京都プチ旅行(2)
法然院を出て少し歩いたところに、甘味処「よーじや」がある。油取り紙で有名な、あの「よーじや」が営んでるようです。
女房殿ともども、少し歩き疲れ気味で、休憩することに・・・・・しかし、店内は満席。
平日にもかかわらず、カップルや若い女性のグループで一杯です。裏庭の奥に、油紙の店があり、さすが商魂たくましいなあと思いながらも、中を覗くことに・・・・中には、いろいろな油紙や、装飾品が置かれて、にぎわっています。
暫し、待ってみましたが空く様子がなく、断念して再び「哲学の道」へ…
途中、さすがにのどが渇き、傍らの喫茶店で休憩!!
途中、観光の外国人と頻繁にすれ違いますが、欧米人が多いことに気付きます。
京都はさすがに、外国の観光客が多いですが、東京秋葉原などと違い、欧米人の方が多いですね。
面白い事に、欧米の人たちは、総体的に個人観光で、公共の交通機関を平気に利用して楽しんでるのに対し、アジア系の人たちは、観光バスで団体行動。
アジア人たる日本人が、団体で海外の観光地を訪れる光景とダブります。
いよいよ南禅寺に到着です。日はかなり傾き、木に囲まれたところは薄暗くなってきました。
この門は石川五右衛門の「絶景かな!絶景かな!……」で有名ですね。
臨済宗南禅寺派大本山の寺院で、釈迦如来が祀られています。
日本最初の勅願禅寺で、京都五山や鎌倉五山の上におかれる別格扱いの寺院で、日本の全ての禅寺の中で、最も高い格式を持つそうです。(ウィキペディアより)
南禅寺の湯豆腐も有名ですが、もともと南禅寺周辺の参道の勧進料理が起源とされています。
湯豆腐で一杯もいいのですが、まだ午後五時ですので先を急ぎます。
本堂の横道を抜けて、庭園で有名な「南禅院」へ向かいます。残念ながら拝観時間が過ぎており、諦めて、横に見える「水路閣」周辺を散策です。
1980年完成の第一疏水と1912年完成の第二疏水とあわせた総称で、琵琶湖の水を京都へ通す為に造られた水路だそうです。
今でこそ、この南禅寺境内にある「水路閣」が京都の風景として定着していますが、建設当時は、景観を損なうとされて、反対の声もあったそうです。
驚いたことに、ここを今でも水が流れているのですが、この水を今でも、京都御所や東本願寺の防火用水として使われたり、東山の庭園に使われたりしてるそうです。驚きですね。
南禅寺を後にして、疏水の横の国道を少し歩くと、いつの間にか右手に「京都市立博物館」が見えてきました。
続いて平安神宮の大きな鳥居が見えます。
ここにたどり着いたのが、午後6時前で、結構歩きました。(約4時間)
足が棒のようですが、ここからバスで三条へ向かいます。
下を流れるのは鴨川で、南に向かって三条大橋・四条大橋・五条大橋・七条大橋と続きます。
五条大橋は牛若丸で有名ですから分かりやすいのですが、ここで疑問です。
何故、六条が無いのでしょうね???
ちょうど夕刻時で、鴨川の河原は、カップルで一杯です。
この辺で、お腹もすいてきたので、ランチタイムです。
三条大橋のたもとにある豆腐料理店で、湯豆腐と豆乳鍋を注文。まずはお疲れ様の乾杯です。
この後はほろ酔い加減で、先斗町から四条大通りへ抜けます。
30年ぐらい前に訪れたころのイメージがありません。観光客がやたら多く、リーズナブルな飲み屋が並び、普通の繁華街化してました。
これも時代でしょうかね。
四条大通りに出て、四条大橋を渡ると、すぐ右手に南座が見え、先には八坂神社も見えます。
この辺りが俗に言う祇園です。
次回は、清水寺から祇園へ回ります。
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コメント
ご夫婦で良い旅をされましたね。
殊に奥様が喜んでおられることでしょうね。
投稿: key | 2010年10月12日 (火) 18時52分
keyさん、ありがとうございます。
珠には、女房孝行しておかないと、好きなことも出来ませんからね。
夏のコヨシキリの手前のポイントに、ノビタキが5羽ほどいます。
明日写真をアップしますが、結構人馴れして、じっとしてると近くに止まります。
セイタカアワダチソウに止まるのを待ったのですが、途中で、鳥見人さんが増え、諦めました。
投稿: ソングバード | 2010年10月12日 (火) 21時03分
水路閣へは良く行きますが、旧都ホテルから入り、金地院の横を通り、昔の発電所用水路を見ながら、細い道を抜けると、疎水分流へ出ます。光が上手く入ると、木漏れ日、流れが面白く、じっくり見ながら水路閣へ出ます。中々、これと言う作品にはなりませんが。
先斗町は早朝歩きます。撮影に支障が無く、三脚も立てられますが、夜の喧騒は有りません。どちらが良いでしょうかね。でも夜の犬矢来は色合が良いですね。私も一度夜に挑戦してみます。
投稿: SPAT | 2010年10月23日 (土) 16時45分
SPATさん、今晩は。
絵になりそうで絵にならない。写真も難しいですね。
どうしても、絵ハガキ写真になってしまします。
先斗町の夜も面白いです。手持ち撮影になりますが、「これもまた楽し!!」ですかね。
投稿: ソングバード | 2010年10月23日 (土) 19時47分