江戸東京博物館「大昆虫博」
27日は、月1回の写真部の定例会です。
今回は熱中症などで、体調を崩したメンバーもいて、欠席者が多く、出席者は13名ほど。
一人3枚ずつ持ち寄った写真を、みんなでワイワイガヤガヤと評価しあうのだが、それぞれの主張があり、これがまた楽しい。
セミプロ級の人もいるが、小生を含めて、大半が素人のレベルだから、余計楽しいのかもしれない。
この会に参加して、2年少しになるが、振り返ってみると、写真に対する考えが少し変わってきたように思う。
今までは、鳥や花を中心に撮ってきたが、この会に参加してからは、虫や風景・スナップまで手を出すようになり、幅が広がってきたようだ。(いまだにスナップ写真は苦手ですが…)
みんなで昼食をした後、ふと思い付き、江戸東京博物館の「大昆虫博」へ行ってみました。
大江戸線[両国]駅からすぐにある江戸東京博物館。
初めて見たが、結構大きな建物で、たっぷり空間が取ってあり、近代的な建物である。
平日のせいか、人はまばらで、「大昆虫博」周辺だけが、小中学生でにぎわっているだけ。
一時期云われた典型的な「無駄の象徴」の感がする。
JR[両国]駅側からみた江戸東京博物館です。隣には「国技館」があります。
「大昆虫博」の入り口は小中学生やその父兄の人たちでにぎわっていたが、入口にはいきなり大きなバッタのオブジェがあり、驚かされる。
これは期待できるかも?と入場料1300円を支払って会場の中へ…
中は9つのゾーンで出来ており、昆虫の展示だけでなく、[日本の四季と虫]や[虫シアター][虫と遊んで学ぼう][昆虫ラボ]などがあり楽しませてくれそうです。
又、虫オヤジで有名な養老孟司氏・奥本大三郎氏・池田清彦氏などがナビゲートするコーナーもある。
中に入るなり、原色鮮やかなチョウなどが展示され、結構迫力があるが、外国種が多い。
さらに進むと、蝶だけでなく、甲虫類も多く展示されていて、標本の状態が非常に良いため、迫力がある。
小学生などにはやはり甲虫が一番人気らしく、にぎわっていた。
蝶をはじめ、日本種の昆虫の展示が予想外に少なく、ガッカリ!
やはり、地味で小さい種類が多いため、展示映えしないのでしょうかね。
こんな昆虫が展示されてます。
大好きなギフチョウです。
中にも大きなオブジェがありました。
その他、昆虫ロボットなどわずかな展示がありましたが、大したことはなく、とってつけたような展示内容でした。
ちょっと面白かったのは、「東京の虫たち」のゾーンで、やくみつる氏が作った番付表。
全部読めるでしょうか?頭の体操です。(画像をクリックし、大きくして楽しんでください。)
東京の昆虫たちの増減表を、相撲番付風に書かれたものですが、正解は、下の写真を見てください。
一回り見学してみましたが、今回の見学を独断と偏見で評価すると…
どうも、1300円の入場料の価値はなさそうです。
もちろん、きれいなチョウや大きなクワガタ・カブトムシが多く展示されてるものの、大半が外国種の昆虫であり、身近な昆虫はほとんどありません。
(派手で綺麗な昆虫はほとんど外国種だから、ある程度は仕方ありませんが・・・)
他のコーナーは残念ながら、昆虫マニアにはとても満足の出来る出来栄えではありませんでした。
ソングバードとしては、今のところ、鳥さんの方が興味があるが、写真のテーマを増やすには、昆虫にも興味を持つことが必要かな?
ちょっと話は脱線しますが…
昆虫の種類は、地球上に約100万種類が確認され、さらに毎年数千種以上の新種が発見され続ける可能性があり、総数は500万種類がいると云われているそうです。
当然、人類が滅びても、昆虫類は悠然と生き残るに違いありません。
又、昆虫だけではないのですが、最近は、あらゆる生物分野で外来種がはびこってきてる、と思いませんか?
この時代、ある程度はやむを得ないと思いますが、「日本の固有種、がんばれ!!」と声援を送りたいと思います。
1時間ほどして外に出てみると・・・・暑い!!
帰りはJR[両国]駅に出て帰りましたが、ホームから、今話題の「スカイツリー」です。
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コメント
ブログ開設おめでとうございます。早速お気に入りに登録しました。
楽しみに読ませていただきます。
投稿: ハマくらぶ | 2010年7月31日 (土) 14時50分
ハマくらぶさん
早速登録して頂いたそうで、ありがとうございます。
これからも2~3日に一度程度更新していきますので、見てください。
投稿: ソングバード | 2010年7月31日 (土) 18時12分