タゲリとチョウゲンボウ
11月13日(土)朝から天気が良いので、見沼地区を歩くことにしました。
リュックに456のみの軽装です。
公園の池には、賑やかなオナガガモ以外に、ヒドリガモ・バン・オオバン・コガモ・カルガモ・カワウなど。
池の奥には、ジョウビタキの雌が入ったようで、「ヒッ、ヒッ、カッ、カッ!」と大きな声で鳴いてます。
その先では別のジョウビタキの雄と雌が林と川の間を行き来してます。
今年はジョウビタキが一気に増えたみたいで、我が家の近くでも雌を見かけるほどです。
田圃の周辺を歩いてると、タゲリが4羽、稲を刈り取った後の田圃の中に居ます。
しかし、遠いです。456では届く距離ではありません。上の写真は、トリミングしてあります。
飛び上がった瞬間は撮れたのですが、後姿のみです。
あっという間に飛び去って行きました。
タゲリの写真は毎年撮るのですが、警戒心が強く、なかなか良い写真を撮らせてくれません。
翌14日(日)再挑戦してみました。
今日は、朝からあいにくの曇り空で、状況は良くありませんが、午前7時半に見沼のケンケンさんと待ち合わせて出発です。
現地に着くなり、6羽飛んできて田圃に降ります。ラッキー!!
タゲリが落ち着くのを待って、近づいていきますが、やはり遠くて、稲穂の中です。じっと待ちますが、左右に動いてくれるだけで、こちらには来ません。
ケリに似てますが、後頭部にある黒くて長い冠羽が特徴です。
この時期になると、集団で田圃などに訪れる冬鳥ですが、警戒心が強く、飛び立つときには1羽が大きく「ミュー」と鳴いて、一斉に飛び立つことが多いです。
飛翔写真も撮ったのですが、空抜けで露出補正もしていなかった為、真っ黒。
取りあえず画像処理したものですが・・・・・
その後、車で移動し、調整池方面へ向かうことにしました。
チュウヒやオオタカが出ていると聞いていたのですが、そこは避けて、川沿いに歩きます。
突然チョウゲンボウが現れて、真上の高圧線に止まります。
若鳥のようですが、まだ狩りが苦手なのか、葦藪に急降下しますが、獲物に逃げられたようです。
その後、近くの木の上に止まってくれたのですが、残念ながら、曇り空で色が出ません。
しかも距離が遠い!取りあえずデジスコの倍率を上げてみます。
チョウゲンボウ(長元坊)
下から見た飛んでる姿がトンボのヤンマが滑空している姿に良く似ている。ヤンマのことを方言で「ゲンザンボー」などと云うことから「鳥ゲンボー」か? (「野鳥の名前」より)
もう少し光があればいい写真になったと思うのですが、仕方ないですね。
この後、もう一度タゲリの居た場所に戻ってみましたが、農作業の人がいた為、今日ここで退散。
最後に、帰り際、公園で撮ったバンのド・アップ写真です。
足を見て下さい。たくましい足ですね。
今回は少し長くなってしましました。反省します。┐(´д`)┌ヤレヤレ
しかし、少し成果のあった2日間でした。
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コメント
タゲリに出会いましたか。上空を飛んでいたという話は聞いていますが、今期は未だ見ていません。
光の条件が悪い中、飛翔写真を綺麗に撮れましたね。
投稿: key | 2010年11月15日 (月) 15時51分
毎年、同じ場所で撮るのですが、今年は少し早いようです。
私も今季初認でした。
飛翔の写真は、事前準備不足でしたが、何とか画像処理でごまかしてます。
投稿: ソングバード | 2010年11月15日 (月) 16時01分
いやあ~たくさん撮られていますね。
タゲリは、今年の3月に初見しましたが、とても綺麗な鳥ですよね。
トビモノが、バッチリですね。
チョウゲンボウは、9月に初見でした。
投稿: てっちゃん | 2010年11月16日 (火) 00時25分
てっちゃん、おはようございます。
「撮れる時に、目一杯撮る!」のが主義でして、帰ってからの処理が大変です。
時にはPCが悲鳴を上げる事も・・・・(笑)
タゲリも、昔はこの近辺で普通に見られたらしいのですが、最近はめっきり数が減ってるそうです。
田んぼが少なくなってるせいでしょうか。
投稿: ソングバード | 2010年11月16日 (火) 05時52分