深山頬白)

ホオジロの仲間で、日本では冬鳥として全国に渡来しますが、西日本の方が多いようです。

カシラダカなどと同じように後頭に冠羽があり、良く立ててます。雄は眉斑と喉の部分が黄色で良く目立ちます。

漢字名の「深山」は文字通り、人里離れた深い山のことで、そのような場所に生息しているということでしょう。

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上の写真は、道路の方に出てきたミヤマホウジロです。

やはり、このように後ろが抜けていないところでは、デジスコの弱点が出ますね。

赤い鳥を求めて(その1)のカケスやノスリの写真と比べてみて下さい。これが同じデジスコかと思うくらいの差が出てきます。(機器のせいではなく腕が悪いのかも???)

いつの間にか午後1時を過ぎてしまい、空も曇って来て風雪が舞い始めました。

この辺で、今回の蓼科高原鳥見行を終わります。

残念ながら、今回の遠征ではオオマシコは見れませんでした。自然が相手ですから仕方ありませんね。もう一度挑戦してみたいと思います。

しかし一か所で、これだけの種類の鳥さんが見れて満足でした。

見沼のケンケンさん、お疲れ様でした。

最後に、今回お世話になったペンション「アダージオ」さんを紹介しておきます。

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オーナーのMさんご夫婦でやっておられます。

ベランダには、ご紹介したいろいろな小鳥が目の前に現れ、初めての鳥見さんでも十分に楽しめます。(オーナーのMさんからいろいろアドバイス貰えますよ!)

夕食も和食系で、美味しかったです。ヽ(´▽`)/

地元の日本酒「真澄」もありますよ~。

ただし、冬場はノーマルタイヤでは無理ですので、ご注意を……

「アダージオ」の詳細は下記のホームページをご覧ください。

http://www.adagio-nagano.com/home.html

今回の鳥見行で確認出来た鳥

シジュウカラ・コガラ・ヒガラ・ゴジュウカラ・コゲラ・アカゲラ・カシラダカ・ミヤマホウジロ・ホウジロ・マヒワベニマシコハギマシコイカルウソカワラヒワ・ヒヨドリ・カケスヤマガラスズメ・カラス・トビ・ハイタカ・ノスリ・ツグミ・エナガ ・マガモ・カルガモ・コガモなど28種類でした。
(青字の鳥を今回掲載しました)

[今回使用した機材]

デジイチ (カメラ:キヤノン40D・7D  レンズ:キヤノン456・シグマ150-500)

デジスコシステム (スコープ:ニコンED82 カメラ:キヤノン30S)

*写真をクリックすると大きくなります。

      

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2011年1月27日 (木)

赤い鳥を求めて(その2)

1月24日(月)蓼科高原の朝です。

外はさすがに凍るような寒さですが、雪は降ってません。

朝は7時過ぎから小鳥が動き出すらしく、オーナーの助言通りカメラを室内にセットし待機します。

途中朝食を取りながらの鳥見ですから、贅沢なもんです。

しかし、どうした訳か、鳥さんの出が悪く、オーナーのMさんも心配そうです。近くにハイタカでもいるのか???

シジュウカラに交じって、やっとウソが現れました。

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頭の後ろと背中は灰色で、喉もとの赤が鮮やかです。黒く見える頭や羽の部分は、青い光沢のある黒です。

9916_edited1s ウソ(鷽・嘯鳥)

アトリの仲間で、日本では3亜種の記録があり、亜種ウソは本州中部以北で繁殖し、冬は九州以北の低地に移動します。場所によっては留鳥または冬鳥です。
亜種アカウソは冬鳥として九州以北に渡来し、亜種ウソと一緒に行動してることもあるようです。腹の部分が赤みを帯びてますからすぐ分かります。
亜種ベニバラウソはまれに冬鳥として北海道や本州で記録があります。

その語源は、口笛でまねることが出来る「フィーフィー」と聞こえる鳴き声によります。

口笛を吹くことを「嘯吹」(うそぶき)ということから「ウソ」。(「野鳥の名前」より)

特徴のある分かりやすい鳴き声なので近くにいるとすぐ分かります。

雄と雌は比較してみると良く分かります。左が雄で右が雌です。

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エナガ
の群れも周期的に来ます。

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森の精みたいで、私の好きな鳥の一つです。

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カケスも周りでうろうろしてますが、かなり神経質で、なかなか良いところに止まってくれません。取りあえず証拠写真です。

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ゴジュウカラも、あちこち頻繁に移動します。

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シジュウカラに交じってコガラの群れもやってきます。

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肝心のオオマシコは全然姿を見せません。

……と、突然!ウソを狙ってハイタカが飛び込んできます。目の前でこんな光景が見られるとは思いませんでした。

一瞬、ベランダの手すりに止まったのですが、写真は撮り損ないました。残念!!!!

ハイタカもウソを捕えるのに失敗したようです。

その後、30分ほど、小鳥は姿を見せませんでした。

こんな様子では、オオマシコは見られないかもしれません。オーナーも心配そうです。

小鳥と一緒に、愛嬌者のニホンリスも登場です。逆光で毛が綺麗に透けて見えます。

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小鳥を気にせずヒマワリの種に一生懸命です。近くの木に4~5匹いるようです。

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結構大きいです。

時間はすでに午前10時を過ぎました。オオマシコは来てくれるでしょうか??????

*画像をクリックしてください。大きくなります。

                                ・・・・・・・・・・続く

    

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2011年1月25日 (火)

赤い鳥を求めて(その1)

今年初めて、蓼科へ鳥見行きです。(写真の整理が全部済んでませんので、2~3回に分けて載せていきます。)

以前からオオマシコやハギマシコを我が写真リストに加えたいと思っていたのですが、なかなか機会が無く延び延びになっていました。

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今回は蓼科で比較的楽に観察できる所があるということで、蓼科高原のペンション「アダージオ」に行くことにしました。

同行者は見沼のケンケンさん。(我が愛車はノーマルタイヤの為、車は見沼のケンケンさんにお願いしました。)

二人で午前8時前に出発し、圏央道「川島IC」から中央道「諏訪南IC]を目指します。

山梨県に入ると富士山が綺麗です。

途中のサービスエリアからの写真です。(写真の黄色い文字を見て下さい)

富士山とリニアモーターカーの実験線(白いチューブ状)・中央本線が見えます。

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当初、諏訪湖によって「御神渡り(おみわたり)」を見るつもりだったのですが、湖の氷が解けて、今は見れないとの事で、諦めて「諏訪南IC」から直接「尖石(とがりいし)縄文考古館」へ向かいます。

途中、猛禽類が出そうなところを注意しながら走ってると、かなり先の大きな木の上に何かいます。ノスリのようです。

100メートル近くあったと思いますが、これぞデジスコの威力ですね。

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「尖石縄文博物館」周辺が、ペンション「アダージオ」のオーナーから事前に聞いていた第一の探鳥ポイントです。

道中、雪はそれほどありません。ここまではノーマルタイヤでもOKな感じですが、ところどころ影の部分には雪が残ってアイスバーンになってます。

まずは考古館の駐車場に車を止めて館内に入ります。(入館料は500円)

日曜日にもかかわらず中はガラガラで、歴史に疎い私としては、あまり関心が無いので、あっという間に見終わってしまいます。

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妙齢の受付嬢に聞いてみると、この館の裏側の森が探鳥ポイントらしく、鳥見さんを良く見かけるとの事。

館の周辺には餌台が数か所あり、たくさんの小鳥が訪れるらしい。そう云えばこの周辺に餌台を良く見かけます。いわゆる、餌付けのためではなく、そこに訪れる鳥達を楽しむ趣旨の餌台のようです。

それにしても、この時期この森にデジスコセットを担いで入って行くには、かなり注意しないと・・・・・・・

遊歩道には、かなり雪が残っていて場所によっては凍っています。

周りで3~4羽のカケスが、大きな声で騒いでますが、動きが激しく、カメラの射程に入りません。

取りあえず、高い木の上のカケスです。

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周辺を散策してるとシジュウカラが10羽程地面に群がって、餌をついばんでます。

良く見ると地面に餌がばらまかれてるみたいですが、人一人居ません。

しばらく様子を見てると、ヤマガラカワラヒワ・カシラダカも交互に来ますが、音には敏感で、少しの物音で飛び立ってしまします。

取りあえずここにカメラをセットして待つことにします。

遠くの方からシロハラが少しずつ近づいてきました。

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上の木の枝にマヒワも来ました。色が薄いですね。

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この間、ヤマガラやシジュウカラ・カワラヒワが群れで交互に来ます。

………と!何やら頭が黄色い鳥が来ました。

ミヤマホウジロです。まさかこんな所で会えるとは思いませんでした。ラッキー!!!

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バックの白いところは雪です。一度飛び立った後も2回ほど顔を出してくれました。

この後すぐそばの「竜神池」ものぞいてみましたが一面の氷で人の姿も小鳥も見えません。

時刻はすでに午後1時を回ってますので、おなかの虫が鳴いてます。

ペンションに向かう道中にあるソバ屋さんで遅い昼食です。

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「アダージオ」のオーナーに紹介された「みつ蔵」という小さなソバ屋さんです。地元では有名らしく、少し高いですがおいしかった!!

(鴨南せいろ1700円でした。)

ペンション「アダージオ」に着いたのが午後3時少し前、途中、道路の影の部分は残雪があり注意が必要です。

「アダージオ」でコーヒーをご馳走になりながら、チェックインの手続きをしてる間にも、ベランダに鳥が集まってきます。

早速、部屋の中にカメラをセットさせてもらいました。

シジュウカラ・ヤマガラ・コガラ・エナガ・カワラヒワなどが交互に群れでやってきます。

そのうちハギマシコもやってきました。初撮りです、

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オーナーの話によると、今年は近くにハイタカが居座って餌台の小鳥を狙っているらしく、鳥の出方が悪いとの事。(特にオオマシコはこのところ姿を見ない日もあるらしい)

このことは、事前にオーナーからメール連絡を受けていて了解して来たものの、なんとか会いたい気持ちは変わりません。

でも最悪の場合、ハイタカの写真でもいいか!!

皆で雑談していると、外はだんだん暗くなってきました。

明日に期待して、今日は撮影終了です。

風呂に入って夕食は和食です。ビールに熱燗。ほろ酔い加減で鳥談議!!外は氷点下!

明日に期待して今日はお休み!!

                          ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・続く    

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2011年1月21日 (金)

大宮公園の梅

1月21日(金)朝から少し風がありますが、快晴です。

ちょっと、合間に大宮第2公園の梅の様子を見てきました。

一部の紅梅が咲いてますが、白梅はチラホラの状態です。

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まだ少し時間がかかりそうですね。梅林の入り口に説明の看板があります。

これによると、ここ大宮公園には約45種類520本ほどの梅の木があるそうです。

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ソングバードとしては、鳥の写真だけではなく、花も撮ってるのですが梅の花はせいぜい「白梅」「紅梅」「シダレウメ」ぐらいの区別しか出来ません。

「これは恥!」と、あわてて調べてみました。

梅(英名:japanese apricot)

英名通り、まさにアンズの近縁種だそうで、容易に交雑するそうです。

その為、梅には300種以上の品種があり、紅梅系・野梅系・豊後系の3系統に分類されるそうです。

この内、梅の実を採るのは主に豊後系で、この実が採れる梅は日本に100種類前後あるようです。

今は「花見」というと桜をイメージしますが、奈良時代以前は、「花」というと「梅」を指した方が多かったらしいです。

(ウィキペディア参考)



今日の写真は、ポツリ・ポツリと咲いてる梅の花をマクロで撮ってみました。

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朝9時ごろですから、光は斜め横から射してます。

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紅梅もどうぞ!ちょっと中途半端な露出です。

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今日はまだメジロは見かけませんでしたが、もう少しすれば「梅にメジロ」ですね。

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参考までに、この大宮第2公園の「梅まつり」は2月26日(土)27日(日)です。

最後に、ウメにまつわる言葉です。考えてみて下さい。

「桜伐(き)る馬鹿、梅伐らぬ馬鹿」 

「東風吹かば にほひおこせよ梅の花  主なしとて 春な忘れそ」

「桃栗三年、柿八年、柚の馬鹿野郎十八年、梅はすいすい十六年」



23日からいよいよ長野行です。赤い鳥居るかなあ!!   

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2011年1月19日 (水)

動物園の鳥

このところA公園に2日続けて行ってみましたが、写真的には大した成果がありません。

レンジャクもたまに顔を出してるようですが、きまぐれですし、アリスイのポイントには連日10~20人ぐらいの鳥見さんがいます。

グランドではタゲリが2~3羽単位で餌をついばんでいます。タヒバリもいます。

マヒワは相変わらず20~30羽単位でハンノキを渡り歩いています。トラツグミもいます。

林ではいつものノスリが飛び回っていますし、ハヤブサやハイタカは急降下で小鳥を狙ってます。

結構いるんですが・・・・・

そんな訳で、今回は息抜きを兼ねて、動物園の鳥をちょっと取り上げてみました。

動物園って馬鹿に出来ないんです。結構面白い鳥がいます。

まずは上野動物園からアカショウビンです。

アカショウビンは何回かトライしてるのですが、自然の状態ではまだ撮れてません。

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次はシロハラクイナです。以前O田圃近くにも出た事があったのですが・・・・

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オオワシも居ました。確かオジロワシも居ましたね。

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次は近所にある大宮公園の小動物園のワライカワセミです。

大きな声で鳴いてますから、すぐに分かります。結構大きいですね。

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智光山公園の小動物園のオシドリ夫婦です。

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アメリカオシドリです。派手ですね。

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ここにはサカツラガンもいます。

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どうですか?ここにはほんの一部なんですが、動物園には「こんな鳥が!!」と思うような鳥が飼われているんです。

最後に、動物園ではありませんが、富士花鳥園で行われてるフクロウの実演です。

ケープワシミミズクです。かっこいいですね。カメラメーカーのCMでもお馴染でしたかね?

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ちょっとユニークな顔の持ち主のクロワシミミズクです。

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もう一枚。顔、分かりますか?????

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どうですか?今回取り上げたのはほんの一部で、実際はもっとたくさんの種類がいます。

動物園に行かれたら、ぜひ鳥のコーナーを探してみて下さい。

珍しい鳥に遭遇できるかもしれません。

・・・・・・・・・・今回は息抜きでした。(手抜きではありませんので・・・・笑)      

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2011年1月18日 (火)

ツグミとモズ

やっとツグミとモズです。

ツグミもモズも冬の時期みられる普通の鳥ですが、普段はあまりカメラの対象にならない鳥さんです。(特にツグミは・・・・)

そこで今回ツグミとモズを載せてみます。

まずはツグミ(鶫)

ツグミの仲間は非常に種類が多く、アカハラやシロハラなどはもちろん、ノビタキたオオルリ・ルリビタキなどもツグミの仲間です。

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本種には、亜種ツグミ亜種ハチジョウツグミの2亜種が知られており、日本には2亜種とも冬鳥として全国に渡来します。

普通に公園などで見られるのは亜種ツグミで、亜種ハチジョウツグミは数が少ないです。

口を「噤む」からツグミとつけられたそうです。冬は良く聞こえた鳴き声も、夏になると全く聞こえなくなるから、だそうです。(「野鳥の名前」より)

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個体によって、模様や大きさが異なります。

次の写真は、以前K公園で撮ったハチジョウツグミです。

ツグミと一緒の群れに交じってることもあるようです。

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本来、もっと胸の部分が赤いのですが、この個体は若鳥か、亜種ツグミとの中間個体かも知れません。

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次はモズ(百舌・百舌鳥・鵙)

この鳥は昔から馴染がある典型的な留鳥ですが、日本中どこででも見られます。

初秋、縄張り宣言の為、キィーキィーと大きな声で鳴くことでも有名です。

雄はアイラインがくっきりしてます。

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名前の由来は、いろいろな鳥の鳴き真似をするので百舌。
「も」は「百」、「す」は鳥を意味する接尾詞だそうです。(「野鳥の名前」より)

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小さな猛禽類で、「百舌の速贄(はやにえ)」でも有名ですね。

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雌は、目がかわいいです。

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モズの写真は毎年撮るのですが、飽きません。

遠景も良いです。

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チゴモズやアカモズなども撮りたいのですが、これからの課題です。 

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2011年1月16日 (日)

M公園の水飲み場

1月16日(日)晴れ

全国的に寒波が訪れてる中、今日は朝から強い北風が吹いてます。

朝からどうしようかと悩んだ挙句、久しぶりにM公園へ出かけてみることにしました。

案の定、池面には寒そうに白波が立っています。オナガガモも陸に集合し、池の真ん中には何も居ません。

仕方なく風を避けるため奥の水飲み場に移動します。

その間、アオジ・シロハラ・アカハラ・ホオジロ・ツグミ・ヒヨドリ・オナガガモ・コガモ・オオバン・バン・カイツブリ・カワセミ・シメ・カワラヒワ・カルガモなど見かけますが、目新しい鳥さんは居ません。

今日はシジュウカラも見かけません。

突然、マヒワが1羽現れます。群れではなく1羽だけも珍しいですね。

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今年A公園周辺でマヒワを良く見かけますが、ここでは初めてです。

水場に降りて、水を飲み始めます。色が少し薄いですね。

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鳥見さんに時々お会いするが、あまり成果はなさそうです。

そのうちkeyさんが自転車で来られ、しばし談笑。
久しぶりにお会いしたが、今日は自転車も寒そうです。一緒に同じ場所で、再びマヒワを待つことに・・・・

それにしても寒いです。

待つ間、暇つぶしに、近くに来たヒヨドリをドアップで・・・・
日陰で、ちょっと神秘的な色ですね。

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次はツグミです。

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シメも来ましたが、水場には降りてきません。

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だんだん体が冷え込んできますし、そのうち時間切れ。

ここでkeyさんにお別れしましたが、この後マヒワが出たそうです。(keyさんのブログ)

良かったですね!!

帰り際に青空をバックにカワラヒワ。こうして見るとマヒワみたいです。

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池に、オナガガモの群れに交じってユリカモメが1羽いました。

近づいても逃げないので、これもドアップで失礼!!

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本当に寒い1日でした。早く帰って熱いコーヒーでも飲みたい~!!

keyさん、お疲れ様でした。

*クリックで写真が大きくなります。

   

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2011年1月15日 (土)

ビンズイとヤマガラ

1月14日(金)晴れ

このところ朝、冷え込む日が多くなってますが、日中は陽だまりに居ると心地よい気分です。

今日は午前中2時間ほどA公園Kの森、午後からはO公園にも顔を出してみました。

A公園のレンジャクは、このところ見かけた人は少ないらしく、鳥見さんも少なくなっています。

ハチジョウツグミもいるらしいが、確認できず。

いつもの水飲み場も水がだいぶ減って、このまま天気が続くと、干上がりそうな気配でした。

マヒワは相変わらず元気で、ハンノキに群がってます。

そんな訳でA公園では大した成果もなく、午後は久しぶりにO公園へ出かけます。

早速、松林に、ここの名物ビンズイがいます。そっと近づいても逃げません。

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ビンズイ(便追・木鷚)

セキレイの仲間で、日本では四国以北で繁殖し、冬は暖かいところへ移動する留鳥です。

低山から亜高山の林や岩場に居て、冬は松林にでよく見かけます。

ビンズイ、それにしても面白い名前です。タヒバリに似てますね。

タヒバリもセキレイの仲間ですから親戚ですね。(ちなみに、ヒバリはヒバリ科の鳥です)

「ビンビン、ツィツィ」と鳴くからビンズイとつけられたらしいのですが、まだ鳴き声を聞いたことがありません。(「野鳥の名前」より)

夏羽はもっと白と黒がはっきりして綺麗ですね。

次の写真は同じところですが、在庫からです。

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参考のためにタヒバリも載せてみました。似てますね。

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池を覗いてみましたが、近々、池の水をすべて入れ替えるらしく、周辺の一部が立ち入り禁止です。氷がまだ張っていてオナガガモだけしか居ません。

水が綺麗になって来年の今頃、いろいろな水鳥で賑わってくれるといいのですが・・・・

何日か前、ここにレンジャクやアトリもいたそうですが、今日は姿が見えません。

ヤマガラが元気に飛び回ってます。

「シダレウメにヤマガラ?」やはりあまり絵になりませんね。

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ヤマガラ(山雀・山柄)

シジュウカラの仲間で留鳥です。シジュウカラが街にいるのに対して、山にいるカラ類という意味で、ヤマガラと呼ばれますが、ヒガラやコガラなども兄弟です。

バックに紅梅を入れようとしたのですが、なかなか思い通りの所に留ってくれません。

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「シジュウカラにシダレウメ」もどうぞ。こちらはバックに紅梅が入りました。

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もう少しすると、この梅も満開になります。

その頃もう一度撮ってみますね。

ヒヨドリがハンカチの木の実を食べてます。

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カワセミも元気です。

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冬鳥がだいぶ出揃ってきましたが、やはり数が少ないようですね。

1月下旬には蓼科へ遠征する予定ですが、果たして成果は????? 乞うご期待!

 

 

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2011年1月12日 (水)

ルリ男君とジョビ男君

1月11日(火)晴れ

今日は午前中時間があったので、K公園へルリビタキの雄探しに出かけてみました。

毎年この公園で楽しませてくれるのですが、今シーズンは雌に会っただけで、雄には会えてませんでした。

所要があった為、観察時間は1.5時間。午前9時ごろに到着すると、まっすぐルリビタキのポイントに向かいます。

近くにジョウビタキの雄がいます。適当に撮って、先を急ごうと数歩進んだ時、突然ルリビタキの雄が現れました。

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ラッキーです。少し若そうな男の子ですが、ぜいたくは言えません。

少しの間、同じ枝に留まってくれたので、ゆっくり撮れますが、暗くてバックもあまり良くありません。

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冬鳥のように思われてますが、留鳥で、繁殖期は亜高山帯の林などに居て、非繁殖期は山地や平地の林などにいます。

ツグミの仲間で、スズメより少し小さいです。

冬場には都市公園などでも見られますが、雄の綺麗な瑠璃色の成長羽に達するまで3年ほどかかると言われています。

雄の幼鳥の頃は、雌に間違える時があるほどです。

前にも書きましたが、日本には、瑠璃色をした鳥が4種類います。
ツグミの仲間のルリビタキ・コルリ、ヒタキの仲間のオオルリ、カラスの仲間のルリカケス

コルリとオオルリの写真は、左のサイドバーにあるマイ・フォトの「青い鳥」を見て下さい。

英名はRed-flanked Bluetailで、脇腹の羽毛が赤褐色であることを良く言い表してます。

雌と比べてみましょうか。左が雌です。右がオスの背中部分です。

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藪に近い暗いところから少し明るいところに出てくれました。

同じ個体なのに、色合いが違いますね。暗いところの方が瑠璃色が強く出ますね。

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もう少し明るいところに出てきました。

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どうですか。白と瑠璃色と赤褐色・黒のバランスがいいですね。次は真横です。

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途中、ジョウビタキの雄が現れて、ルリビタキを追い立てますが、それにもめげず、結構長く楽しませてくれました。

ジョウビタキ君もどうぞ。左が雄ですが、せっかくなので以前撮った写真ですが、雌も並べてみました。

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人懐っこくて、カメラのそばを飛び回ります。得意のポーズです。

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そろそろ時間が来たので引き揚げます。

今日は、朝は冷え込んだのですが、日中は気温も上がりそうです。やはり、こんな日の方が、鳥も活発に動くようです。

本来、ツグミとモズを取り上げる予定だったのですが、ルリ男君が撮れたのでこちらを優先しました。

*今回「マイ・フォト」にコミミズクを追加しましたので、見て下さい。

サイドバーの「マイ・フォト」にあるコミミズクをクリックしてください。アルバムが出てきます。      

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2011年1月11日 (火)

レンジャクに未だ遭遇せず

A公園にレンジャクが入ったことを聞き、7日午前中と10日午後の2日間出かけてみましたが、まだ会えてません。

タイミングが悪いのか、日頃の心掛けが悪いのか・・・・・(その日に遭遇した人も居られるとの事ですから・・・・・)

それにしても、今年はヤドリギより、トウネズミモチの実を食べているらしく、面白い現象ですね。

調べてみると、「トウネズミモチ」はモクセイの仲間。 中国が原産で、公園や工場などの目隠しとして植えられるらしい。

この木の実は「もともとヒヨドリが好んで食べ、あとはムクドリやオナガ・ツグミなどが食べる程度」との事。

今の時期、ここでは圧倒的にツグミが群がってます。

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そして、シロハラもこの実を食べてますね。

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シロハラが食べてるのは初めて見ました。神経質なのか、いつも周りを気にしながら・・・・

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肝心のレンジャクは、まったくその気配がありません。暇つぶしに地面に降りたモズを撮ってみました。この子はあまり人を恐れていないようです。

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いよいよ、この場所を諦めてヤドリギのある所まで移動しましたが、ここでもレンジャクの気配なしです。

待機中の鳥見さん達も暇そうに、談笑してます。

マヒワは元気で、30羽ぐらいの群れでハンノキにいます。

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10日は風が強く、ハンノキの枝が大きく揺れてますが、あてずっぽうにシャッターを切ります。

エナガも元気に群れで移動してます。

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結局、2日間とも、レンジャクは観察できませんでした。後日のお楽しみですね。

でも、今回暇つぶしに撮ったツグミとモズ、じっくり撮ってみると、結構面白いんです。

モズは毎年、かなりの枚数を撮るのですが、ツグミは今まで、真剣に撮ったことはありませんでした。

次の写真は、羽を広げたところですが、綺麗ですね。(近すぎて、画面からはみ出してますが・・・・)

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木漏れ日のモズもかわいいです。

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そんな訳で、次回は、ひょうきん者で賑やかなツグミと哲学者モズを取り上げてみます。

その間レンジャクに遭遇できればいいのですが・・・・   

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2011年1月 9日 (日)

ルリ子さんとジョビ子さん

1月6日(木)今年初めてK公園に出かけてみました。

昨年は、まだ下草刈りなどで騒がしく目新しい鳥さんは居ませんでした。

今回は期待していたのですが、まだ下草刈りの作業が残っていて、草刈りの音が響きます。

鳥見さんも予想以上に少なく、活気がありません。

元気に飛び回ってるのはカシラダカぐらいで、ベニマシコは声も確認できません。

3950_edited1s カシラダカ(頭高)

ホオジロの仲間で、スズメぐらいの大きさで、日本には冬鳥として渡来します。

林や葦原などで、群れで行動している事が多いです。

左の写真、頭の先の羽が逆立ってますね。

緊張すると頭頂の羽毛が逆立って、頭の高さが高くなることから「頭高」と呼ばれます。(「野鳥の名前」より)

冬羽は雌雄同色で地味ですが、夏羽の雄は顔の茶色の部分が黒くなり綺麗です。

初めて見たときはホオジロと間違えるかも知れませんね。

以前2月末に撮ったカシラダカの雄ですが、渡りの直前でしょうか、頭頂の冠羽が大分黒くなってます。

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ここの定番のアリスイはまだ健在のようですが、今日は確認できませんでした。

ジョウビタキの雄も例年より少ないし、毎年見かけるヤマガラの姿も確認できません。

人懐っこいジョウビタキの雌はまだ居ました。このジョビ子さんは手が届きそうなところまで近づいてきます。デジスコでは近すぎて撮れません。

取りあえずこちらが後ろへ下がりながら、アップで撮ってみました。

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目がクリッとしてかわいいですね。何を考えてるのでしょう。物思いに耽ったようにじっとしてます。

少し進むと、今度はルリビタキの雌が突然足元に現れました。

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ファインダーに入りきらないので、今度も後ろへ少し下がります。尾羽の上部分が綺麗な瑠璃色です。

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背景が汚いので、アップ写真だけ撮ります。顔だけ見るとジョウビタキの雌によく似てますね。

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今度は正面からです。

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この後、ルリビタキの雄を求めて歩き回りましたが、見ることはできませんでした。(ルリビタキの雄はすでに確認されているのですが、今回も失敗です。)

結局確認できたのは・・・・・
シジュウカラ・カシラダカ・シロハラ・アカハラ・ツグミ・ヒヨドリ・ミソサザイ(声のみ)・ホオジロ・アオジ・ハクセキレイ・シメ・モズ・カワセミ・マガモ・エナガ・ジョウビタキ(雄、雌)・ルリビタキ(雌)・カケスなど・・・・・

   

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2011年1月 7日 (金)

久しぶりのタゲリ

1月4日と5日午前中、久しぶりにA公園へ出かけてみました。

レンジャクが来ているとの事でしたが、そちらの方には行かず、運動を兼ねてP森とその周辺です。

元気なのはマヒワとシジュウカラ・コゲラぐらいです。

シメがだいぶ増えて来てるようですが、他に目新しい鳥さんは見当たりません。

少し離れたところにタゲリの群れです。

20~30羽程居るのでしょうか?2グループに分かれてるようです。

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タゲリは、前に取りあげた事がありますが、全身の写真が少なかったので、今回改めて載せてみました。

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ここは田圃ではなく平地ですので全身が撮れます。カラスが盛んにタゲリを追いかけますが、都度飛び立っては暫らくすると戻ってきます。

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次は右向きです。冠羽がピンと立ってるのが特徴ですね。

背中は金属光沢があって、綺麗です。おもに昆虫やミミズなどを捕って食します。

目が大きくて、ハトほどの大きさですが、翼はハトより長いです。

この写真、実は画像処理をして、周りを敢えてぼかしてます。

デジスコの弱点なんですが、背景がごちゃごちゃしてると、線ボケや丸ボケが強くて非常に見難い写真になってしまいます。(高倍率で被写界深度が浅い為仕方ないのですが・・・)

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次は正面からの写真です。正面の写真は今回初めて撮れました。

結構、頸はスリムですね。

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警戒心が強い半面好奇心も強いようです。群れの中の1羽が近づいてきて、デジイチでも届くところまで来てくれました。

こちらの方が少し遠いですが、ボケが柔らかくて見やすいですね。

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飛び立つときは、1羽が必ずと言っていいほど「ミュー」と鳴きます。

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1羽が飛び立つと、後に続いて一斉に飛び立ちます。

飛翔も白と黒のコントラストが綺麗です。

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背中の金属光沢が分かりますか?

9138_edited1s_2

今回は結構ゆっくり撮ることが出来ました。ちょっと写真的にはあまり良くないのですが、頭のてっぺんから足まで撮れたことで、満足!満足!

最後は、林の中のシメとコゲラです。コゲラの赤い舌が見えます。

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こんな調子で、結局、タゲリだけがメインになってしましました。

*画像クリックで大きくなります。

       

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2011年1月 5日 (水)

新春初撮りはコミミズク(2)飛び物

前回に続いてコミミズクです。

今回のコミミズク鳥にはデジスコとデジイチに両刀使いでやってみたのですが、やはりデジスコの飛び物には修業が必要ですね。

遠くのものはなんとか撮ることが出来るのですが、近くは惨敗です。両目視には訓練が必要ですね。

デジスコで飛び物を撮る方が居られますが、すごいです!!

そんな訳で、結局、飛び物はデジイチに頼ることになりました。

まずは、少し遠目から……こちらを見ながら飛んでます。

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ここのポジションは、西日の逆光で、日の当るところと、当たらないところはあり、コミミズクを追ってる間に、露出が暴れて苦労します。

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同じ個体ですが、飛ぶ位置によって、西日の当り具合によって色味が異なります。

今度は右向きです。

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少し後ろから・・・・・

低く飛びながら獲物を探してるようです。

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日が徐々に傾いて、斜光が強くなってきますが、かえって羽が透けてきれいです。真横から撮ると顔が全く見えず、ちょっと不気味ですね!!

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次は、羽の上に光があたります。徐々にSSが上がらない為、流し撮りのようになってきます。

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今日は運よく、まだ明るいうちに飛び回ってくれた為、ISOも極端に上げず撮れました。

いつもこんな状態だと嬉しいのですが・・・・・

最後にもう一枚

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結局午後4時過ぎまで居ましたが、今日は比較的早い時間帯に飛び回ってくれたのでラッキーでした。

もう少し遅くなると綺麗な色が出ず、ちょっと厳しいですね。

 

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2011年1月 4日 (火)

新春初撮りはコミミズク(1)

1月3日(月)晴れ

年末から昨日にかけて、子供が帰って来たりでバタバタ状態でしたが、今日は年が明けて3日目です。少々体が重い!!(酒のせい??)

運動を兼ねての初撮りの鳥さんは何にするか?まだフィーバーしてるらしい「サバクヒタキ」か、縁起物の「フクロウ系」にするか?

サバクヒタキは、多分二度と撮れないから、行きたいけれどちょっと遠い。

結局ズボラ者の私としては、縁起物のフクロウ系「コミミズク」の方を選びました。

今回は新春初撮りのコミミズクの止まり物を中心に載せてみます。(次回は飛び物中心)

見沼のケンケンさんが年末に撮られたポイントは、自宅から1時間少し。今回は見沼のケンケンさんに同行をお願いして、午後に出発です。

現地には午後2時頃到着。今回はデジスコとデジイチの両刀使いです。

2時半ごろ、遠くの方に2羽のコミミズクがバトルをしてます。縄張り争いでしょうか?

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そのうち1羽が葦原の上を飛び回り始めました。

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ここには3羽程居るようですが、それぞれ縄張りを持ってるようです。

午後3時を過ぎると行動が活発になってきます。ヒラリヒラリと葦の際を左右に飛び始めました。途中、草の上に着地。

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人が近づかないせいか悠々と休憩中です。日が傾いて西日が強くなってきます。

3183_edited1sコミミズク(小耳木兎)

北半球の中・高緯度地域で広く繁殖し、日本には冬鳥として、全国の渡来します。

ミミズクの仲間の特徴である羽角は短く、ほとんど見えない時の方が多いようです。

虹彩は黄色です。

コミミズクという名前は「耳の小さいズク」という意味で、漢字名は小耳木兎。(ズクはフクロウ類の一部を示す名称)

林ではなく、農耕地や河原、埋め立て地などで見られ、日中は草むらなどで休憩し、主に日没ごろから活動を開始します。

ネズミなどを捕食します。(「野鳥の名前」参照)

いよいよ逆光が強くなりますが、かえって羽が透けてきれいに見えます。

人間と同じように平面な顔ですから、真横から見ると、少し滑稽ですね。

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鳥見さんが写真を撮る為に挿した枝にも止まりました。目の前だったので少しあわてましたが、しばらく止まったままです。

後ろを向いた時です。フクロウの仲間は真後ろも振り向けます。

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上の方が気になるようですね。

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途中、何度かギャーという声で鳴きますが、縄張りを宣言しているようです。笑ってるように見えますね。

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最後に、木の枝から飛び立った瞬間です。左に飛んでくれれば良かったのですが、反対側でお尻方向です。

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逆光で、羽が綺麗に透けて見えます。

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連続写真です。

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こうしてみてみると、フクロウの仲間も愛嬌があって面白いですね。

次回はコミミズクの飛び物を載せてみたいと思います。

*写真をクリックすると、少し大きな写真が見れます。

*コメントは、下段の(コメント)欄をクリックしてください。名前とコメント記入後、送信でOKです。

*今回shimadaさんのブログ「趣味の果樹に野菜」をMy Linkに追加しました。姫路で趣味で果樹や野菜の栽培に挑戦されてます。ご覧ください。   

 

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2011年1月 1日 (土)

2011年

明けましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いします。

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昨年7月から始めた拙いブログに、たくさんの皆さんが訪問頂きありがとうございました。

今年も地元埼玉を中心に花鳥風月の写真を載せていきますのでよろしくお願いします。

(今年の目標)

「今年はなんとか鳥写真を160種類まで増やしたいです!!」

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