プチ遠征(1)菅生沼と五霞町
12月18日(土)晴れ。
このところよい天気が続いてますが、肝心の鳥さんは不作続きです。
そこで今回は、見沼のケンケンさんと一緒に、プチ鳥見行きです。
コースは菅生沼(コハクチョウ)ー五霞町(コミミズク)ー渡良瀬(コミミズク・ミサゴ)まで、埼玉県・茨城県・栃木県にまたがる大遠征(??)です。
午前8時に合流して、まずは「菅生沼」の上沼に向かいます。
菅生沼は茨城県の坂東市と常総市に隣接する沼で、南北5.5km、東西0.4kmの湿地帯です。
南部は下沼、北部は上沼と呼ばれ、ハクチョウなどに水鳥や猛禽類なども観察できます。
埼玉県野田を経由し、茨城県に入ると間もなく菅生沼です。駐車場も完備されていますので便利です。
ここはコハクチョウが大半で、オオハクチョウもまれに見られるそうです。
まずは、駐車場からデジスコで撮ってみました。推定距離90メートル(グーグルマップで換算)、焦点距離12ミリ(35ミリ換算約2600ミリ)ですが、なんとか合格点ですね。
親子の群れでしょうか?親2羽と幼鳥3羽が何か語り合ってるようです。
沼の畔まで降りてみましたが、コハクチョウのほかにオナガガモやマガモがたくさんいます。
しばらくすると、風上に向かって、4~5羽ぐらいの単位で派手に離水し始めました。ここからの写真はすべてデジイチです。
足をバタバタさせながら派手な飛び方ですが、さすが迫力があります。
飛び立つ方向に何が居ようとお構いなしです。
この2枚は連続写真ですが、コハクチョウの足で踏まれそうになったマガモが、あわてて左に逃げてる様子です。
写真を撮り始めた時は、風の方向が悪く後姿ばかりです。(飛行機と同じように風上に向かって飛び立ちます。)
飛び立った後は、沼の先でUターンをして、反対方向へ飛び去って行きます。
この沼に戻ってくるのは夕刻になるのでしょうか。
並んで飛ぶときは、綺麗な編隊飛行です。
この沼のコハクチョウは成鳥と共に、たくさんの幼鳥もいます。親子同士もかなりいるのでしょう。
成鳥の中で、真っ白なハクチョウが少ないので、近くの鳥見さんにその理由を聞いてみると・・・
この沼の水は鉄分が多いのだそうです。その為、早くから来ている個体は頭や腹の部分が茶色に染まってしまうらしいんです。
来て間もない個体は白いそうです。確かに白い綺麗な個体もいます。
少し経つと風向きが少し変わってきましたので、横からの写真が撮れます。
この個体も頭が茶色になってますね。
ここでは、猛禽類も良く観察できるそうですが、上空をミサゴが飛んでました。証拠写真程度しか撮れません。
もう一枚、飛び立ちの写真。6羽の群れです。
時刻は11時半、ここから同じく茨城県の五霞町に向かいます。
毎年コミミズクが出てるそうで、場所の下調べをする為に寄ってみました。
迷いながら河川敷に降りてみましたが、いかにも飛んできそうな雰囲気です。
コミミズクの情報が入れば改めて来てみるつもりです。
以下、プチ遠征(2)に続きます。
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