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2010年7月31日 (土)

鳥さんの子育てシリーズ3(ツミ)雀鷹

猛暑がぶり返してきましたが、お互いに体調を崩さないよう気をつけましょうね。

さて、いよいよこのシリーズ第3弾です。

ほとんどの鳥さんたちは、すでに子育てを終えつつあるシーズンになりましたが、今回はこのシリーズ最終回です。

ツミ(雀鷹)ってタカをご存知でしょうか?

良く写真を撮ってると、近所の方に聞かれます。
「あの鷹は何ですか?」・・・「ツミですよ!」・・・「ツミですか?」「ツミって何ですか?」

それほど、あまり一般には知られてないタカの仲間ですが、関東地方では夏鳥として、昔から親しまれ、最近では、公園や神社など、人目に付くところに営巣してるんです。

S 左の写真は、今年、近くの神社で撮ったものですが、良く見てください。
雄の若鳥です。虹彩が赤く、腹部の模様がまだハート型なのが分かりますか?
雌の虹彩は淡黄色で雄より体は一回り大きいです。
又、成鳥になると、腹部の模様が縞模様で、もっとはっきりしてきます。

山と渓谷社「野鳥の名前」によると・・・
日本では最小のタカの仲間で、昔から雌を「ツミ」、雄は「エッサイ」(悦哉)とも呼ばれる。
悦哉の悦の意味は「喜んで従う」であり鷹狩用のタカとして、「飼いやすく、仕込みやすい鷹」の意かもしれない。
ツミの漢字名についている雀は「小さい」という意味と「小鳥を狩る」の意・・・
とある。

昨年は、町の児童公園やMFのA公園で営巣したため、雛の育ち具合など、たっぷり観察できたが、今年は、まったく姿を見ることが出来ませんでした。

ところが、今年6月頃、ある神社で偶然カラスが盛んにツミにモビング(疑似攻撃)してるところを見つけ、観察してみると、近くに営巣している様子。

7月1日、久しぶりに訪れてみると、かなり大きくなったヒナが2羽確認できたが、どうも3羽いるようである。
巣立ちまで、あと1週間ぐらいか?・・・・楽しみである。

その後、7月8日と11日に訪れてみたが・・・下の写真を見てください。

左の写真が8日で、右の写真が11日ですが、多分同じヒナだと思います。
左の写真は、まだ巣から出たばかりで、どことなく、オドオドしてますが、11日の写真では、すでに、鷹の風格が出てきてますね。

わずか3日で、これだけ成長するのですね。

78s 11s

次の写真も11日撮影したものです。

11日には、巣の中に1羽、巣の横に1羽、少し離れた木に1羽、合計3羽が巣立ったようです。どういう訳か、すべて雌のようです。

711s

雛が巣の回りで羽ばたきの練習をしていても、近くの木には若いお父さんが…

S_2

写真を撮っていると、近所のお年寄りが数人集まってこられ、「ここは、かなり前から毎年タカがいるのですよ!!」との事。

毎年、まわりに騒がれることなく、ツミが自然に人の生活に溶け込んでいる様子で、嬉しくなってきます。いつまでもこの環境が保たれればよいのですが…

最後に・・・・・昨年7月に撮った写真ですが、ツミの雄が雌の為に餌を捕ってきてえさを渡す場面です。(オスが戻ってきたとき、メスは巣で抱卵中?)見てください。

まず、雄が餌を捕ってきます。(ムクドリでしょうか)

S

次に、雌を呼んでます。(虹彩は赤色です)

S_2

雌が、雄の所へ飛んできます。(手前が雌です)

S_3

雌が、餌をゲット。(虹彩が淡黄色です)

S_4

如何でしょうか。いくら小さくとも、やはり猛禽類ですね。迫力があります。

[追伸]

Iさんから、燕の子育て最新情報です。(7月28日)
あっという間に大きくなってますねえ!!

Photo    2

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