カワセミ物語(2)飛び込み
今回は、カワセミの飛び込みシーンです。
カワセミが魚を捕るシーンは、だれもが「一度は撮ってみたい!」写真の一つではないでしょうか。
ところが、これが結構大変で、根気と忍耐・タイミングは当然ながら、写真の腕前、カメラとレンズの性能にかなり左右されるようです。
ましてや自然の状態で、撮るには、カワセミの生態や餌場・そのカワセミの癖を熟知しておかないと、なかなか偶然で撮れるものではないと最近、特に感じます。(ラッキーチャンスは別ですが・・・)
一番、撮りやすいのは「お立ち台」から飛び込んでくれる場面。
カワセミ君は、枝や竿などを立ててやると、そこに止まる習性があるようで、この写真などは典型的ですね。
しかしこのような写真は、自然ではありませんし、みんな同じような写真になってしまします。
次の写真は、お立ち台から飛び込んだところを撮ったものですが、左の写真は、見事にファインダーからずれてます。(水しぶきがきれいので載せてみました)
右の写真は、連続写真ですが、残念ながら顔が見えません。いつも、こんなものですね。(笑)
次は、小魚をくわえて、飛んでいるところを狙ったものです。(左の写真)距離があれば狙えますね。
右の写真は、ホバリングから飛び込んで、上がってきたところですが、背景が悪いですね。
良く見て下さい。餌を捕るときの飛び込みと少し違うのが分かりますか?
水面で、僅かですが、留まってます。こういうときは、同じ場所から、何度も飛び込んでくれますから、結構撮りやすいんです。
このように、いろいろ楽しませてくれるカワセミ君ですが(カワセミ物語(1)でも触れたように)、結構、環境適応力が強く、悪臭がしそうなドブ川でも見ることが出来ます。
次の写真がそうですが、かえって、きれいに見えますね。
最近は、温暖化の影響でしょうか、一説では、カワセミの最近の年間産卵回数は3~4回で、今までより増えてるそうです。
その分、寿命が短くなっているようですが、本当のところはどうでしょうか???
他にも写真はたくさんあるのですが、、改めてマイ・フォト「カワセミ」に掲載していきます。
次回は「ドアップ写真」の予定です。
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コメント
9月18日(土)柏のフォトスリー・柏かわせみの会第13回展を見てきました。川を整理・清掃し環境整備の上、かわせみを撮り続けて居られる団体です。以前は、餌採り、求愛、子育て等が多かったのですが、今回はやや背景を考慮して、鳥以外とのバランスを配慮した絵柄が増えた様に思いました。最近は、鳥だけでは会員が集まり難いとかで、花、風景を加えてフォトスリーと名付けられた様です。全紙サイズですが、皆さんシャープなピントでした。経験者によりますと、鳥はデジタルに最適な被写体だそうです。
Song Birdさんの9月度作品はすごいピントで、綺麗な露出ですね。この猛暑の中、良く出掛けて居られますね。体を大切に!
私は、同窓会x2、父母の墓参を兼ねて、9月12日~15日京都へ行き、京都御所を見て来ました。蒸し暑く、参りました。
投稿: SPAT | 2010年9月21日 (火) 23時02分
SPATさん、おはようございます。
そうなんです。鳥の写真は、一瞬のシーンを逃さないよう、連写を多用することが多く、デジタルに向いてるのかもしれません。
夏の盛りの時期は、鳥枯れで、花や虫や風景を撮りに行くことが多いですね。(秋・冬・春が最盛期です)
私も、SPATさんのような写真を撮れるよう努力してますが、やはり感性の違いは感じますね。
また、京都の写真楽しみにしてます。
私も、10月に、京都へ行く予定ですが、「墓参り」も兼ねてますので、写真が撮れるかどうか???
投稿: ソングバード | 2010年9月22日 (水) 05時28分