ホテイアオイとオニバス(2)「オニバスと忍城」
ホテイアオイの次はオニバス(鬼蓮)です。
道の駅「童謡のふる里おおとね」から少し北に向かい、利根川を渡ると、北川辺町に出ます。
もう少し行くと、すぐに栃木県です。消防署を右に曲がり、少し走ると、右手にオニバスの自生地があります。
昨年初めて来て、今年は2回目ですが、オニバスの状態はよくありません。
昨年来たのが17日、今日が23日ですから、少し時期が遅かったのかもしれませんね。
すでにカメラマンが5~6人が、其々のポイントで、撮影されておられましたが、オニバスの状態が悪いので、どうしてもい数か所に集中します。
使用したのは、70-200ミリにエクステンションチューブEF-12です。(PL仕様)
オニバス(鬼蓮)はオニバス属のスイレンの仲間で、植物全体に大きなトゲが生え、これが「鬼」の所以であるらしい。
アジア原産で、日本の北限は新潟市。
葉は成長するにつれて、形も細長いハート型から円形に変わっていく。
円形葉の大きさは直径30センチから2メートル程度。(1911年、富山県氷見市で直径267センチの葉が見つかっている)
絶滅危惧種にも指定されており、富山県氷見市の「十二町オニバス発生地」は国の天然記念物に指定されている。
よく葉の上に子供を乗せた写真で有名なものはオオオニバスで、オオオニバス属の植物である。(資料:ウィキペディア)
写真を見ただけでは分かりませんが、小さい花です。(花も葉もトゲトゲです)
葉の様子です。成長前の葉はしわしわで、ハート形をしてます。左の写真は、その先端部分で、右の写真は、成長前の葉と成長後の葉が写ってます。
我が町さいたま市からそれほど離れていない行田市ですが、振り返ってみると、通過してるだけで、今まで立ち寄ったことがありません。「さきたま古墳群」や「古代ハス」で有名ですが、同行のIさん曰く、「足袋の町でも有名で、一時は全国の足袋生産の80%を製造していた。」そうです。
今回向かったのは、町の中心に位置する「水城公園」です。
この公園は、毎年ホテイアオイが咲くことで有名で、一度来てみたい場所でした。
昨年より半月ぐらい早く咲いたそうですが、状態はあまりよくありません。特に岸部に近いところは悪く、写真になりません。
花も小さく(これが普通なのかもしれませんが・・・)全体的に小ぶりです。
ホテイアオイの周囲には、面白い水草が取り囲んで、水面にきらきら輝き、まるで星が瞬いてる様で幻想的です。
水上公園のそばにある「忍城」にも寄ってみました。
「忍城」は別名「忍の浮き城」「亀城」と呼ばれている。
関東7名城の一つで、石田光成の忍城水攻めは日本三大水攻めの一つに数えられる。
1478年、地元の豪族であった成田正等・顕泰父子が築城したと云われている。
湿地帯を利用した平城で、今はこじんまりした小さなお城です。
もともと、沼地だったところに島が点在する地形に、橋を渡す形で築城されたらしい。
当時の沼の名残は、現在の水城公園に見るとわかる。(ウィキペディア引用)
外から、車で素通りしながら眺めたでけでしたが、小ぶりの、なかなか立派なお城のようでした。改めて訪れてみたい気もします。
今回は、ちょっと短時間(午前中だけ)の撮影行でしたが、なかなか凝縮した面白い半日でした。Iさんお疲れ様でした。
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