« 鳥さんの子育てシリーズ1(ツバメ) | トップページ | 江戸東京博物館「大昆虫博」 »

2010年7月25日 (日)

鳥さんの子育てシリーズ2(アオバズク)

毎日暑い日が続きますね。

鳥枯れのこの時期は、トンボ撮りに出かけるのですが、さすがこの暑さでは、躊躇します。

そんな訳で、今回は子育てシリーズ第2弾「アオバズク」(青葉木兎)です。

アオバズクは各地の身近な公園や神社で観察され、この時期になるとブログなどの話題になることが多い猛禽類です。

S 日本ではほぼ全国に分布し、関東では夏鳥です。

ハトと同じぐらいか小さいぐらいの大きさです。

フクロウの種類でよくみられる、兎の耳のような羽角(ウカク)はありません。

虹彩は黄色で、ぎょろ目がかわいいですね。

他のフクロウ類と同じように夜行性で、小鳥や昆虫類を食べてますが、卵を抱くのはお母さん、お父さんは外で見張り役のようです。

左の写真は、昨年撮ったものですが、昼間は、巣の近くの枝でじっとしたままで、愛嬌もありません。(たまに目を開けます。)

雄と雌の区別がつきません!!

山と渓谷社の「野鳥の名前」によると、アオバズクという名前は、落葉樹の葉が芽生え、青葉若葉の季節に渡来するので「アオバズク」と命名されたらしい。

ズクはフクロウ類の一部を示す名称で「木兎」と書くらしい。

神社や公園などの木のホコラに営巣するため、人の目にも止まり、鳥撮り仲間だけでなく、散歩途中の人たちも和ませてくれる。

昨年は2か所で楽しませてくれたが、その内の一つは、ヒナが巣立った後、強風で木が倒れ、今年は別の場所を確保したようだ。

もう一か所は、残念ながら、巣がヘビに襲われ、巣を放棄してしまったらしい。
今年は、観察されていないようだ。やはり自然は厳しいものですね。

次の写真は、昨年育ったヒナですが、この巣の木は、すでに倒れてしまってありません。
雨が降ってきたらどうするのでしょうね。心配になります。

S

巣がヘビに襲われたと思われるアオバズクの親です。(昨年の写真です)
この写真を撮ったときには、巣の中には、まだ卵か小さなヒナがいたのでしょうね。
それにしても大きな目です。

S_2 

[今年も元気に巣立ちました。]

いつもの公園では、今年も元気に営巣し、3羽巣立ったようです。

巣の中から小さなヒナが顔を出してる写真もあるのですが、今回は見沼のケンケンさんが、巣立った直後の写真を撮られてますので、お借りしました。

見沼のケンケンさんも鳥撮り仲間ですが、雛の巣立ち直前から1週間、毎朝午前4時ごろから観察を続けられたそうです。(脱帽…)

暗くて、SSが上がらず、かなり苦労されたようです。

ご苦労された傑作写真をご覧ください。

まずは、巣立ったばかりの雛です。
巣から近くの枝に移動したばかりで、まだ不安そうな顔をしてますね。
1日おきに3羽のヒナが巣立ったようです。
しばらくの間は、近辺で狩りの練習でしょうか。

Photo

巣の近くでは、親がじっと見守ってます。

Photo_2

セミを捕ってきたようです。

Photo_3

子育てが終われば、南の方へ渡っていくのでしょうか。

追伸

見沼のケンケンさん、写真ありがとうございました。

巣が特定される写真は掲載を控えました。

|

« 鳥さんの子育てシリーズ1(ツバメ) | トップページ | 江戸東京博物館「大昆虫博」 »

」カテゴリの記事

コメント

青葉ヅク、やはり青葉が似合う鳥です。今日はちょっと涼しいような気がしますが、まだまだこの暑さは続くと思うと
体調には注意しないといけませんね!!お酒、タバコ、コーヒー・・・・・推定年齢75歳の診断を受けてショックを受けております。

投稿: 見沼のケンケン | 2010年7月26日 (月) 05時02分

楽しいですネ、小生では先ず出来ないことがいとも簡単に?写真にしてしまう事が素晴らしいですね。
時間を見つけながらこれからもブログを楽しみたいと思います。

投稿: 宮代ショウチャン | 2010年7月26日 (月) 18時31分

見沼のケンケンさん
コメントありがとうございます。
お互い、いつまでも若いと思ってるうちが花ですね。
身体には気をつけましょう!!いつになっても身体が資本です。

宮代のショウチャンさん
これからも、出来るだけ更新していきたいと思ってます。
一緒に楽しみましょう!
素敵な写真をメールで頂けると、ご紹介していきたいと思います。

投稿: ソングバード | 2010年7月26日 (月) 19時59分

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 鳥さんの子育てシリーズ2(アオバズク):

« 鳥さんの子育てシリーズ1(ツバメ) | トップページ | 江戸東京博物館「大昆虫博」 »